ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

「六本木一丁目」駅直結ワインショップ誕生

2014-01-16 12:22:11 | ワイン&酒
本日オープンする 「Chateau Mercian Tokyo Guest Bar」 が入るアークヒルズサウスタワーの地下1階~1階は、作り手の顔が見えるオープンな食のコミニュティゾーン(ARK KITCHEN FLOOR)となっていて、「Chateau Mercian Tokyo Guest Bar」を含む10軒の飲食店と、1軒のスーパーマーケット「福島屋」が新規開店 します。

「福島屋」 は、全国の生産者から厳選した食材が並ぶ ナチュラルフードマーケット
野菜、魚介類、の生鮮品をはじめ、パン、スイーツ、惣菜、寿司など、すぐに食べられるフードも充実。こだわりの日本酒、焼酎、ビールなども置いてありました。



フロアのメイン通路を挟んだ向かい側には、ワインショップ 「THE CELLAR Roppongi」 が1月14日にオープンしました。



ワインショップを運営するのは、有名店長 内藤さんでおなじみの、「カーヴドリラックス」(虎の門)

私が立ち寄った際に、ちょうど内藤さんがいらしたので、お話を伺いました。


入ってすぐ左手の棚に世界のワインがずらり

リラックスならではの手頃な価格帯が充実したセレクトで、フランス、アメリカはもちろん、タイのワインもありましたし、日本のワインも並んでいました。


シャンパーニュをはじめとしたスパークリングが冷えています

奥のガラスケースにブルゴーニュなどの高級ワインも用意され、ワインをギフトにしたい時のニーズにもバッチリ対応できる品揃えです。


チーズコーナー もありました

チーズはチーズ専門店「フェルミエ」からのもの。
普通のスーパーではお目にかかれない珍しいチーズもあり、チーズ好きなら目がらんらんと光ることでしょう(笑)

持ち寄りワイン会などに行く前にここに寄れば、ワインもチーズも調達できます。
なんたって、地下鉄の駅直結!という便利さが嬉しいですよね



もうひとつ嬉しいことに、ワインショップに隣接するコーヒースタンドでも、ワインが グラス500円 で飲めるとか


ショップの奥がコーヒースタンド

さらに、ショップで買ったワイン をスタンドに 500円で持ち込んで飲める サービスも!



ワインを買ったものの、家まで我慢できない人には最高です
ちょっとしたフードもありますので、すっかり長居してしまいそう?(笑)




夕方などには ワインの無料試飲コーナーも店頭で行われるようですよ(不定期)

THE CELLAR Roppongi
東京都港区六本木1-4-5アークヒルズサウスタワーB1
(東京メトロ 南北線「六本木一丁目」駅 直結)

平日  8:00~22:00
土日祝 10:00~21:00


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「シャトー・メルシャン」コンセプトショップが都内にオープン

2014-01-15 11:00:10 | レストラン&店
日本ワインのリーダーシップ的存在である シャトー・メルシャン(山梨県甲州市勝沼町)が、初のコンセプトショップ 「Chateau Mercian Tokyo Guest Bar」 を、2014年1月16日(木)に都内にオープンします。

オープンに先駆け、メディア向けの内覧会がありました。

場所は、東京メトロ南北線「六本木一丁目」駅の改札を出てすぐ左手にあるアークヒルズサウスタワーの地下1階フロア。
改札から数十秒の距離と、あまりに近くてびっくり!



シャトー・メルシャンは、山梨だけでなく、長野、福島、秋田にもドウ栽培地があり、それぞれの風土に適したブドウ品種の良さを最大限に引き出すワインづくり を行なっています。


「目指しているのは“フィネス&エレガンス”(調和の取れた上品な味わい)」
と、シャトー・メルシャン 齋藤 浩 ゼネラルマネージャー

Chateau Mercian Tokyo Guest Barでは “産地・ブドウ・造り手(人)を感じながら、気軽に「シャトー・メルシャン」を体験できるワインバル” が店舗コンセプト。



店内では、約20種類の「シャトー・メルシャン」シリーズを、ボトル複数のグラスサイズ(60ml、120ml)で飲めます。
バイザグラス価格は250円からです





「シャトー・メルシャン」のワインを引き立たてる料理もいろいろ用意されています。


片手でOKのピック料理(串料理)が充実


ワインの最強のお供“シャルキュトリ”や“バーニャ・カウダ”


お腹を満たす丼物も?!


