外国で一時的個人的無目的に暮らすということは

猫と酒とアルジャジーラな日々

生後2週間目に入ったベビー猫たち

2014-08-30 16:29:21 | ヨルダン(猫中心)


うちのベビー猫たちは今日で生後2週間。

昨日、母猫の留守に、初めて赤ちゃん猫5匹全員をソファー下から取り出してじっくり観察した。

すると、1匹片目が開いていない子を発見。
目やにがこびりついて固まってる可能性があるので、ティッシュを水で濡らせてそっと拭いた。
何度も拭いてから、ちょっと力を入れて指でこじ開けてみたら、少し開いた。
中の眼球は炎症を起こしているらしく、真っ赤だった。

しばらくしたら、目の開いた部分から白い膿が大量に出たので、これも拭く。
あんまりしつこくすると嫌がって暴れるので、ほどほどで切り上げた。

ほかの子達は大丈夫かなと、1匹ずつ検分すると、両目が全く開いていない子が見つかった。
この子は他の兄弟とは違って真っ黒だ。
全員シマネコだと思っていたが、クロちゃんが混じっていたとは・・・
今まで気がつかなかったなんて、さすが私だ。

この子の両目は、上下のまぶたが完全にくっついていて、こじ開けようとしても全然開くようすがない。
まぶたの合わせ目には、膿が溜まっている形跡はない。
他の子達と同様むっちり太っているので、母乳はバッチリ飲んでいるようだけど。
このまま開かないようなら、獣医に行くしかないな。
ヨルダンの獣医か・・・ふう。

ふぁーちゃんのこれまでの2回の出産では、子猫たちは特に問題なく育っていたので、今回は油断したわ。



まったりしたベビー猫だんご 何を考えているのか全く読めない




片目の開かない子




水で濡らしてティッシュで拭いた。今日みたら、少し開いた目がまた塞がっていたので、また拭いた



両目の開かないくろちゃん




しまちゃん、くろちゃんを前にして固まる




しろちゃんも、くろちゃんにのっかられて戸惑いを隠せない様子(のっけたのは私だが)




その後少しの間、放心状態だった2匹




これは私の夕食




ちなみに、このブログで料理を載せると、いつも同じお皿に入っていることに気づかれた方も1人ぐらいいると思いますが、
それは、私が普段使っているお皿が、2枚しかないせいです。
大きめの浅いお皿と、深皿各1枚。
シンプルライフ、ここにあり?

フィリピン製の緑豆麺(春雨の親戚?)を買って、ナスやズッキーニなどを具にオイスターソースで炒めてみたのだが、
これが、我ながらかなり美味しかった。
イタリアに住んでいた頃、中華料理屋に行くと、必ずと言っていいほど「spaghetti di soia」(=豆のスパゲッティ)という料理を食べたものだが、
あの味にそっくりだった。

イタリアの中華料理屋では、チャーハンも麺類も春巻きも、具がキャベツと人参の千切りのみであるケースが多かった。
コストと手間削減のためだろう。
春巻きに人参とキャベツが?!と最初は驚いたが、慣れるとそれはそれで美味しく感じられたものだ(私だけかも)。
ああ、中華料理を食べにイタリアに行きたい!
フィレンツェ近郊のプラートの町の、チャイナタウンの安食堂で!



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しまちゃんがネズミを獲ってきた

2014-08-27 14:05:46 | ヨルダン(猫中心)
視線の鋭さがカッコイイ狩猫しまちゃん



昨日の夜、しまちゃんがネズミを狩った。
しまこ、ハンターデビューだな。
自力でタンパク質を補給できるようになったか~

夕食の時間なのになかなか現れないから、変だなあと思っていたら、
ネズミを咥えて入ってきたんですのよ。
小さくてつぶらな瞳の、家ネズミタイプの可愛いやつ。
まだ生きて動いている。

しまちゃんはこのネズミをどうする気なのか?

