ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

バレンタイン誕生日女子会@地元の和食割烹

2015-02-14 17:43:11 | ワイン&酒
年に3回、小中学校からの友人と、それぞれの誕生月に集まる恒例の女子会が今週ありました。
2月の会は、バレンタインの時期ということもあり、最後はスイーツを交換し合う状態になってしまうのですが、今回も同様でした(笑)


チョコレート(モロゾフ)            ハート型のダッグワーズ(エポンジュ)

私からは 「麦工房」の2種のチョコレートラスク を贈りました



さて、今回の誕生日会の店選びは、主役の希望で 地元のカジュアル和食割烹へ。
家から徒歩5分強という近さです

生ガキ、平目の薄造り、白子ぽん酢、ブリ大根、生タコの唐揚げ、豚バラと大根の煮込みなどを、本日のオススメからチョイス。



居酒屋チェーンの料理とは違う料理に大満足でした。
駅前店ではないのに、けっこうな客の入りだったので、ココは人気店なのかもしれません。

これらの料理だと日本酒が欲しくなりますが、今回はアルコールを控えめにすることにして、私にしては珍しく、ビールで通しました。



いい感じにほろ酔いになり、帰宅してもまだ21時台。
地元飲みって嬉しいですね



そういえば、NHKのクローズアップ現代で「大衆酒場」の特集番組を見たのですが、ここのところ大衆酒場が人気で、アルコールを飲まないといわれている若者も、大衆酒場には行く人が増えているとのこと。

居酒屋チェーン店てはない、店主や女将の手作り料理と人情、隣り合った人との自然なコミュニケーション、懐にやさしい会計 などが人気のポイントになっているようです。

若い女性が一人で行くケースも紹介されていました。

今回の女子会で集まったのは和食割烹でしたが、番組を見ていたら、思わず私も大衆酒場に行ってみたくなりました(笑)


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NZオーガニック新ワインにグリュナー・フェルトリナー発見!

2015-02-13 18:08:30 | ワイン&酒
先週出かけた試飲会で、印象的だった新入荷ワインを紹介します。


Headwaters Organic Gruner Veltliner 2014 Babich Wines(NZ, マールボロ)

ニュージーランドの北島で1916年に創業したバビッチが造るグリューナー・フェルトリナーの白ワインで、ヴィンテージは2014年。

このワインに使われるブドウは、南島マールボロのサブリージョン、ワイラウ・ヴァレーの完全有機栽培の管理区画で栽培 されたもので、このワインはニュージーランドの認証機関BioGroのオーガニック認証を取得しています。

白い果肉の若いフルーツや白い小花の香りが清楚でデリケート。口にすると、エレガントなタッチで、果実感とキレイでフレッシュな酸のバランスがよく、透明感のある涼しげな味わいが静かに穏やかに広がります。
アルコール度数12%という軽さもいいですね。
(参考小売価格:3200円、税抜) *価格表示は以下同様

興味深いのが、グリューナー・フェルトリナーというブドウ品種の選択です。

オーストリアを代表するブドウ品種ですが、NZでは、まだあまり聞いたことがありません。
NZワインのHPを見ても、白ブドウで紹介されているのは、ソーヴィニヨン・ブラン、シャルドネ、リースリング、ピノ・グリ、ゲヴュルツトラミネールのみ。
が、輸入元の話では、ニュージーランドでグリュナーのブームの兆しが見え始めているとか?

ニュージーランドといえば、スパイシーでハツラツとした果実味のソーヴィニヨン・ブランが白ワインの代表格で、バビッチでも、ソーヴィニヨン・ブランを始め、もうひとつの白ワインの代表的存在であるシャルドネもいくつかのレンジで生産しています。


左)Irongate Chardonnay 2013 (ホークスベイ、ギムレット・グラヴェルズ産)(5000円)
中央)Headwaters Organic Sauvignon Blanc 2014 (3200円)

グリューナー・フェルトリナーという新しい品種に乗り出した理由を予想すると、

1)樽熟させないグリューナーは早くリリースできるため、資金繰りの点でも、樽にかかる費用の点でも都合がいい。
2)ソーヴィニヨン・ブランはあちこちで造られているので、これまでにない品種で、味わいもお値段も比較的サラリと手頃なワインを求める声が出てきた?

もしくは、自分たちも違うワインを飲みたくなったのかもしれません(笑)



バビッチの創業者ジョシップ・バビッチはクロアチアからの移民です。
1910年、14歳でニュージーランドに渡った彼は、1912年にブドウ樹を植え、1916年からワイン販売を開始しました。

現在はジョシップの2人の息子ピーターとジョー(2代目)、孫に当たるデイヴィッド(3代目)の時代となり、来年は100周年を迎えます。

ニュージーランドは新しいワイン生産地の印象がありますが、調べてみると、実はバビッチのような長い歴史を持つワイナリーがあるんです。

現在のバビッチでは、北島と南島の両方に合計340haの自社畑を所有しています。



Family Reserve Syrah 2013 (ホークスベイ、ギムレット・グラヴェルズ産)(2500円)
Family Reserve Pinot Noir 2013 (マールボロ産)(3200円)

ピュアで軽やかなピノ・ノワール、スパイシーなシラーなど、高品質で手を出しやすい赤ワインもラインナップされています。



私のイチオシはフレッシュな白のグリュナーですが、新規取り扱いワイナリーということですので、機会があれば、ぜひ色々と飲み比べてみてください。

(輸入元:豊通食料株式会社)

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ブルゴーニュ2013年バレルテイスティング会リポート

2015-02-12 16:58:39 | ワイン&酒
先週、都内で開催された、仏ブルゴーニュのワイン生産者メゾン・ルイ・ジャド社 2013年ヴィンテージ バレルテイスティング会 をリポートします。

一部を除き、2013年のブルゴーニュワインのほとんどは今はまだ樽の中で熟成中です。
まだ瓶詰めされていないこれらのワインを樽から取り出し、ひとまず瓶に入れて運んできた見本ワインを試飲するのがバレルテイスティングです。

ワインはフィルターもかけず、安定した状態ではなく、見本品です。
ワイン用語でいえば、プリムール試飲となります。
今そのままの状態で判断するのではなく、将来の姿を予想をしながら試飲する必要があります。


来日したルイ・ジャド社 輸出部長 オリヴィエ・マスモンデ氏 が2013年を解説

「バレルテイスティングの際には、将来のワインのバランスを見越すことが大事」とオリヴィエ氏。

今回のテイスティング会では、合計22アイテムがプリムールとして紹介されました。

白ワイン を試飲しての印象は、すでに完成に近い状態に整っている、ということ。
果実味がほどよく熟し、酸もキレイで、ミネラル感も備えています。
全体的には、デリケートな透明感があり、非常にバランスが取れていて、エレガントな白ワインを好む人には嬉しいスタイルだと思います。


ムルソー・シャルム 2013 ―酸の厚みが素晴らしい!
ムルソーは個人的にはあまりチョイスしないのですが、このシャルムの酸は見事!