もちろん、本格的なフレンチビストロ料理も楽しめます


「味付けは控えめにしてあるので、5種のシーズニング(調味料)で自分の好みのマリアージュを楽しめる」 と、店長の三井伸一郎さん



どう見てもデザート用でしょう?という「イチゴのコンフィチュール」を串揚げに付けたり(私もやってみました)、シーズニングによって、合わせるワインの味わいが変わってくるのも面白いところ。
5種のシーズニングは、月や季節ごとに変わるようです。

ワインと料理のマリアージュの相談は、三井店長をはじめ、スタッフへお気軽にどうぞ



店長に聞いたところ、1人4000円の予算でいろいろ飲み、食べられるとか。
(採算度外視?)

地下鉄の駅直結で、しかも本当に改札から近いので、かなり便利に使えそうです。

今後は「シャトー・メルシャン」の造り手によるセミナーや、季節ごとのフェア、新商品や新ヴィンテージの発売に合わせたフェアなどなど、さまざまなイベントがタイムリーに開催される予定とか。
つまり、ここが 「シャトー・メルシャン」の情報発信基地 になるわけです。

それだけにとどまらず、日本ワイン市場全体の活性化を図ることも目指している
「Chateau Mercian Tokyo Guest Bar」は、大注目のスポットになりそうですね。



Chateau Mercian Tokyo Guest Bar        
東京都港区六本木1-4-5アークヒルズサウスタワーB1
(東京メトロ 南北線「六本木一丁目」駅 直結)
TEL. 03-6441-2230

営業時間
(平日)11-15 ランチタイム、15-18 ティータイム 18-23 ディナータイム(LO22)
(土日祝)11-17 デイタイム、17-22 ディナータイム(LO21)

定休日 なし

※テーブル席のほかに、カウンター席もあります

※店舗ではワインの販売は行っていません


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本年初のスーパーワイン

2014-01-14 15:46:18 | ワイン&酒
半年に一度くらいの頻度でしか行かないスーパーで、楽しいラベルのワインがあったので、思わず買ってしまいました


Girl Friends' Wine I Love Beef Carmenere 2012 Domaine Duveau (Chile, Curico Valley)

ガールフレンズワイン アイラブビーフ は、チリのクリコ・ヴァレー産の赤ワイン。
生産者は、元料理人のフランス人醸造家Gregoireさん。アルコール13%。

食事に合わせるワイン、というコンセプトでつくられたもので、これは 肉料理 に合わせるといいようです。


裏ラベルには TRY ME with beef!

“しなやかなミディアムボディ”と書かれていたので、それほど濃厚なタイプとは予想していませんでしたが、飲んでみると、たしかにその通りのミディアムボディ。

まだまだ若々しさがあり、果実味の中に少々青さを感じます。
ワイン単体で飲むとちょっと物足りなさを感じたので、フードと合わせてみました。

ビーフがなかったので、イベリコ豚のパテや、クリームチーズ、カマンベール入りのプロセスチーズ、グリーンオリーブなどと。



合う!と思ったのが ポークパテ。リッツクラッカーの上に乗せてワインと一緒にいただくと、ワインがグンとおいしくなります。
チーズ+リッツもイケました。グリーンオリーブはちょっとエグミが出ます。

さまざまなシャルキュトリ類 にもよく合いそうですし、ビーフなら、ハンバーグとか、濃厚すぎないソースのものなどが良さそうな気がします。

スーパーで1本1050円。この価格ならOK?(笑)

魚料理に合う白ワイン(I Love Fish)もあるみたいですよ。

そうそう、グラスは、DAISOの足なしグラス よりも、近い形状の足付きブランドグラス(Chef & Sommelier)の方がおいしく飲めました。



(輸入元:株式会社フィッツコーポレーション)

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バターたっぷりの英ショートブレッドvs仏サブレ・ナンテ

2014-01-13 15:43:46 | 甘いもん
3連休最終日。引き続き、甘い話題にお付き合いください(笑)

