外国で一時的個人的無目的に暮らすということは

猫と酒とアルジャジーラな日々

2013年1月末のパリ・ナンテールへの旅・最終回~パリ観光(3)街をウロウロ編~

2021-07-17 19:15:38 | フランス

 

 

今回は2013年のパリ・ナンテール旅行記の最終回。パリの街を散策した時の写真の残りをランダムに載せる。

 

 

まず有名どころから。

 

 

夜のコンコルド広場の大観覧車「グランド・ルー」 背後にオベリスクとエッフェル塔も見える。

 

 

この観覧車は市議会の決定により、「歴史的景観保護のため」として2018年に撤去されたようだが、1993年から設置と撤去が繰り返されているそうなので、今後再登場する可能性もあるかもしれない。ないかもしれない。(どうやねん) 

 

 

コンコルド広場の中心部に聳え立つエジプト・ルクソール神殿(最初「死んでん」って変換された~)のオベリスクは、ムハンマド・アリー朝の君主から贈られ、1836年に運ばれたものだそうだ(ウィキ情報)。

 

 

サン・シュルピス教会 

 

 

ここは17世紀に建築が開始された歴史ある教会で、世界最大級のパイプオルガンがあることで有名だ。中には入らなかったが。

 

 

サン・シュルピス教会のある広場

 

 

こちらは、在りし日のノートルダム大聖堂

 

 

 

 

皆さんご存じのように、ノートルダム大聖堂は2019年4月の火災で大きな被害を受けたが、この時はまだピンピンしていた。

 

 

あの火災はショックだったな・・・

 

 

ルーブル美術館のピラミッド

 

 

この建物は賛否両論のようだが、私はけっこう好き。夜は特に、別の世界への入り口という雰囲気だ。

 

 

セーヌ川のかもめさんとハトさんたち バゲット待ち

 

 

バスの車中

 

 

カフェオレを買ったお店

 

 

メトロ

 

 

ムール貝のフリットやピザを食べながらビールが飲める店 入ればよかった

 

 

フランスって「イタリアの仲の悪い従妹」というイメージで、ライシテ(政教分離)の原則を振りかざすところや中東への関与の仕方などへの反感もあり、個人的にあんまり好きな国ではないけれど(っていうかキライ)、やっぱりパリは美しいな~

 

 

 

 

(参考)

パリの大観覧車、「歴史的景観」保護のため撤去へ

https://www.afpbb.com/articles/-/3152681

 

パリ観光ガイド:サン・シュルピス教会(Église Saint-Sulpice de Paris)

http://www.hitoriparis.com/kanko/saintsulpice.html

 

ルーヴル美術館(ガラスピラミッド)

https://www.linea.co.jp/info/detail/?iid=388&mo=

 

フランス北部 ムール・フリット Les moules frites

https://jp.paris-bistro.com/cuisine/produit-regional/nord-de-france/moules-frites

 

(おまけ)

ボローニャからパリに向かう機内から撮った写真

 

 

そんなわけで、2013年のパリ・ナンテール旅行記はこれで終わり。ここまで読んで下さった方、どうもありがとうございました。ぺこり。

 

 

今後しばらくの間、暑さによる廃人化や仕事などの関係で、更新の頻度がさらに落ちるかと思いますが、何卒よろしくお願いします~

 

 

(終わり)

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2013年1月末のパリ・ナンテールへの旅~パリ観光(2)モンマルトル墓地の猫編~

2021-07-10 20:39:44 | フランス

 


今回は2013年のパリ・ナンテール旅行記のパリ観光編の続き。モンマルトルを歩いた時の話だ。

 

モンマルトルはパリ北部の丘。私の中には、なぜか昔から「モンマルトルと言えばムーランルージュ、ムーランルージュと言えばフレンチカンカン」という図式があるのだが、シャンソン好きの母親に洗脳されたのだろうか。

 

「ムーランルージュ」(=赤い風車)は、エッフェル塔と同じ1889年にオープンしたパリの老舗のキャバレー。ここが「フレンチカンカン」の発祥の地だそうだ。

 