つややかでなめらかでエレガントな ピュリニー 1級 クロ・ド・ラ・ガレンヌ
ふっくらいいバランスで、すでにおいしく、食事に合わせたい ペルナン・ヴェルジュレス クロ・ド・ラ・クロワ・ド・ピエール


コート・ドールの方がより繊細に感じます。
プイイ・フュイッセはもう少し厚みがあり、今飲んでも美味しい状態だと感じました。


プイイ・フュイッセ キュヴェ オール・クラッセ“レ・メネトリエール”はミネラルの厚みがあり、輪郭もクッキリとして、非常にいい出来。


赤ワイン に関しては、白ワインよりも一歩も二歩も手前の状態にあるといえます。
果実味がしっかりしながらも上品で、タンニンはまだストイックで閉じています。
クールで、芯がしっかりしたクラシカルな印象も受けました。


芯のしっかりした、さすがの風格の ルトンGCプジェ
スパイシーさとクラシカルさのある ジュヴレイPCクロ・サン・ジャック


ボジョレ地区の赤はほぼ完成形に近い状態だと思われ、シャトー・デ・ジャック モルゴン コート・デュ・ピィ などは、果実味豊かでタンニンもきれいで、今すぐにでも飲みたい!と思ったほどでした。



そうそう、赤ワインでは 日本初登場 のものが紹介されました。


ブルゴーニュ ル・シャピトル Bourgogne “Le Chapitre” 2013

ル・シャピトルは、コート・ド・ニュイ地区の北、マルサネ村の北隣に位置するシェノーヴ村にある1.59haの畑で、ルイ・ジャドの経営者であるガジェ家が所有しています。畑の2/3は1953年に植樹されました。
年間450ケースのみ生産する小区画で、格付けはACブルゴーニュですが、畑名(“Le Chapitre”)をラベルに記載することが認められています。
ワインの品質としても、1級クラスの高い評価を受けているとか。
オリヴィエ氏もお気に入りのワインのひとつ、と言っていました。

飲んでみると、果実味が豊かです。タンニンも非常にキレイで、エレガントにスーッと入ってきます。アルコール度数12%と軽やかなのも好印象。このワインならリリース直後にすぐに楽しめそうです。



さて、ここでオリヴィエ氏による情報をまとめてみましょう。

【ブルゴーニュ2013年の天候】
冬が長く、春は雨が多く、寒い始まりでした。
そのため、6月末の段階で植物の生育サイクルが例年より3週間遅れの進行となりました。
しかし、7月になると異常な暑さを迎えます。
7月末にはムルソーからアロース=コルトンの村に雹が降り、大きな被害が出ました。
しかし、生育が3週間遅れていたため、回復する時間があったのが不幸中の幸いで、量は少なくなったものの、品質には影響せずに済みました。
夏は比較的涼しく進行しましたが、9月に入ると日照が良くなり、しかし暑すぎなかったため、ほぼ理想的な気象条件となりました。
9月の天候が2013年ヴィンテージを救ったのです。
収穫は10月最初の週にスタートしました。これは過去10年の間で遅い収穫になります。1990年代には10月からの収穫は普通でした。
ということもあり、2013年は、ブルゴーニュにとってクラシカルなヴィンテージになります。

【白ワイン -2013年】
ピュアさな持ち味で、ミネラルも素晴らしく、しっかりした個性あるワインになりました。
アプローチしやすいけれど、10年はもつ酒質となっています。

【赤ワイン-2013年】
ストラクチャーがしっかりし、タンニン分が洗練されています。
果実味がフルーティ&エレガントで、酸もしっかり存在しています。
早いうちから楽しめますが、長期熟成も可能です。


オリヴィエ氏は2014年の解説もしてくれました。

【ブルゴーニュ2014年の天候】
2013年とは違うヴィンテージになった。
6月末、雹の被害がコート・ド・ボーヌの南であり、80%が被害を受けた。
特に、ポマール、ヴォルネイなど。ただし、植物の生育サイクルのはじめの方だったため、ブドウが回復をする時間があった。しかし、コート・ド・ボーヌ地区の収穫量は例年の30%減となった。コート・ド・ニュイに関しては通常の収穫量で、品質もいいものとなった。
夏は暑い普通の夏を過ごし、収穫は9月の第2週にスタート。

2014年は2013年同様に素晴らしい仕上がりのヴィンテージ。
2013年が冷涼な天候で、クラシックな年となったのに対し、
2014年は暑い年だったため、フルーティさがあり、かつエレガントさもある。
2013年と2014年は対極的。

2014年のワインは、今、マロラクティック発酵が終了する頃。
こちらも今から楽しみです。

(輸入元:日本リカー株式会社)


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期間限定「ロイヤルミルクティー」@クリーム玄米ブラン

2015-02-11 12:03:01 | おいしい食べもん
お昼に時間がない時の栄養補給に重宝している 「クリーム玄米ブラン」 に、期間限定のフレーバーが出ていたので買ってみました。


期間限定 クリーム玄米ブラン ロイヤルミルクティー 

ミルク0.96%(乳固形量)使用で、原材料を見ると、紅茶エキス、紅茶もちゃんと使われていました。

ザクザクの玄米&小麦ブランのビスケット生地に、ミルク紅茶味のクリームをサンド。
たしかにクリームはミルクティー味。甘さは抑え気味でした。

食べた後、しばらく口の中にミルクティーの風味が残ります。
これまでのラインナップの中では、かなり上品系でしょうか。

これは、ホットミルクと一緒にいただいたら、より美味しいかも



一袋に2枚(176kcal)×2パック入りです。


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気になるナパの高級ブティックワイナリー「アルファ オメガ」

2015-02-10 16:23:18 | ワイン&酒
遅ればせながら、昨年秋の試飲会で出合った、印象的なワインを紹介します。
インポーターもワインも初めてのところで、話を聞くと、いろいろとユニーク!

