外国で一時的個人的無目的に暮らすということは

猫と酒とアルジャジーラな日々

GWの富山旅行・五箇山相倉合掌造り集落編

2015-05-24 16:25:12 | 国内旅行


今回はGWの富山旅行シリーズの最終回として、2日目に訪れた相倉(あいのくら)合掌造り集落の写真を載せます。

世界遺産に登録された合掌造り集落は、五箇山の相倉と菅沼、そして白川郷の3つ。
五箇山(富山県)は飛越地方庄川の中流域、白川郷(岐阜県)は上流域に位置するらしい。

五箇山(ごかやま)の詳しい情報はこちら
http://www.gokayama-info.jp/?page_id=76

「白川郷・五箇山の合掌造り集落」についてのウィキペディアの項目はこちら(長いから、私はざっと眺めただけだが)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%99%BD%E5%B7%9D%E9%83%B7%E3%83%BB%E4%BA%94%E7%AE%87%E5%B1%B1%E3%81%AE%E5%90%88%E6%8E%8C%E9%80%A0%E3%82%8A%E9%9B%86%E8%90%BD

そういえば、去年イスタンブル発のトルコ航空で帰国したとき、隣に座っていたマレーシア人の建築家が、
「私は以前日本に1年くらい留学して、白川郷について研究したことがあります」と言っていた(英語で)。
雪の降らないマレーシアの人が合掌造りを研究とは、これいかに。案外普遍性のある建築様式なのだろうか?


私たちは福野からJR城端線(じょうはなせん)で城端まで行き、駅前から加越能バスに乗った。
バスの乗車時間は20~30分程度。ちなみに、電車もバスも本数が少ないので行き帰りにけっこう待った。
相倉口で下車したら、合掌造り村は徒歩ですぐそこだ。


バス停が既にこんな具合。帰りに待っているとき、無数の大きな蚊(?)に攻められた・・・



斜面にはこんな可愛いお花が。ブルーナのうさこちゃんに似合いそう



けっこう暑かったのに、まだ雪が溶け残っていた。雪国なのだ



合掌造りの家は、民宿をやっているところが多かった。観光業は重要ですね



相倉民俗館。ものすごくフレンドリーな係りの女性が、伝統的な楽器「ささら」を実演してくれた。
ささら・・・誰があれを楽器として使い始めたのだろう。ウィキペディアには、たわし代わりになるとか書いてあるし



ささら(これはネットから拝借した写真)



民俗館の2階。屋根には釘が一切使われていない。急勾配で、雪が落ちやすくしてあるそうだ(もしや常識?)



集落のはしっこから見た人形山は、しっかり雪を被っていた



ふと地面を眺めると美味しそうなものが・・・でも採集禁止なのだ



上に同じ。しくしく



水芭蕉が自生しているところもあった。



富山県なので、チューリップも欠かせない



こんなカッコイイ神社もある



お昼ご飯は、「まつや」という、お土産屋兼休憩所みたいなところで食べた。
http://www.gokayama-matuya.com/menu/menu.html


天ぷらとざる蕎麦のセット。



こちらは、妹が食べた山菜料理とざる蕎麦のセット



サクサクの天ぷらをつまみながら、昼間からのんびりビール飲む・・・全て世は事もなし



私はどこかに旅するとき、「自分は将来ここに住めるだろうか。住みたいと思えるだろうか」と滞在中絶えず自問する習慣がある。
私にとって旅行とは、単なる観光や気晴らしではなく、「将来住む可能性のある土地の探索」を意味するのだ。
で、この合掌造りの集落はというと・・・まあ無理だろうな。
一年の半分を雪に閉ざされたり、スーパーに行くためにバスに20分以上揺られたりするのは、私には厳しすぎる(私は車の免許をもっていない)。
好みの問題だろうが。

もしも、いつか結婚したい相手が現れて(いつやねん)、その人がたまたまこの集落の出身で、
いつものように安居酒屋でデートしている時に(妙に設定が細かいな)、
「都会の暮らしに疲れたから、そろそろ故郷に戻って家業の民宿を継ごうと思ってるんだ。一緒に来てくれるかな?」
と、けっこう飲んだ割には全然酔っていない、真面目な顔で私に問いかけたらどうしよう?!

まあ、そんな心配は無用だな、はっはっは~



コメント (2)
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