パリの菓子店 「LADUREE」 (ラデュレ)のビスキュイ “サブレ・ナンテ” 紹介 した際に、スコットランドのショートブレッドに似ているかも? と思ったので、2つを食べ比べてみました。

ちょうど、以前いただいたショートブレッド 一箱を、年末に見つけていました


Handmade Shortbread Mini Biscuits SHORTBREAD  HOUSE of Edinburgh (英スコットランド)

以前のものはプレーンタイプでしたが、これは“DEMERARA & CINNAMON”フレーバー。
粗い粒の茶色い砂糖デメララシュガーと、シナモンで風味づけされています。


よって、色はベージュがかっています

フランスのサブレ・ナンテよりも厚みがあり、生地ももったり重めでしっとり感がありますが、口の中でほろっと崩れます。

これはシナモン風味なので比較が難しいですが、プレーンタイプのショートブレッドで食べ比べたら、サブレ・ナンテとかなり近いと思います。

どちらも濃厚なバターの風味たっぷりのビスケットですが、サブレ・ナンテはサクサク軽やか、米粉が入るショートブレッドはしっとりホロホロ、という個性があります。

どちらかひとつを選ぶとしたら…、うーん、どっちも譲れません(笑)


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チリvs仏 チョコ食べ比べ

2014-01-12 12:34:12 | 甘いもん
昨年9月の南米出張の際にチリから持ち帰ったチョコレートが、まだ手をつけずに残っていたので、先月のフランスで買ってきたチョコレートと食べ比べてみました。

実は、どちらも、高速道路のサービスエリアで入手したもの。
つまり、昨日の 「ラデュレ」のような高級菓子店や、チョコレート専門店のチョコレートとは違い、ドライブのお供やおやつに食べるチョコレート、というわけ。

まずはチリから。


LENGUITAS DE GATO / Costa (Chile)

ネコ好きなら、このパッケージで欲しくなりますよね?
Gatoは“ネコ”、lenguitasは“舌”、つまり “ネコの舌”の形のチョコレート。


長さ約6.3cm  12枚入り (40g)

薄くてかわいらしいサイズで、実際のネコの舌もこのくらい?
口どけのいい、なめらかなミルクチョコで、小さい子も喜びそうなやさしい味わいです。
1枚が3.333…gなので、ちょっとだけ甘いものを口にしたい時にいいかも。

ネコの舌のデザインのチョコレートは、オーストリアの「デメル」にもあり、チリでこのパッケージを見た時は、すぐにデメルを思い出しました。
「デメル」は高級ウィーン菓子店、「コスタ」はチリの普段着菓子メーカーと、大きな違いがありますけれど(笑)



お次はフランス。


BIO Chocolat Noir Degustation 74% de CACAO / Casino (France)

「カジノ」はフランスの大手スーパーチェーン。このチョコはPB商品なんですね。
サービスエリアの売店で手に取ったのは、BIOの認証があったのと、カカオ分が74%だったから。
スーパーのPB商品のくせに、ABのBIO認証だけでなく、EUの有機認証も取っているとは、素晴らしい!

※EU有機認証については以前の記事を参照してください → コチラ


10pの薄いタブレット(100g)

チリのネコ舌チョコに比べると、甘さは非常に控えめ。ほろ苦いブラックチョコですが、甘さでマスキングされない、カカオ本来の風味がしっかりと堪能できます。

これは美味!お値段は、たしか2ユーロ以下だったような?
リーズナブル価格のスーパーPBチョコを馬鹿にしてはいけません(笑)



チリのネコ舌チョコは“甘くまろやかな癒し系”、フランスのBIOチョコは“クオリティ重視の本格派”。
タイプは違いますが、どちらもサービスエリアで手軽に入手可能という共通点があります。

チョコレート には、集中力や注意力を高める効果のある香り成分と、心理的&身体的ストレスに効果のあるカカオ・ポリフェノール が含まれていますから、ドライブの途中で口にするのに最適 ですね


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ラデュレの焼き菓子

2014-01-11 16:52:35 | 甘いもん
フランスはパリの菓子店 「LADUREE」 (ラデュレ)は日本でも大層な人気で、日本第一号店が2008年7月に銀座三越にオープンした時には長蛇の列ができました。