それは、米カリフォルニアのナパ・ヴァレーにある 「Alpaha Omega -アルファ オメガ」
ラザフォード地区に2006年に設立された高級ブティックワイナリーです。



4つのトップラインのワインはごく少量生産のため、ウェブページや現地小売店で販売されず、ワイナリーVIP やクラブ会員などの限られた人しか入手できません。

下記のワインも“ワイナリー非売品”です。
つまり、ワイナリーでも購入することの出来ない特別な銘柄です。


Alpaha Omega Ⅱ The Red 2010 (USA, California, Napa Valley)

「ツー・ザ・レッド」というワイン名は、2人の醸造家 に由来しています。
一人は、ワイナリーの醸造総司令官(ジェネラルマネージャー兼醸造士)ジーン・ホフリガー (Jean Hoefliger)氏。
もう一人は、アルファ オメガのコンサルティングワインメーカーであるミッシェル・ロラン氏。
ロラン氏は、世界中の著名ワイナリーの高品質ワインを手掛ける巨匠として知れ渡っていますね。

日本の輸入元が提示している参考上代価格は 6,340 円 (税抜)。

ロラン氏がこの価格帯で手掛ける高品質&少量生産のコンセプトワイン、かつ ジーン・ホフリガー氏と2人でつくりあげたのが、この「ツー・ザ・レッド」というわけ。



カベルネ・ソーヴィニヨン56%、メルロ21%、プティ・ヴェルド15%、カベルネ・フラン4%、マルベック4%で、ブドウは、Jaeger(オークノール地区)、 Newton(スプリングマウンテン地区)、 Perata(ヨーントビル地区)のヴィンヤードのものを使用しています。
新樽40% + 2009年度樽60%で、樽熟成期間は14カ月。 アルコール度数14%。
年間生産量は1000ケース(12,000本)。

現地においても流通量が少なく、HPにも載っていませんから、地元でも“裏ワイン”として一部の人たちにしか知られていないものだとか。

試飲したところ、非常にバランスの取れた味わいで、このクオリティでこのプライスなら大いに納得!しかも、話題性、稀少性もありますから、これは押さえておきたくなります。



下記の3アイテムはワイナリーのHPでも紹介されています。


Alpaha Omega 2012 Sauvignon Blanc, Napa Valley
Alpaha Omega Cabernet Sauvignon, Napa Valley
Alpaha Omega Proprietary Red, Napa Valley

ソーヴィニヨン・ブラン は Alpha Omega Estate and Garvey Vineyard(オークヴィル地区)のブドウを使用しています。
生産量は800ケースで、参考上代は5,920円(税抜)。

カベルネ・ソーヴィニヨン のヴィンテージは刷新中(入荷調整中)。
前ヴィンテージ(2009年)の参考上代は11,900 円(税抜)でした。
75%のカベルネ・ソーヴィニヨンを主体に、メルロ10%、プティ・ヴェルド8%、カベルネ・フラン7%をブレンドした、“ボルドー左岸スタイル”の赤ワイン。
Beckstoffer To Kalon, Beckstoffer Missouri Hopper, Stagecoach, Newton, Lyons Vineyardsのブドウを使用。
生産量は1500ケース。

プロプライアタリー レッド ナパ バレー もヴィンテージ刷新中(入荷調整中)で、前ヴィンテージ(2009年)の参考上代は12,300 円(税抜)。
こちらは“ボルドー右岸スタイル”。メルロ37%、 カベルネ・ソーヴィニヨン34%、カベルネ・フラン16%、プティ・ヴェルド13%。
Beckstoffer To Kalon, Beckstoffer Missouri Hopper, Stagecoach, Newton, Lyons Vineyardsのブドウを使用。
生産量は1500ケース。




Alpaha Omega ERA, Napa Valley

通常は非売品で、ワイナリーのVIPメンバーにのみに販売枠が与えられる貴重なワインが、こちらの「エラ」です。
“世界的名醸地カリフォルニアで、革新的に起きているワイン醸造史の新時代を先頭に立って表す”というコンセプトで造られています。

カベルネ・ソーヴィニヨン52%、カベルネ・フラン26%、メルロ15%、プティ・ヴェルド7%で、ナパの最高峰といわれる畑の葡萄比率を最大に上げて造られています(Beckstoffer To Kalon, Beckstoffer Missouri Hopper, Stagecoach Vineyard, Newton Vineyard)。
また、手間がかかり、リスクの高いオープントップの樽発酵(65%)を行なっています。
樽熟成は24カ月で、うち80%がフレンチオークの新樽、20%が1年使用樽。

こちらも入荷調整中で、前ヴィンテージ2010年の参考上代は 26,500円(税抜)でした。
生産量は不明。
いずれにしても、ごく少量しか入荷数がなさそうなので、手に入れられたら超ラッキー



アルファ オメガのような高級ブテックワイナリーのワインは、なかなか手の届きにくい存在ですが、ここぞ!という時にチョイスしてみると楽しいですね。

私のイチオシは、6,340円というプライスが嬉しい 「Alpaha Omega Ⅱ The Red」
これも稀少品ですから、入手できたらラッキーですけれど

これらのワインを日本に輸入しているインポーターは、酒販店への販売やネット販売はせず、限られた取引先にのみ販売するというクオリティ・マーケティング戦略を行なっています。
輸入元のHPを下記に紹介しますので、興味を持った方はアクセスしてみてください。

輸入元:Sun Bridge. LLC (サン・ブリッジ)
http://www.sfsunbridge.com/

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私の今年の義理チョコ&友チョコはこれ!

2015-02-09 18:58:22 | 甘いもん
今週末はバレンタインなので、義理チョコ&友チョコをチョイスしてみました。

お仕事関係でお世話になっている男性陣に選んだ義理チョコはこちら。


ひとくちサイズ 「チョコレイトバウムクーヘン」 ユーハイム

先日の切りたてバウムクーヘンのチョコレイトバウムがとても美味しかった ので、同じレシピでひとくちサイズのパッケージを購入し、少し早めですが、すでに義理チョコ代りに配布しました。
バウムクーヘンとは思えないチョコの濃厚さがイチオシです。

早速、その場で食べた一人が「うまい!」
そりゃあ、私のイチオシですからね

※ひとくちバウムクーヘンは「ユーハイム」松坂屋上野店限定販売です



今週会う予定の友人たちに選んだ友チョコはこちら。


「チョコレートラスクル」 「つぶつぶ苺チョコラスク」  麦工房 シベール

私が贔屓にしている麦工房のラスクをチョイスしました。
以前にも何回かプレゼントして、いつも喜んでもらっているので、安心の選択です。

チョココーティングしたチョコラスクルも苺チョコのラスクも、季節限定品ですからね。

この2種類を取り混ぜて贈りたいと思っています。
本日、いつも行く青山店の店頭でそう伝えたら、小袋と手提げ袋を付けてくれました。
心遣いが嬉しいですね~

先日紹介した 「大人のラスク」 もバレンタインにオススメです

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ワインバー開店記念のオリジナル菓子が楽しい♪

2015-02-08 11:56:00 | 甘いもん
昨日紹介した 新しいワインバー 「わいんBar Un/balance」(アンバランス) にお邪魔した際に、お店のロゴの入ったお菓子類をいただきました。






アンバランス特製 「キットカット」

チロルチョコでオリジナル作成のサービスがあることは知っていましたが、キットカットにも同じようなサービスがあるんですね。

  Kit Kat チョコラボ  https://www.chocollabo.com/



「チロルチョコ」 もアンバランスバージョン

  チロルチョコ DECOチョコ  http://www.decocho.com/shop/default.aspx



え?あの 「うまい棒」 もオリジナル!?