私や他の猫たちが固唾を飲んで(おおげさ)見守るなか、
しまちゃんは、ネズミで遊び始めた。
床に放して、すこし逃げさせてから、追いついてまた咥える。
しばらくしたらまた放し、逃げたところを前足で押さえ・・・
という遊び方だった。
いたぶって楽しんでる感じが、観客にもありありと伝わってくる・・・
こういうの初めて見たけど、猫の本能なんでしょうね。
「吾輩は猫である」の名無し猫も、カマキリで同じような遊びをしていたし。

時間が遅くなったので、夕食の茹で手羽先を出したが、
奪い合うようにガツガツ食べる他の猫たちを尻目に、
しまちゃんはしばらく遊びに集中していた。
ネズミが動かなくなったので、そのうち飽きて食事に参加したけど。

後で、しろちゃんがネズミの死体で遊んでいるとき、
スキを見てつまみあげ(ゴム手袋着用)、庭に放り出したが、
あとで台所に行くと、また戻されていた。
しかも、半分かじられて肉や血や内臓が丸見えの姿で・・・
ほんと、勘弁して欲しいわ、猫め~

ちなみに、最近しまちゃんはよく、ソファー下のベビー猫たちをじいっと観察してるんだけど、
これって大丈夫なんだろうか。
え、えものだと思ってたりしないよな・・・




ネズミをお持ち帰りするしまちゃん




遊んでいるうちに、ネズミが洗濯機の後ろへ隠れた・・・また捕まえてたけど、ほっ




夕食タイム 必死に食べるみんなを尻目にくつろぐしまちゃん




鶏手羽先とネズミ、どっちを選ぶべきか迷っているのか




結局、手羽先の方がいいに決まっている




しまちゃんが飽きたあとは、しろちゃんがバトンタッチで遊ぶ。もう死体プレイだけど




ソファー下にいるベビーたちを観察するしまちゃん。新たな獲物か?!




おまけ写真1 アルジャジーラを見て、イスラエルに対するガザの軍事的・政治的勝利をひそかに喜ぶしまちゃん




おまけ写真2 ベビー猫、だいぶ大きくなった






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うちの猫たちのご紹介~子猫のしまちゃん編~

2014-08-24 13:47:56 | ヨルダン(猫中心)

今回は、3月1日生まれの子猫トリオの一員、しまちゃんをご紹介します。


まずは生い立ち写真から。



生後5日目 片手で握れるサイズのしまちゃん




生後11日目 まだ目が見えてないはずだが、視線が色っぽい




生後約3週間 子猫の見本のように愛くるしい




生後約1ヶ月 右側は友人宅に養女に出した姉(妹?)みけこ。元気にしているらしい




生後約2ヶ月 この黒豆のような肉球が~




生後3ヶ月と10日 お庭デビューを果たしたしまちゃん




生後約4ヶ月 ビールを嗜むようになった(ウソ、猫にアルコールは御法度ですね)




生後約5ヶ月 猫はよくこんな姿で眠るが、油断しすぎじゃないのか




そして最近 ぼちぼち生後半年 リモコンを枕にするのはやめてもらいたい





しまちゃんは、外見も性格も母猫似だ。
常識外れに食い意地が張っていて、比較的肝が座っていて(「子猫のしまちゃんの冒険」をご参照くださいませ)、
勘が良くて、ときどきものすごくうたぐりぶかい目で私を凝視するところなんかソックリ。
食べる量のわりにあまり太らず、しろちゃんたちより一回り身体が小さいのはどうしたことか。

私が昼過ぎ起きだして、寝室(安眠のため、寝るときは猫を追い出す)のドアを開けると、
しまちゃんがどこかからすっ飛んできて、「ピュウ~」だの「キュ~」だの電子音っぽい声を発しながら、
私の足元にすりよって、ご飯をねだるのが常だ(最近はそうでもないけど)。
しかも、私の進行をしまちゃんの身体が妨害する形で、ひたすらくっついてくるのだ。
これが非常に歩きにくく、今まで何度踏みつけてしまったことか。
踏まれたしまちゃんは、「ギャッ!」と叫んで、脱兎のごとく(猫だが)逃げていくのだった・・・。
でもしばらくすると、また懲りずに擦り寄ってくる。
やれやれ~

また、以前も書いたが、ボウルにミルクを入れてあげると、
しまちゃんはその中に足を突っ込んで自分のほうに引き寄せ、
独り占めして飲もうとする。
夕食のチキンなども、お皿に入れた最初の一切れは、しまちゃんが素早く咥えてゲットすることが多い。
この分なら、将来もし野良として生きていくことになったとしても、大丈夫かもしれない。

しろちゃんたちと違って、しまちゃんはあまり甘えに来ない。
でも、ときどきは膝に乗ってきたり、パソコンを占領したりもする。
そういうい時にちゃんと構ってあげないと、「自分は愛されてないんだわ」と傷つくようだ。
ここしばらく、しまちゃんの食欲が落ちていたのは、そのせいかもしれない。
食欲魔のしまちゃんがご飯をあまり食べないと、ものすごく心配になる。
しかし、事あるごとに撫でてあげるようにしたら、またもとの元気なしまちゃんに戻った。
猫ってやつは、まったく手がかかるぜ・・・そこがまた可愛いのだが。