フレンチカンカンはこういう踊り

 

 

 

運動会のあの音楽、久しぶりに聴いた。この踊り、酔っ払った時に家でこっそりマネしてみようかな。いや、足がつりそうだからやめておこう・・・

 

 

ムーランルージュは、思い描いていた通りの店だった。

 

 

観光客らしき人々の行列が出来ていた。繁盛しているようだ。

 

 

他にもキャバレーがあった。ここも老舗風。

 

 

キャバレーは外から眺めるだけで素通りして、真の目的地であるモンマルトル墓地に向かう。東京の青山霊園が猫スポットであるように、墓地には猫が住み着いている可能性が高い。というわけで、目的は猫探しだ。

 

モンマルトル墓地は19世紀に出来た由緒ある墓地だということで、スタンダールやハイネなど、有名人のお墓がたくさんあるらしい。当時私は猫以外は眼中になかったので、探さなかったが。

 

 

有力な一家のものと思われる霊廟が並ぶ

 

 

あ、さっそく猫らしきもの(?)を発見! 生きてないけど。

 

 

 

水玉模様に苔むしたステキなお墓も

 

 

あっ!

 

 

モフモフの黒猫さんが~

 

 

まるまる太っていたので、おそらく毎日誰かにエサをもらっているのだろう。

 

 

思惑通りに猫に出会えたので有頂天になったが、辺りを探しても、この子以外の猫は見つからなかった。結局、この黒ちゃんがパリで見かけた唯一の猫となった。

 

 

ちなみに、一番インパクトがあったお墓はこれ。

 

 

フランスの国民的歌手「ダリダ」(Dalida)の墓だ(今調べた)。彼女はカイロ生まれで、21歳の時にパリに渡ったらしい。両親はイタリア人だという話だ。そういう人が存在していたこと自体知らなかった・・・

 

 

ダリダとセルジュ・ゲンズブールがデュエットしている動画

 

 

(参考)

モンマルトル墓地

https://paris-rama.com/paris_spot/090.htm

 

ムーラン・ルージュ日本公式サイト

http://moulin-rouge-japon.com/

 

ダリダ(ウィキペディア)

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%83%AA%E3%83%80

 

 

(おまけ)

どこかのアジア料理店で食べた生春巻き

 

 

美味しくて比較的安かった。パリは物価が高いから、フランス料理のレストランには入れなかったの・・・

 

 

(続く)

 

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2013年1月末のパリ・ナンテールへの旅~パリ観光(1)モスク・アラブ世界研究所・動物園編~

2021-07-04 20:20:58 | フランス

 

 

今回は、2013年のパリ・ナンテール旅行記の続きで、パリ観光編の1回目だ。(前回の記事

 

パリを訪れるのはこの時が2度目だったが、2度ともエッフェル塔やルーブル美術館などのメジャーな観光スポットには足を踏み入れなかった。だって、あんまり興味がないし、行列に並ぶのが面倒だったんですもの・・・行ったのはモスクや動物園など、私がどこの国に行っても訪れる場所で、後は単に街をウロウロしただけだ。パリは街並みが美しいので、それでも十分楽しめた。

 

というわけで、今回はパリモスクとアラブ世界研究所、そして動物園を訪れた時の話。全てカルチエ・ラタン(5区)にあるので回りやすい。

 

パリモスクは想像以上に大きく、礼拝者たちがひっきりなしに出入りしていた。イタリアではこういうモスクモスクしたモスク(?)を見たことがなかったので、「おお~、さすがフランス、ムスリム人口が多いのね~」と感心した。

 

聳えたつミナレット(塔)の周りをハトの群れが旋回していた。

 

 

入口のデザインが美しい。さすがパリだ。

 

 

側面で見かけた門。 研究所の入り口らしい。

 

 

 

広い中庭

 

 

 

モスク本体の礼拝スペースは、非ムスリムは立ち入り禁止だった。

 

 