ワインに嬉しいチーズ味でした

うまい棒のオリジナル作成は、いくつか業者があるようです。



お店だけでなく、個人でも、結婚式や赤ちゃん誕生などの記念に、こうしたオリジナル菓子を作って配布するのも楽しいですね。

バレンタインにも使えたかも。
ホワイトデーに利用するのも、女子ウケするかも?(笑)


「わいんBar Un/balance」オリジナル菓子 いろいろいただいてきました




わいんBar Un/balance
埼玉県越谷市蒲生寿町17-10-2C
Tel.048-972-4500
営業時間:18時より  不定休
Facebook https://www.facebook.com/Winebar.Unbalance

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日本ワインを中心にグラスで飲めるワインバーがオープン!

2015-02-07 13:26:55 | レストラン&店
ワイン仲間の渡辺潔さんの ワインバー「アンバランス」 が2015年2月6日にオープンしました

オープニングレセプションにお招きいただいたので、リポートします



カウンター8席のみの、こじんまりとしたお店ですが、木のぬくもりを感じさせる落ちついた雰囲気が心地よく、ここは長居してしまいそうですね。


店名「アンバランス」の由来になっている天秤がディスプレイされています



アンバランスでは、日本のワイン(約20~30アイテム前後を用意)を中心に、各国のワインをグラスで楽しめます。



グラスは1杯600円~、ボトルでももちろん飲め、2500円前後から用意されています。



グラス売りがメインですが、ボトルを頼んだ場合は好きなグラスが選べます。

ぜひ選んでみたいのが、左側に並ぶ8脚の 鏑木ワイングラス



石川県金沢市の鏑木商舗が作るワイングラスで、「九谷焼で本格的なワイングラスを」という発想から生まれたものだそうです。

ボウルはガラスですが、ステム部分と台座が九谷焼でできていています。
ひとつずつステム部分のデザインが違っていて、九谷焼の伝統柄だけでなく、現代的なデザインなども加えられ、とても華やか!
日本のワインを飲むのにオススメだそうで、たしかにこれで飲んだら、テンション上がりますね!



ルミエール(山梨県)のブラッククイーンの赤ワインを九谷焼グラスで。
台座に施された華やかなデザインが素敵で、よりワインがおいしく感じられました。



この日はレセプション参加者からのお祝いワインもあれこれ振る舞われました
ごちそうさまでした




テーブルチャージは500円で、パンが付きます(食べ放題とか?)

フード類は400円から用意されています。


本日のおまかせプレート               卵が半熟~


いぶりがっこのマスカルポーネ和え が美味  チーズ


店内でスライスする生ハム             コッパ(首から方にかけての部分)
 

ワイン以外のリカー類、焼酎なども置かれています



店のある場所は、東武スカイツリーラインの「蒲生」(がもう)駅の東口から徒歩3分程度。
北千住駅から急行利用で、途中の草加駅で各停に乗り換えて17分ほどです。



駅から店に辿り着く手前の通りにちょっとビクビクでしたが…(笑)

 
右上を見ると「アンバランス」の看板があります


その下にビル入り口に店の案内黒板がありますので、階段で2階に上がります


2階右側のドアを開ければ、店主の渡辺さんが笑顔で迎えてくれます 

渡辺さん、素敵な店のオープンおめでとうございます!
また、お世話になり、ありがとうございました。
ワイン好きだけでなく、色々な人がたくさん集まる店になるといいですね

通常営業は2月9日(月)18時から。
8席のみの小さな店ですので、予約することをオススメします。


わいんBar Un/balance
埼玉県越谷市蒲生寿町17-10-2C
Tel.048-972-4500
営業時間:18時より  不定休
Facebook https://www.facebook.com/Winebar.Unbalance

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松坂屋上野店限定 切りたてバウムクーヘン@ユーハイム

2015-02-06 16:33:33 | 甘いもん
バレンタインも近いので、チョコレート代わりに使えるバウムクーヘン情報 をお届けします。

「ユーハイム」松坂屋上野店限定で、ひとくちサイズのチョコレートバウムクーヘンが今だけ期間限定で販売されている、ということを知り、足を運んできました。

ひとくちサイズのバウムクーヘンのチョコレート味は2種類あり、ひとつが、
限界までチョコレートを入れた濃厚な味わいで人気の「チョコレイトバウムクーヘン」(345円、税込)。

もうひとつが、バウムらしさを最大限に生かした軽い仕上がりの「ふんわりチョコレートバウム」(たしか270円と記憶、税抜だったかも?)←これが期間限定品。

この2種類の食べ比べをしようと思ったのですが、店頭にドーンとディスプレイされていた丸太状の大きなバウムクーヘンを見たら、心が揺らぎました。
だって、その丸太バウムを好きなだけカットして量り売りしてくれるというのですよ?

ということで、切り立てバウムクーヘン に変更しました(笑)



左)タヒチバニラバウムクーヘン  486円/100g(税込)
右)チョコレイトバウムクーヘン  540円/100g(税込)
※どちらも「ユーハイム」松坂屋上野店限定品 です

何種類かあるバウムは、好きな種類を好きなカット数で購入でき、1枚からokです。
なので、私も2種類をミックスしました。
だいたい4切れで100g前後だそうで、私の買った4切れは500円少々でした。


高級タヒチ産バニラをたっぷり使った 「タヒチバニラバウムクーヘン」

定番の「ユーハイムのバウムクーヘン」(415円/100g)と比べると、こちらの方が全体的にみちっと緻密なような気がしますし、キメ細かなしっとり感も、定番バウムの方が勝っているでしょうか。
タヒチ~は、よりバニラの香りも華やかで、より香ばしく、エキゾチックな感じでしょうか。



濃厚チョコレートをたっぷり使用した 「チョコレイトバウムクーヘン」

これは大ヒット!
写真の角度では見えていませんが、外側がチョコレートでコーティングされています。
写真でいうと、向こう側の部分です。なんだか得した気分になりました。