今は日本の店舗数も増え、行列ができるという話は聞かなくなりましたけれど、マカロン ならやっぱりラデシュレ、という人が多いようですね。
※ラデュレのマカロンについて以前書いた記事 → コチラ

ラデュレ人気を裏付けるかのように、パリのシャルル・ド・ゴール空港 の日本便出発ロビーには、しっかりショップがありました。
※2013年12月の記事参照 → コチラ

時間に余裕があったので、私もCDG空港のショップを覗き、マカロンは日持ちがしないため、焼き菓子を買いました。


Sables Nantais  LADUREE (Paris)

“サブレ・ナンテ” は、フランス最長のロワール川の河口近くに位置する ナント市周辺で作られる伝統地方菓子 です。

サブレは、フランス語で“砂”の意味。
口の中に入れると、ホロホロと砂のように解れることから名付けられています。

サブレ生地は バター が多く配合されるのが特徴です。



このサブレ・ナンテもバターたっぷりで、サクサクの食感の後に、バターの風味が口いっぱいに広がります。このバター感は英国のショート・ブレッドによく似ていると思いました。でも、ショートブレッドよりも、サブレ・ナンテの方がサックリ軽やか。紅茶が合います



ナントの勅令(1598年)や、小説家ジュール・ヴェルヌの生誕地としても知られているナント市は、かつて ブルターニュ大公 の支配下にありました。

ブルターニュ といえば 酪農 で知られ、バターはブルターニュの名産品。
だから、この地方のサブレにはバターがたっぷり使われているのでしょう。

見た目はとてもシンプルですが、濃厚なバターの風味をしっかり味わえます。

マカロンのようなカラフルさ、華やかさはまったくありませんが、味わいは複雑でおいしい。
その地方で長年愛されてきた、地味だけれどおいしい伝統菓子が、私は大好きです。


ラデュレを象徴するマカロンの絵柄のパッケージがカワイイので、ちょっとしたお土産にもオススメ

たしか、10枚入りで9.8ユーロくらいだったと思います。
日本のショップでは1200円ほどで販売されているので、円安の今なら、日本で買う方がお得だったりしますけれど(笑)

焼き菓子以外のラデュレのオススメは、“チョコレート”


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アンジェリーナのモンブラン

2014-01-10 16:27:21 | 甘いもん
銀座プランタン2Fの 「サロン・ド・テ・アンジェリーナ」 にて久々の モンブラン


Le Mont-Blanc -original- 788円 ANGELINA(Paris/Ginza)

仏パリで1903年に創業した「アンジェリーナ」は、栗のモンブランが人気です。
ただ、パリのオリジナルサイズは日本人には大きすぎる!ということから、日本では半分のデミサイス(473円)が特別に用意されています。

でも、せっかくですから、オリジナルサイズを友人とシェアしました。

マロンクリームは栗の味がちゃんとしていて、さすがにおいしい。
土台部分には円盤型の薄いメレンゲが敷かれていますが、その上、つまり、マロンクリームの下は、ひたすら生クリーム!もちろん、甘さはしっかりめ。
生クリームはミルキーでおいしいものの、やや単調になりがちなのがタマにきず。

でも、このモンブランをいただくと、やっぱり笑顔になりますね


モンブランのお供にはポットサービスの紅茶がオススメです


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どんな器でワインを飲む?

2014-01-09 16:00:42 | ワイン&酒
昨日、一昨日と、DAISOの足なしグラス(105円)について書きました。

ワインを飲むのに、たしかにこのDAISOグラスはいい働きをしてくれましたが、TPOや個人の好み がありますので、これを手放しでススメているわけれはありません。

例えば、ロマネ・コンティをはじめとした、いわゆる超高級ワインを飲むのに、DAISOの105円グラスでは、さすがに残念すぎますよね?(笑)

三ツ星レストランのワイングラスが、実は105円だったら?
知らなければいいかもしれませんが、後で知ったら、ガックリでは?