入口付近にはモロッコ風のサロン・ド・テ(喫茶店)も併設されており、そこではミントティーが飲めて、タジンやクスクスなどの料理も味わえるという話だったが、なんとなく敷居が高くて(値段が高そうで)入らずに終わった。後から考えれば、お茶くらい飲めばよかったかも・・・

 

 

モスク同様、パリ観光で外せないスポット。それは「アラブ世界研究所」だ。(私見です)

 

 

アラブ世界研究所は、イスラム建築の様式を取り入れたモダンでハイテクな建物に入っている。ここは、アラブ世界に関する研究機関としてのみならず、アラブ文化の発信の地として世界的に名高い。この時も何か特別展が開催されていたが、私は入らず、入り口付近の物販コーナーを見ただけで終わった。

 

 

敷地の入り口。全体的に知的なオーラを発している気がする。

 

 

大中小の象のオブジェ。なんか意味ありげ

 

 

建物の壁面

 

 

カメラのレンズのように開閉して日光の量を調整する仕組みのあるメタリックな窓から構成されている。

 

 

建物の中の写真は1枚しか撮らなかった。

 

 

物販コーナーで見かけたパレスチナのナブルス産のオリーブ石鹸

 

 

次回は特別展にも入って、もっとじっくり館内を見て回りたいものだ。展望台にも上ってみたい。でも、いつになるやら・・・

 

 

最後は、植物園付属動物園。ここはパリの2つの動物園のうちの1つで、「世界最古の動物園」という触れ込みだが(ほんとなのか)、こじんまりとして人けがなく、広い植物園におまけののようにくっついている感じだった。

 

 

ライオンとカモさん。これは動物園の外だったカモ。

 

 

見た動物の中で一番物悲しい雰囲気だったロバさん。苔むしてる?

 

 

ロバさんのおうちも物悲しい雰囲気だった。

 

 

爬虫類・両生類館には毒々しい色のカエルさんたちがいた。

 

 

 

猛獣も一応いた。

 

 

ヤギさんはカモさんたちと同居

 

 

レッサーパンダはどこでみても可愛い。

 

 

というわけで、パリにはステキな観光スポットがたくさんあるようだ。(大雑把なまとめ方)

 

 

(参考)

二度目のパリならここに行きたい!「モスケ・ドゥ・パリ」に一目惚れ!

https://www.travel.co.jp/guide/article/12134/パリのモスク

 

アラブ世界研究所

https://www.linea.co.jp/info/detail/?iid=387&mo=

http://www.hitoriparis.com/kanko/mondearabe.html

 

 

パリ植物園付属動物園・メナジュリー

https://www.parisnavi.com/miru/298/

 

 

(続く)

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2013年1月末のパリ・ナンテールへの旅~ナンテールの街の風景編~

2021-06-25 19:01:56 | フランス

 

今回は2013年のパリ・ナンテール旅行記の続き。

 

前回書いたように、この当時、私はパリ近郊のナンテールの友人宅に泊めてもらい、ここを拠点にパリを観光していた。ナンテール自体は学生街ということで、観光すべきところは特になかったが、中心部の商店街や古い住宅街は、やはりいかにもフランスという趣があり、散策していて退屈しなかった。

 

しかし、撮った写真を改めて見返してみると、食べ物関係のものが多かった・・・撮った時、お腹が減っていたのかもしれない。

 

メインストリートの可愛い商店街周辺をウロウロしている時に見かけた、いかにも非日本人経営の寿司レストラン

 

店名「朝日は上がります」 

 

 

トルコケバブのレストラン

 

 

これまでの人生で、何回「イスタンブール」という名のケバブ屋に巡り合ったことだろう・・・

 

余談だが、パリでレバノン系のケバブ屋に入ったら、その店にはアルコール類が一切置かれていなかったので衝撃を受け、その後ものすごく不機嫌になって、友人を困らせた記憶がある。パリのレバノン料理店にはビールとワインがあるとばかり思い込んでいたのだ。油断大敵(?)