私がなにより気に入ったのは、チョコレートブラウニーを食べているかのような、半端ないチョコレート感のバウム生地で、思わず目を見開いてしまいました(笑)

チョコの密度の濃い、ずしっと重く、みちっと詰まったチョコレイトバウムは、これまで数多くのバウムクーヘンを食べてきたこの私が自信を持ってお勧めします




「ユーハイム 松坂屋上野店の店頭でいただいてきたリーフレット

お店の方に尋ねたところ、ひとくちサイズバウムの「チョコレイトバウムクーヘン」(右上、馬の絵柄のブルーパッケージ)と、切り立てバウムの「チョコレイトバウムクーヘン」(リーフレット左ページの右上の茶色い丸太)は同じレシピだそうです。

ただし、切りたてバウムクーヘンの賞味期限は短く、すぐに食べ切らないといけません。
今の季節は購入した当日を含めて3日間になっていました。

ひとくちサイズのバウムクーヘンは、日持ちのするパッケージになっています。

ですから、プレゼントにするには、切り立てバウムではない商品の方が便利なんです。



濃厚チョコレートの「チョコレイトバウムクーヘン」は、本当に濃厚なので、ひとくちサイズのパッケージの方は、その価格(税込345円)もあいまって、バレンタインの義理チョコや友チョコにも気軽に使えそうでしょ?

期間限定のひとくちサイズの「ふんわりチョコレートバウム」もありますので(結局、味は確認できませんでしたけれど)、タイプの異なる2つのチョコバウムをペアで贈るのもいいですね。



現在、松坂屋上野店の本館6階で「ショコラプロムナード」というチョコレートの催事を開催していますので(2月4~14日)、ついでにそちらも覗いてみるのも楽しいかもしれません。

※「ユーハイム」の常設店舗は1階フロアにあります

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【結果発表】ナパヴァレー・ワイン・バイザグラス・プロモーション2014

2015-02-05 13:05:26 | ワイン&酒
ナパヴァレー・ヴィントナーズ が2014年に開催した、「ナパヴァレー・ワイン・バイザグラス・プロモーション2014」 の結果発表のニュースリリースが届きました。

ナパヴァレー・ヴィントナーズ(NVV)とは、米カリフォルニア州ナパヴァレーの500の ワイナリーが加盟する非営利生産者団体です。


ナパヴァレーのブドウ畑の様子 (以前に訪問した時のショットです)



「ナパヴァレー・ワイン・バイザグラス・プロモーション2014」は、2014年11月1日から12月31日まで国内のホテル、レストラン、バー を対象に実施され、合計52店が参加しました。

期間中は、プロモーション参加レストランでナパヴァレーのワイン(NVV加盟ワイナリーによるナパヴァレーAVA,サブAVAのワイン)がグラス1杯単位で提供されました。

【参加店数】 52店
レストラン・バー部門 46店
ホテル部門 6店



【受賞結果】

レストラン・バー部門
A. 売上本数最多店 (2店) ロウリーズ・ザ・プライムリブ 東京 (742本)
                 ユニオン スクエア 東京 (448本) *注1
B. 売上金額最高店     ワイン蔵 TOKYO (5,500,000円)*注2
C. 1席あたり本数最多店  エド・パーラー (1席54本)
D. 初参加優秀店      横浜うかい亭 (633本)
E. 日本料理優秀店     カモシヤ (601本)

注1)繰り上げ受賞
注2)売上金額は希望小売価格(ない場合は卸価格)を元に算出

ホテル部門
F. 売上本数最多店 (1店)    The Oak Door / Grand Hyatt Tokyo (1,735本)
G. 売上本数最多グループ(1社) ANAインターコンチネンタルホテル東京 (1,662本)


※売上本数・金額は2014年10月15日~12月31日の仕入れ本数をもとに集計されました

受賞店にはNVV加盟ワイナリーの希少マグナムボトル1本と、名入れしたディスプレイ用マグナムボトルが進呈されます。
授賞式は2月末に都内で開催される予定です。



2015年も「ナパヴァレー・ワイン・バイザグラス・プロモーション」が実施されます。

2015年プロモーション結果には、2014年のプロモーションでの販売数量(または金額)の30%がボーナスポイントとして加算されます。

2015年の優秀店は、ナパヴァレー研修ツアー「エクスペリエンス・ナパヴァレー」(2016年実施予定)ご招待ということですから、参加各店の気合がさらに入りそうです。

それは消費者である私たちにとっても嬉しいことですね

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米国ワイン産地で押さえるべきオレゴン&ワシントン【後編】

2015-02-04 10:47:00 | ワイン&酒
【前編】 より続きます。



Mouton Noir (オレゴン州、ウィラメット・ヴァレー)

「ムートン・ノワール」 (直訳で“黒い羊”)は、羊年にふさわしいワインかも?(笑)
契約農家からブドウを購入し、小規模生産者の共同施設ノースウェスト・ワインカンパニーで醸造するブランドで、NYのソムリエだったアンドレ・マックが2007年に立ち上げました。

思わず二度見してしまうのが、真ん中のボトル。
その名も「Mouton Noir Oregogne Pinot Noir 2012」

Oregogne -オレゴーニュ って、オレゴン Oregon + ブルゴーニュ Bourgogne !?
エチケットもブルゴーニュっぽいですし、栓も蝋で封をし、ブルゴーニュの銘醸ワインの雰囲気を漂わせています。

オレゴンのウィラメット・ヴァレー、AVAエオラ・アミティ・ヒルズにある標高の異なる2つの畑(ローズロック・ヴィンヤード、ゼナ・クラウン・ヴィンヤード)で栽培されたピノ・ノワールを使っています。

【前編】で紹介したイヴニング・ランドのセブン・スプリングス・ヴィンヤードも、AVAエオラ・アミティ・ヒルズ(AVA Eola-Amity Hills)にありました。
エオラ・アミティ・ヒルズは、ぜひ覚えておきたいAVA名です。

肝心の味わいは、残念ながら、試飲会の終盤だったので、すでにボトルが空でした。
ボトルに残ったわずかな香りを嗅いでみましたが、あまりにも微量すぎて捉えることができませんでした。
次はぜひどこかで口にできることを願っています。
(参考上代:6800円)(税別)

オレゴーニュの左右にあるワインも、ムートン・ノワールのワインです。

左)Mouton Noir Other People's Pinot(O.P.P) 2010
右)Mouton Noir Horseshoes and Handgrenades NV