デイリー用やホームパーティー、アウトドア用なら、安くて気軽に使えるDAISOやIKEA(6ピース599円!なんていう商品もあります)などは、ガンガン使い倒せて便利ですよね。



また、今は、ガラス製品にこだわらず、陶磁器や木&竹製品 などの器をワイングラスにして楽しむ人もいます。

ワインの色を見るには透明なグラスが最適とされますが、器の形状やデザイン、素材、模様、口当たりなどが気に入っているなら、それで飲むのが自分にとって最高の“ワイングラス” だと思います。


ワイングラスでも、さまざまな形状や大きさのものがあります (Chef & Sommelier シリーズ)



それで思い出したのが、私が持っている、高さ15cmほど、下が細く、上が開いているフルート型で、外側と内側に桜の花びらが控えめに散らされている 白い薄手の磁気の器 です。

器そのものに惹かれて買い、家で焼酎を飲むときに使っていますが、春先、これにシャンパーニュを入れて飲んだらどうかしら?
白ワインもいいし、淡い色のロゼワインを入れても素敵かも
それを考えただけで、わくわくしてきました。

白い薄手の磁器のカップ、例えば紅茶用のティーカップなども、口当たりがいいので、ワインがスーッと雑味なく入ってくると思います。

高級ブランドのワイングラスであれ、ぐい呑みであれ、ティーカップであれ、自分か心地よいと思う器をチョイスして飲む、ってことが、ワインをよりおいしくするのかもしれませんね


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DAISOの足なしグラスでワインを飲んでみました

2014-01-08 11:27:05 | ワイン&酒
昨日紹介した、DAISOで買ってきた105円の足なしグラス(高級ワイングラス似)で、実際にワインを飲んでみました。



チョイスしたワインは、イタリアはピエモンテ州の赤ワイン、バルベーラ。


Piemonte DOC Barbera Large 2009 La Raia (伊ピエモンテ)

ラ・ライアはビオディナミ栽培の生産者で、この“Barbera Large 2009”はdemeterの認証を取得しています。
古木の畑のブドウから、特別な良年にのみつくられるフルボディタイプの赤ワインです。

これを、DAISOの足なしグラスと、形がよく似たブランドものの足付きワイングラスに入れました。


左)DAISO足なしグラス  右)ブランドものの足付きワイングラス

写真の撮り方が上手じゃないので、わかりにくいかもしれませんが、DAISOグラスはかなりの下ぶくれの形状なので、ワインの液面の面積が非常に大きくなりました。
一番広い部分の直径は9cmです。


DAISO足なしグラスを真横から見た状態

飲んだ味わいの比較をすると、DAISOグラスの方がワインが空気に触れる面積が広いため、フルボディタイプのバルベーラがよく開き、果実味がよりピュアで、ふわりと軽いエレガントなタッチが楽しめました。

もう一方のブランドグラスの方は、タンニンの骨格をより感じる飲み心地で、ボディがキュッと引き締まり、若々しく新鮮な印象となりました。



早く開かせたいタイプのワインであれば、このDAISOグラスはオススメです。
逆に、キリリと飲みたいエスプリ系のシャンパーニュや、フレッシュさ、爽やかさを楽しみたい白ワインなどは、味がぼやけると思います。

とはいえ、105円という価格ですし、アウトドアの芝生の上でも倒れにくい形状ですから、1個は持っておくとお役立ちですね。

口の当たる縁の部分も、厚すぎず、薄すぎず、ほどよい感触でした。

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DAISOで高級ワイングラス似の足なしグラス

2014-01-07 17:03:18 | ワイン&酒
先月、友人宅のホームパーティーにお邪魔した際に、ワイングラスとして知名度No.1のオーストリアのグラスメーカー リーデル の足なしグラス“リーデル・オー” によく似たグラス を見せてもらいました。

それは、近所の100円ショップ 「DAISO」で買った というのです。

ということで、私も本日DAISOで、それらしいグラスを見つけたので買ってみました。


ヨーロッパ製 うすぐらす DAISO 105円

口径は6.5cm、一番膨らんでいる部分の直径は9cm、高さ10cm、重さ150g。


下が膨らんだチューリップ型

以前、私もリーデル・オーを持っていましたが、足の部分がないため、洗っている時に手が滑って落として割ってしまいました。

そんなわけで、それ以来、洗いにくさの点から足なしグラスを避けていましたが、ダイソー価格なら割れても悔いはありません(笑)