ちなみに、私は以前、よく子猫たちに牛乳をあげていたのだが、
しばらく前、エバミルク(無糖のやつ)をあげてみたら、これが大層お気に召したらしく、
最近では、普通の牛乳をあげても、飲んでくれなくなった。
そして、「え~、これ何?あのおいしいミルクが飲みたい・・・」
という感じで、みんなしてこっちを見上げるのだった。
こういうの、墓穴っていうんですよね~

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母猫の留守にベビー猫を観察

2014-08-23 14:54:22 | ヨルダン(猫中心)


母猫が散歩(巡回?デート?外食?)に出かけた隙に、新生児猫たちを観察した。

みんな毛が黒っぽくて、シマが入ってて、むっちり固太りしている。
母乳が滋養たっぷりなせいだろう。ふ
なにしろ母猫には、毎日猫缶・ドライフードに加え、魚やチキンやパスタを食べていただいてますからねえ~。

ソファーの上で腹ばいになってじっとしている姿は、なんとなくモグラ系の小怪獣を連想させる。
鼻先のつぶれ方いい、長い爪が突き出た小さな手足といい、ピンとした尻尾といい・・・
なんだか猫っぽくない。
耳がピンと立つようになったら、猫っぽくなるのだろうか。

ふぁーちゃんがうちで初出産したとき、生まれた子は全員ミケだった(父猫は茶トラと推定)。
2回目の出産では、白猫2匹と縞猫2匹に分かれた(父猫は白猫と推定)。
そして今回は、全員黒っぽい縞猫(父猫は・・・?)。
みんな同じ色柄だと、見分けがつかなくて困るんだが。




ベビー1匹をソファーの上へ。きゃあきゃあ叫ぶかと思ったら、全然落ち着いていた



さらにもう1匹~



まったりブラザーズ 



3匹に増やしてみる



依然としてまったりしている



お母さんがご帰宅。ごめんね、子猫いじって・・・




関係ないけど、昨日は夕食に、ニンニクとアンチョビとドライトマトのパスタを作った。

フライパンにたっぷりのオリーブオイルを熱し、
スライスしたニンニクと唐辛子を入れて、弱火でじっくり加熱。
ニンニクが色付いたら、ちぎったアンチョビとドライトマトを加えてさらに加熱。
最後に、茹で上がったパスタ(今回はフズィッリ)を和えて出来上がり。
パルミジャーノがあれば良かったんだけど、なくても十分美味しかったです。
簡単だし、保存食だけでできるので、らく。

ちなみに、ニンニクとオリーブオイル、ドライトマトはヨルダン産を使用した。
ヨルダン産のドライトマトは、イタリアに引けをとらない旨さ。意外でしょ。
ニンニクやオイルもそうだけど、ヨルダンの食材は一般にレベルが高いと思う。


半分食べてから写真を撮った・・・スプーンで食べたのは、うちにまともなフォークが存在しないせいです
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猫の子育ては今のところ順調の模様

2014-08-22 14:36:46 | ヨルダン(猫中心)
甘えてるような威嚇してるような態度のしろちゃん




母猫ふぁーちゃんがまた出産してから1週間足らず、今のところベビー達は元気に育っているようだ。
ソファーの下にいるから、よく見えないけど・・・
そのうち、ふぁーちゃんが散歩に行っているスキにじっくり見させてもらおうと思います。
赤ちゃん猫の可愛らしさを、今のうちに堪能させていただかなきゃ。

前回生まれた3匹の子猫たち(しまちゃん、しろちゃん、しみちゃんと命名。似たような名前でややこしいですが)は、そろそろ半年目に突入。
遊び盛りでいかにも子猫らしい態度だけど、サイズ的にはけっこう大人かも。

現在のうちの猫数、9匹。
ああ、なんか暑苦しい~
でも可愛い~
っていうか、最近やたらに蒸し暑い~
ああ~



むさ苦しいながらも楽しい我が家?



破いた網戸から出入りする母猫ふぁーちゃん



しまちゃん ここ数日食欲が減退していたけど、また元気になってきた。よかった~



しろちゃん 暴れん坊で甘えん坊



しみちゃん 皮膚病にかかっているらしく、目の上とか耳の後ろとかに引っかき傷があってかわいそう。
目も充血してるし、はやく医者に行かなきゃなんだが、つい後回しに・・・









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