「アザー・ピープルズ・ピノ(オー・ピー・ピー) 2010」は、ヒップホップグループのヒット曲名にちなんだ名前の赤ワイン。
ウィラメット・ヴァレー北部の3つのAVAにまたがる地区のピノ・ノワールを使用。栓はスクリューキャップ。(参考上代3400円)(税別)

「ホースシューズ・アンド・ハンドグレネイズ NV」は、「蹄鉄と手榴弾」という名前の赤ワインです。ノン・ヴィンテージ表記ですが、2010年のワインを使っています。
オレゴン州南部のシラーを主体に、ワシントン州のメルロとカベルネ・ソーヴィニヨンをブレンド。
(参考上代2800円)(税別)

「ムートン・ノワール」のワインは、どれも洒落っ気があって楽しい!
こういうワインをテーブルの上に置いたら、大いに盛り上がりそうでは?(笑)



左)Chehalem Three Vineyard Riesling 2012 (オレゴン州、ウィラメット・ヴァレー)
右)Chehalem Gruner Veltliner 2013 (オレゴン州、ウィラメット・ヴァレー)

白ワイン好きなら見逃せないのが、上記の2アイテム。
チュヘイラム は、ウィラメット・ヴァレーのAVAリボン・リッジに最初にブドウを植えたワイナリーです。

リースリングはミネラル感があり、酸もイキイキとして、リースリング好きのドストライクを突いてきます。さすがです。
グリュナー・フェルトリナーはオーストリアのブドウ品種。珍しいなぁと思ったら、まだまだオレゴンでは少ないようで、チュヘイラムがオレゴンでのパイオニアとか。リースリング(0.6g/L)よりもやや残糖を感じた(0.7g/L)のは、リースリングよりもやわらかな印象の酸のせいかもしれません。どちらもスクリューキャップ。
参考上代は、リースリングが3500円、グリュナーが3800円。(税別)

※ムートン・ノワール&チュヘイラムの輸入元:ヴィレッジ・セラーズ株式会社



今回、日本未輸入の生産者 9社が出展していました。
下記はインポーター募集中のワイナリーです。


Valley View Winery (Oregon)

オレゴンの最も南のAVAアップルゲート・ヴァレーに1972年創業のワイナリーです。
画像一番左の白の「Viognier 2013」(18ドル)が、華やかすぎず、酸が充分あり、エレガントなスタイルで気に入りました。



来日していた担当者が手にしているワイン「Valley View Winery Rouge Red NV」(12ドル)はコストコが取り扱っているので、日本のコストコでも入手可能だそうです。日本での価格は1000円台前半程度。気軽に楽しめるタイプです。



Omero Cellars (Oregon)

ウィラメット・ヴァレー北部の家族経営の生産者で、設立は2008年。
ビオディナミに取り組んでいます。
「Ribbon Ridge Pinot Noir 2012」(38ドル)が、果実味がよく熟し、かつモダンなスタイルに仕上がっていました。



Merriman Wines (Oregon)

ウィラメット・ヴァレーに2006年創業生産者。
注目は、AVA Yamhill-Carlton「Cummins Road Pinot Noir 2012」(25ドル)。
ウィラメット・ヴァレーの北西に位置するヤムヒム・カールトンは、2004年に認定されたAVAです。
畑はサステーナブル認証を取り、極小区画のブドウを仕込んでワインをつくります。
年間生産量はワイナリー全体で2000ケース。
クラシカルな雰囲気のエチケットにも心をくすぐられました。



Badger Mountain/Powers Winery (Washington)

淡いグリーンとブルーのエチケットが爽やかなボトルは、「Monde eau Wines」のオーガニックワインです。1982年創業で、有機栽培は1988年から開始。
白はシャルドネとリースリング、赤はカベルネ・ソーヴィニヨンとシラー(各10ドル)

全体的に軽いワインですが、この中で私のイチオシは「Monde eau Wines Riesling 2012」
ドライでスッキリした味わいで、ほどよい甘みがさりげなくあります。
春から夏の季節に、キリリと冷やして昼から。オーガニックカフェなどにも似合いそう。



同じ経営で別ワイナリーのPowersの方は、オーガニックではありません。
「Viognier 2013」がやわらくてうまみが乗り、このシリーズの中では気に入りました(おそらく13ドル?)。



Milbrandt Vineyards
Tradition Riesling 2013
 (Washington, Ancient Lakes)

ワイナリーは2005年創業ですが、ミルブラント・ヴィンヤーズのブランドを立ち上げたのは2007年6月。まだ若いブランドです。
このリースリングも若々しく、軽快なミネラル感があり、リースリングらしくて旨い!ドライタイプで、果実味がほんのり残ります。こういうリースリングが入ってくると嬉しいなぁ(14ドル)



オレゴン&ワシントンの2州を合わせると、多くのブドウ品種から多彩なワインが造られています。
新たなワイナリーやプロジェクトが次々と登場しているということは、この2州は、生産者にとって、大きなポテンシャルを感じる魅力的な土地なのでしょう。
われわれ消費者も、これからもオレゴン&ワシントン州から目が離せません。

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米国ワイン産地で押さえるべきオレゴン&ワシントン【前編】

2015-02-03 18:05:06 | ワイン&酒
自然派ワインの「CPV ルクレアシオン試飲会」と同日、都内の別の場所で、
オレゴン・ワシントンワイン試飲会 が開催されました。

アメリカ北西部の太平洋地域に位置するこの2州は南北に隣接し、南がオレゴン州、北がワシントン州という位置関係です。

ワシントン州のワイン生産は、カリフォルニア州に次いで全米2位、オレゴン州は4位。
ちなみに、全米第3位のワイン生産地はニューヨーク州。

アメリカのワイン産業において、オレゴン州&ワシントン州は、非常に重要な産地なのです。

ワイン産業の規模としては、ワシントン州はオレゴン州のワイン生産量の4倍、ブドウ栽培面積では約2倍、ブドウ栽培者数は約3倍、ワイナリー数は、オレゴン州の605に対し、ワシントン州は850超。
面白いのは、アメリカの原産地呼称制度AVA(American Viticultural Areas)の数で、ワシントン州の13に対し、オレゴン州は17と、ここでのみオレゴン州が数字の上で上回っています。
※数字は2014年のデータ

以上のことから、オレゴン州の方が生産者の規模が小さく、AVAごとのワイン生産量もより少ないといえます。



ワシントン州とオレゴン州のワイン産地は、海岸線と平行に南北に走るカスケイド山脈によって、それぞれ分けられます。

ワシントン州のワイン産地は、カスケイド山脈より東側の内陸部に広がります。
内陸部は気温が上がります。日照が長く、夏は暑くなり、冬は氷点下にもなる寒い大陸性気候ですが、ブドウの生育期の昼夜の温度差が、ブドウ栽培にいい条件となります。