しかも、中国製ではなく、Made in EU

これはワイン専用グラスではないようですけれど、せっかくですので、今夜は飲み心地を検証してみたいと思います



DAISOはワインも扱うようになりました し、侮れません。




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ノンアル増量で休肝日

2014-01-06 21:43:11 | ワイン&酒
今日から仕事始めでしょうか。

この年末年始は、いろいろと食べ&飲んだ方も多いですよね?(笑)

私はワイン2本+シャンパーニュ1本と、意外と控えめでしたが、今日は ノンアルで休肝日 にしました。



とはいいながら、期間限定増量の500mlサイズをチョイス
愛用のワイングラスに注げば、ノンアルだけれど、飲んだ気になれます(笑)

松の内が明けてからも新年会などで飲む機会が多いと思いますので、皆さん、自愛くださいね。


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まだまだあります干支ワイン

2014-01-05 12:56:23 | ワイン&酒
昨日は 午年にちなんだラベルのワイン を紹介しましたが、まだまだあります。


IRON HORSE “Wedding Cuvee” 2007 (米、CAソノマ)

アイアン・ホース は、スパークリングワイン で知られるソノマのワイナリーです。
特に人気があるのは、この “ウエディング・キュヴェ” でしょう。

結婚式で振る舞ったり、また、結婚の決まった友人へのプレゼントなどにもピッタリ
特に、午年の2014年に結婚するカップルにとってはドンピシャでは?

2007年は、ピノ・ノワール88%、シャルドネ12%、バックラベルにはBlanc de Noir(ワインの色は白)書かれていますが、私が飲んだこのワインは、ほんのりピンクがかっていました(画像右端のグラスの色を見てください)。
現行ヴィンテージは2009年です。

ウエディング・キュヴェ以外のスパークリングワインもありますので、用途によって選び分けるといいと思います。



Wild Horse Winery & Vineyards (米、CAセントラルコースト)

数年前にカリフォルニアを訪問した際、パソ・ロブルスのテイスティング会に、ワイルド・ホース も参加していました。
白はシャルドネ、ヴィオニエ、ヴェルデホ、マルバジア・ビアンカ、赤はピノ・ノワール、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロと、幅広いバラエティのワインをつくっています。


白ワインのエチケットは青地に白馬、赤ワインは赤地に白馬です

日本に入っているか不明ですが、Wild Horse をフランス語にした “Cheval Sauvage” というキュヴェもつくっています。このワイナリーのトップ・キュヴェで、セパージュはピノ・ノワール。
旧世界(フランス)をコンセプトにしているそうですよ。



馬にちなんだワイン を見つけたい場合は、各国言語の“馬”で検索してみてください。
例)stallionで検索 →「Black Stallion Winery」(米、CAナパ)などがヒット

英語: horse, steed(乗用馬、駿馬),stallion(種馬)など
フランス語: cheval
イタリア語: cavallo
ドイツ語: Pferd
スペイン語: caballo
ポルトガル語: cavalo


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午年の干支ワインならコレ

2014-01-04 13:05:46 | ワイン&酒
ワイン好きは、自分や子供の誕生年をはじめ、記念の年のワインや、縁のある名前のワインにこだわったりするものですが、その年の 干支 にまでかこつけてワインをチョイスすることもよくあります(笑)

今年は 午年 ですから、馬関連のワイン ということになりますね

馬、ということで、ワイン好きがまず思い浮かぶのは、フランスはボルドーのサン・テミリオン地区プルミエ・グラン・クリュ・クラッセAの 「シャトー・シュヴァル=ブラン」(Ch. Cheval-Blanc)

サン・テミリオンのツートップのひとつとして(もうひとつはシャトー・オーゾンヌ)君臨するシュヴァル=ブランは “白い馬”という意味。
カベルネ・フランを主体にするユニークなセパージュもあいまって、非常にファンの多いシャトーですが、価格も高く、そうそう手が出るものではありません。

そこでオススメなのが、エチケットに馬が描かれている 「ファイアースティード」
ほら、しっかり“馬”でしょう?