 

 

美味しそうなお菓子屋さんやパン屋さんが多かった。

 

 

バターたっぷりの焼き立てのクロワッサン!と言いたいところだが、焼き立てではなく、味も普通だった。

 

 

食べ物屋以外の建物の写真も多少は撮った。

 

 

ホテル

 

 

石造りの住宅の壁に映った木の影が織りなす模様が、味わい深い。

 

 

これもそう。門扉の上が尖っていてコワかったが。

 

 

ナンテールは空き巣や強盗が多いそうで、アパートの1階に住んでいた友人は、出かける時は必ず窓の外側の鉄の鎧戸を閉めていた。

 

 

学校

 

 

ナンテールの写真は以上で終わり。

 

 

少ないので、おまけの写真を付ける。

 

 

異世界から召喚されちゃった猫の姿をしたなにか。

 

 

(続く)

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2013年1月末のパリ・ナンテールへの旅~シュマン・ド・リル公園編~

2021-06-06 04:53:31 | フランス

 

 

今回から数回に分けて、2013年1月の終わり頃から2月初めにかけてフランスのパリとナンテールで撮った写真をアップする。ほんの4,5日滞在しただけで、枚数も少ないので、すぐ終わる予定だが。

 

もう8年以上前のことなので、記憶力のか弱い私は、ほぼ何も覚えていないに等しいのだが(認知症がしんぱい)、写真の撮影時期を確認しているうちに、当時の状況がぼんやりと浮かび上がってきた。

 

私は2013年2月下旬から約1年半ヨルダンに滞在したのだが、その際、日本を出国してからヨルダンに直行したのではなく、まずイタリアに行ってフィレンツェの友人宅に約3か月滞在し、その間にスペインとフランスにも足を延ばしたのだ。その後イタリアを出発して、さらにトルコに寄り、1週間ほど観光してからヨルダン入りした。今から思えば、けっこうな大移動である。あの頃もすでに若くはなかったのでわりと大変だったが、今同じことをやったら、きっとどこかで行き倒れるな・・・

 

イタリア・フランス間の移動には、LCCのライアンエアーを利用した。往復数千円でお得だったのだ。ボローニャ空港から2時間ほどでパリ北方(約85㎞)のボーヴェ空港という地の果ての広い倉庫みたいな空港に到着し、そこからバスに約75分乗って、市内のメトロ1号線ノポルト・マイヨ駅に出た。そこで待っていてくれた友人と落ち合い、メトロでパリ郊外の都市ナンテールのアパートに連れて行ってもらった。ナンテールには大学(パリ第10大学)があり、学生が多く住む街らしい。パリ中心部へはメトロで30分かからないので、この友人宅に泊めてもらって、ここを拠点にパリを観光した。

 

というわけで、前書きがやたら長くなったが、今回はナンテールの友人宅の近くにあった「シュマン・ド・リル公園」 (Parc du Chemin de l'île)を散策した時の話だ。真冬だったが、晴れた日で比較的暖かく、散歩日和だった。

 

 

この沿いは川沿いにあって、けっこう広かった。平日の午後だったせいか、ほぼ無人だった。

 

 

びしょぬれのヌートリアには遭遇しなかった。

 

 

公園内にも水路が引かれていて、かもめさんたちが集まっていた。ハトさんも。

 

 

パンを持って行かなかったことを激しく後悔しつつ、散策を続ける。

 

 

晩秋の名残のある風景に午後の最後の光が差して、別世界のような眩しい美しさがあった。

 

 

別世界っていうか、あの世かな・・・

 

 

 

 

 

 

緑色のポンポンみたいなヤドリギ(宿り木)がついている木。ヤドリギって、そういえば最近見ないな・・・

 

 

隣接する川には船が通っていた。

 

 

鴨さんたちもいた。

 

 

鴨さんたちもお散歩。

 

 

歩いているうちに、なんだか気持ちが穏やかになる気がした。(あの世からの呼びかけ効果?)

 

 

これで猫さえいれば完璧だったんだが、残念ながら、フランスではほとんど猫を見かけなかった。

 

 

(続く)

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