オレゴン州のワイン産地は、カスケイド山脈の西側、海寄りに、南北に広がっています。
海からの涼しい風が吹くため、内陸部のワシントン州のワイン産地よりも冷涼な気候となります。

よって、栽培されているブドウ品種もそれぞれ特徴があり、
ワシントン州では、ボルドー品種、ローヌ品種を中心とした数多くの品種が、
オレゴン州では、ピノ・ノワール、ピノ・グリ、シャルドネ、リースリングなどの品種を中心に栽培されています。

ワシントン州の方が北にあるのに、ブドウ品種が南北が逆転しているのが面白いですね。



さて、解説が長くなりましたが、これら2州の試飲会で出合ったワインをいくつかピックアップしてみましょう。


パシフック・リム ミスティックブレンド 2013 (ワシントン州、コロンビア・ヴァレー)

パシフィック・リム はさまざまなスタイルのリースリングワインをつくる生産者で、ここでも何度か取り上げてきましたが、これはかなりユニーク!
2月末より発売予定の新商品だそうですが、リースリング75%にシュナン・ブラン25%をブレンドした白ワインです。

ちょっと甘目の味わいですが、リースリングらしさがちゃんとわかり、シュナンの風味もほんのり感じます。

面白いのが、タイの“Monsoon Valley”のワインのエチケットの雰囲気と似ていること。
※ボトル画像は コチラ を参照ください

このミスティックブレンドも甘さがあるので、タイをはじめ、東南アジア系のエスニック料理に合いそうだと思いました。
昼から気軽に楽しむのにも良さそうです。

日本では初登場になりますが、現地ではWhole Foods(スーパーマーケット)専用ワインとか。
※輸入元:株式会社協和興材 (参考上代:2300円)(税抜)



Evening Land Vineyards (オレゴン州、ウィラメット・ヴァレー)
左より)
Seven Springs Vineyard "La Source" Chardonnay 2011(AVA Eola-Amity Hills)
Pinot Noir Willamette Valley 2012(AVA Willamette Valley)
Seven Springs Vineyard "La Source" Pinot Noir 2011(AVA Eola-Amity Hills)

ブルゴーニュファンなら、イヴニング・ランド・ヴィンヤーズの名前はすでに知っているかもしれません。
というのも、ブルゴーニュのムルソーの著名生産者コント・ラフォンのドミニク・ラフォンが醸造コンサルタント として加わっているからです。

イヴニング・ランドでは、AVA Eola-Amity Hills(AVA Willamette Valley内のAVA、2006年認定)にある単一畑「Seven Springs Vineyard」(32ha)を自社畑として所有し、6つのエステートワインをこのセブン・スプリングス・ヴィンヤードから造っています。
セブン・スプリングスはビオディナミです。

セブン・スプリングスの シャルドネ はボディに厚みがあり、酸もたっぷり。どこかブルゴーニュ的な印象で、ブラインドだったら、産地がどこかわかりにくいと思います。
シャルドネの植えられている区画は火山性土壌になります。
生産量は438ケースのみ。

このシャルドネを、本家ラフォンのシャルドネとでの贅沢な飲み比べをするもよし、純粋に、シャルドネだけに集中してストイックに飲むもよし。
このシャルドネの希望小売価格は8800円(税抜)
ある程度ブルゴーニュを飲んだ経験のある人じゃないと、もったいないでしょうけれど。

ただ、何の先入観もなく、真っさらな状態で向き合うのもいいかもしれませんが。

さすがにお値段はお安くはありませんけれどね。

ピノ・ノワール2種 では、やはり単一畑のセブン・スプリングス・ヴィンヤードのワインの方が個性が強く表現されています。
スパイシー感があり、スーッとキレイに引いていく感じがします。
ここのピノ・ノワールの植えられている区画は砂利の多い土壌です。
生産量は1481ケースで、希望小売価格は9600円(税抜)。

Pinot Noir Willamette Valley 2012 のピノ・ノワールは、セブン・スプリングスの近くのエオラ・ヴィンヤードのブドウを使用。他の2つもこのピノも、フレンチオークを使用しています。
希望小売価格は4300円(税抜)

※イヴニング・ランドの輸入元:ワイン・イン・スタイル株式会社



ブルゴーニュの生産者がオレゴンで造るピノ・ノワールといえば、ボーヌのドルーアンが1987年に「Domaine Drouhin Oregon」を設立しています。
※「Domaine Drouhin Oregon」については以前の記事を参照してください → コチラ

これら2生産者の飲み比べ、なんていうのも面白いかもしれませんね。

ブルゴーニュ生産者がこぞって乗り出すオレゴンという土地は、ワインファンとしては、当然押さえておく産地でしょう。
ただ、やはりオレゴンならではの個性を探っていきたいものです。




Firesteed Pinot Noir “CITATION”2002(オレゴン州、ウィラメット・ヴァレー)

オレゴンの上等なピノ・ノワールは長期熟成にも耐えます。

ファイアースティードが良年のベストロットのピノ・ノワールを選んでボトリングしたもので、生産本数4500本という限定品。
すにで12年以上が経過していますが、いい感じに熟成してきていて旨い!まだまだその先も熟成も期待できそうです。
※輸入元:大榮産業株式会社 (希望小売価格:9000円)(税抜)



右)Pepper Bridge Cabernet Sauvignon Walla Walla Valley 2005
(ワシントン州、ワラワラ・ヴァレー)

ワシントン州でも長期熟成するワインがつくられています。

ペッパー・ブリッジのカベルネ・ソーヴィニヨン2005年は、カベルネ88%+メルロ8%+マルベック3%+プティ・ヴェルド2%のブレンドのボルドースタイルのワインです。なめらかでバランスがよく、この2005年でようやく飲み頃に入ってきた状態です。
左のワインはメルロの2008年ですが、これはまだ若いと感じました。
これらは輸入元が自社セラーで寝かせておいたということですが、たしかに寝かせて正解。
※輸入元:株式会社デプトプランニング (参考上代:カベルネ8800円、メルロ7000円)(税別)


長くなってきたので、前後編に分けたいと思います。
続きは、また明日。

 →【後編】

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自然派ワイン試飲会で見つけた注目したいワインたち

2015-02-02 17:46:23 | ワイン&酒
先週行われた 自然派ワインの「CPV ルクレアシオン試飲会」で気になったワイン をいくつかピックアップしてみました。


右)Le Busete Bianco Veneto IGT 2013 Manara (イタリア、Veneto)