FIRESTEED Oregon Riesling  (米オレゴン)

“steed” が “馬” という意味 です。
これは、ワイナリーのオーナーのファミリーネーム(ドイツ語)から来ています。

アメリカで有名な伝説の競走馬の名前を付けたワインもあり、とことん馬にこだわっています。

※ワイナリーの詳細は以前の記事をご覧ください → コチラ

嬉しいのは、その 価格
馬の名前の付いたトップキュヴェのピノ・ノワールで1万円前後、馬のエチケットの描かれたワインなら、3000円前後~4000円前後。
(赤はピノ・ノワール、白はピノ・グリ、リースリング、シャルドネがあります)

シュヴァル=ブランは厳しくとも、ファイアースティードなら気張らないでしょう?

しかも、ここのワインは 食事ともよく合うスタイル
使い勝手がいいので、午年の今年は、あちこちで活躍すること間違いナシだと思います


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23年超のブルゴーニュ・ルージュ

2014-01-03 16:12:23 | ワイン&酒
年末のピノ・ノワール三昧 で、もうしばらくピノはいいかも…と思っていましたけれど、安く手に入れた 23年モノのピノ・ノワール が気になっていたので開けてみました。


Bourgogne Pinot Noir 1990 Domaine de la Tour (仏ブルゴーニュ)

ブルゴーニュ南部コート・シャロネーズ地区のベーシックなピノ・ノワールの赤ワインです。


優良年の1990年

だから、多少は期待したのですが、すでにピークは過ぎていました。
色も味も薄くなり、雑味が目立ちます。
上級ワインならまだしも、このクラスでは20年超えは難しいですね。
もちろん、保存状態やボトル差などにもよりますが。

そのまま飲むのはちょっと厳しかったので、フランス土産の瓶詰めパテ を合わせたところ、パテがいい仕事をしてくれて、ワインがおいしくなりました。

ワインが期待通りの味でなかった時、ワインそのものにアレンジを加える方法がありますが(ホットワインやサングリアなど)、今回は、合わせるフードをうまくチョイスすることでワインがいい具合に生き返った 例です(笑)


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リンデのドイツパン&まるでスイーツ!チーズ伊達巻

2014-01-02 15:03:31 | パン
年末に吉祥寺に出かけた際に、ドイツパンの店 「ベッカライカフェ・リンデ」 でドイツパンを入手するのもいつものこと。
今回チョイスしたのは、ライ麦82%“ロッゲンブロート”


ロッゲンブロート  ドイツパンの店 ベッカライカフェ・リンデ (吉祥寺)  567円

見た目はそれほど大きくありませんが、ずしっと重い430g。
リンデのパンの中で一番酸味が強い生地ということですが、私にはマイルドに感じます。

生地がみっちり詰まっていて、スライスするのにけっこうな力が必要です。
私は軽くトーストして食べるのが好きで、なにも付けずに、ライ麦パンの生地そのものの味と、むっちりとした噛みごたえのある食感を楽しみます。



ワインを飲む私は、お正月のごちそうよりも、おいしいパンやパテ、チーズがあれば満足




ロッゲンブロートの後方にあるのは マーブル模様のチーズ伊達巻 (マルス蒲鉾)

普通の伊達巻も買いましたが、これも気になって購入。
原材料を見ると、ナチュラルチーズとプロセスチーズが使われています。
これらのチーズでつくったクリームチーズが伊達巻に巻き込まれ、濃厚なチーズの味とまったり甘い伊達巻が、しっとり甘美なハーモニーを奏でます。

これは超美味!もはや、スウィーツ
ロッゲンブロートとのマリアージュもイケました。



マルス蒲鉾は初めて知りました。新潟市の蒲鉾メーカーです。
メーカーのHPで調べてみると、「香り高くしっとりした食感が、従来の伊達巻の領域を超えた新感覚のスイーツとして、世界的に高い評価を受けました」とあり、国際味覚審査機構(iTQi)の国際優秀味覚賞2012を受賞しています。
この賞の存在は知りませんでしたが、このクオリティなら確かに外国人にも高く評価されるはず。

もう食べ切ってしまいましたが、これはぜひリピートしたいですね~


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