ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

海外で出合う世界のチーズ

2017-03-22 10:00:00 | おいしい食べもん
私が海外で買いたいものは、昨日紹介したパテの瓶詰めだけではありません。
真夏はさすがに厳しいですが、海外では チーズもよく買います。

チーズの関税は29.8%。
それゆえ、日本で買うよりも手軽に買え、しかも、日本ではお目にかかれないような珍しいローカルチーズに出合えることもあるからです。

面白いなぁ~と思ったのは、トルコの三つ編みチーズ



シコシコとした食感が楽しい“パスタフィラータ”タイプのチーズで、手で裂くと、チーズが繊維状になります。

騎馬遊牧民を祖先に持つトルコには、130種類を超えるチーズがあるといわれています。
トルコでは、チーズのことをPeinir(ペイニル)と呼び、複数形はPeiniri(ペイニリ)となります。



この三つ編みチーズは“Örgü Peiniri(オルギュ・ペイニリ)”と呼ばれるもので、トルコではポピュラーなチーズです。



なんともユーモラスな姿ですよね(笑)



ミルクっぽいやさしい味わいで、噛みしめていると、ミルクが滲み出てくる感じがします。
塩気はとてもマイルドでした。
加熱するとチーズが柔らかくなるので、フライパンで焼いたり、パンの上に乗せてチーズトーストにするのも美味しいです。



250gのボリュームで、5ユーロほど。こんなパッケージで売られています。
持ち寄りパーティーにこのまま丸ごと持参したら、きっと喜ばれそうです。



トルコ・イスタンブールのアタテュルク空港国際ターミナルのショッピングエリアで購入できますので、帰国の際にアタテュルク空港を利用する方は、ぜひ覗いてみてください。



アタテュルク空港国際ターミナルのショッピングエリアのチーズコーナーは充実ぶりが半端ありません。



あれもこれも買いたくなって困ります(笑)





こちらは、ブルガリアで買った山羊のチーズ



一見すると、木綿豆腐のよう(笑)



切り出すとポロポロ崩れました。
ピリッとした味わいで、塩気がしっかりあります。

ブルガリアはヨーグルトが有名ですが、チーズもよく食べられているようで、価格も安く、種類も豊富でした。

チーズは、国や地方によって色々なものがありますので、ワイン同様、現地での出合いが楽しみなもののひとつです。


コメント
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