ガルガーネガ100%の白ワインです。
ヴェネトでガルガーネガというとSoaveを思い浮かべますが、このワインは複雑味があり、うまみもほんのり乗っていました。
※輸入元:ル・ブション・ジャポン (参考上代:2800円)(税別)



左)La Roue Qui Tourne 2012 Marie Thibault-Cabrit (フランス、Vin de France)
右)Premier Nez 2011 Marie Thibault-Cabrit(フランス、AOC Touraine)

ロワールのアゼ・ル・リドーに2010年にドメーヌを立ち上げた女性生産者。

左のロゼは、ガメイ100%の弱発泡ワイン。シャンパーニュ同様に二次発酵を行なうものの、澱引きせず、リキュール添加もしないので、少し濁ってオリがあります。見た目はほわんとした色なのに、味はキリリとドライ。このギャップがいいですね。アルコール12.5%。

右の白は、シュナン・ブラン100%。やさしいうまみがあります。
木樽で18カ月熟成させている長熟タイプ。

※輸入元:株式会社サンフォニー (参考上代:ロゼ 3200円、白 4200円)(税別)



左)Couleur Rose 2011 Sarnin Berrux (フランス、Vin de France)
右)Les Murieres2011 Sarnin Berrux(フランス、Vin de France)

コート・デュ・ローヌのブドウ(グルナッシュ100%)を買い、ブルゴーニュの地でサルナン・ベリューが醸造したため、原産地呼称はローヌでもブルゴーニュでもなく、単なるヴァン・ド・フランスになっています。
サルナン・ベリューは、ブルゴーニュ南部のサン・ロマンのネゴシアンです。
同時に出されたブルゴーニュのワインも試飲しましたが、グルナッシュ100%のこちらの2種が面白いと思いました。

クルール・ロゼはさらりとしています。
赤ワインのレ・リュミエールが私のイチオシ。フレッシュな酸とタンニンのバランスがよく、ウマイ!

※輸入元:株式会社富士インダストリーズ (参考上代:ロゼ 3500円、赤 3800円)



左)バルティーダ・クレウス ブランク・デ・スモイ
右)バルティーダ・クレウス ブランク・デ・スモイ ベット・ナット
(スペイン、カタルーニャ地方)

エチケットが印象的!
スモイというブドウ品種をどちらも100%使用しています。
スモイは、欧文表記だとSumollになると思われ、スペインのカタルーニャ地方で栽培される劣性品種なのですが、飲んでみると、どちらも旨味があり、おいしいじゃない?
ベット・ナットはメトッド・アンセストラル(発酵途中のワインを瓶詰めし、残りの発酵は瓶の中で行なわれるため、炭酸ガスが発生)による弱発泡ワインで、色は少しピンクがかっていますが、一応“白”ワインだそうです。
左の白ワインの方が、少しやさしい味わいに感じました。
新登場のスペイン自然派生産者ということですから、ここも要注目です。

※輸入元:トロワザムール (参考上代:泡 4300円、白 4500円)(税別)



左)ミカエル・ブージュ トゥーレーヌ・ブラン ラ・ポン・ド・シャヴィニー 2013 
右)ミカエル・ブージュ トゥーレーヌ・ルージュ レ・コ・オ 2009
(フランス、ロワール)

こちらもエチケットの「V」が目を惹きます。
「V」は、何万光年の月光を受けるブドウ樹の剪定方法だとか。
白はソーヴィニヨン・ブラン、赤はコ(Cot、マルベックの別名)100%。
ミカエル・ブージュのつくるペティアン(軽い泡)が好きですが、ビオロジックで、エコセールとABの認証を取得しているこちらのスティルワイン2種も、手頃な価格で、安定したおいしさが楽しめます。



ヴァン・ムスー P-U-R ラ・ブル・ガメイ 2012 シリル・アロンソ 
(フランス、ボジョレー)

信頼の生産者シリル・アロンソのブランド「P-U-R」。限定品です。
ガメイ100%のロゼのペティアンで、ほんのり甘さがあります。
ボトルも見るからに楽しくて、こういうの好きです。

※輸入元:ディオニー株式会社 (参考上代:ロワール 各2400円、ボジョレー 2800円)



他にも紹介しきれないワインが色々とありました。

自然派のワインは、今やひとつの大きな流れになってきています。

注目されるから自然派を選択する、という生産者、企業もあるかと思いますが、まずはそのワインが自分の好みに合うことが重要です。
そして、それが安全で安心して飲めるものであれば、消費者としてはいうことないですね。

価格も気になるポイント、ちゃんと探すと、手頃なものも見つかります。

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テーブルの上の幸せ~ある日のお供はラ・フランスのケーキ

2015-02-01 12:45:00 | 雑記
2月1日を迎え、ひと月遅れの、今後の抱負のようなもの、です(笑)

ワイン以外の記事もこのところ多いですが、ワインだけでなく、テーブルの上に載るすべてのものもワインと同様に大事にしたい、と私は考えています。

ワインだけを単体で飲みたい、ということは、もちろんあるでしょう。
でも、ワインの隣には、一緒に楽しめるものがあるのが、ごくごく自然なのでは?

例えば、パンやクラッカー。6Pチーズにサラミ。切っただけの野菜スティック。
瓶詰めオリーブ、オイルサーディンの缶詰、ドライフルーツといった手軽な加工品も、チョコレートやデザートなどのスイーツも、ワインのステキなお供になってくれます。

テーブルの上に載せるものは、好きなものを自由に選んでいいと思うのです。

高級レストランだけがワインを楽しむ舞台ではありませんし、高級食材を使った料理だけがワインのお供ではありません。

ワインと、ワインをもっと自由に楽しむヒントになる情報も含めて、これからも色々とお届けできたらと思っています。
どうぞよろしくお願いいたします



ということで、早速、スイーツでブレイク


ラ・フランスのケーキ  麦工房 シベール(山形県山形市)

先日、友人からプチプレゼントでいただいた焼き菓子で、山形のフルーツをテーマにした「小さな発見の旅」というシリーズの中のひとつです。



手のひらに載る小ぶりのケーキですが、シロップ漬けのラ・フランスが練り込まれていて、ラ・フランスの風味たっぷり。
やさしい味の、しっとりしたケーキです。1個211kcal。

これは、ワインのお供というより、紅茶でした(笑)

※「小さな発見の旅」は、りんごのケーキ、さくらんぼのケーキ、ラ・フランスのケーキの3つのフレーバーの詰め合わせで、6個入り970円(税込1047円)から。

麦工房 シベール
http://www.ruskfrance.net/shop/

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