外国で一時的個人的無目的に暮らすということは

猫と酒とアルジャジーラな日々

日付不明まとめ書き日記2024年5月~2024年6月初旬

2024-06-06 20:33:19 | 日記

 

 

今回は、パレスチナ滞在記の追記を一回お休みして、久しぶりにまとめ書き日記。パレスチナのブログ、あと少しで終わりなのに、なぜ一気に書けないのだろう。いたずらな魔法使いの仕業かしら、それともイス・・・

 

 

某月某日

朝10時に起きた。我ながら早起きだ。

 

私は元来夜型で、特に仕事がなくなってからは朝寝て午後遅く起きるのが常だったが、それだと起きてから夜ベンチ飲みに出かけるまでの時間が短く、あまり何も出来ないため、最近は夜ごはんの後すぐ寝て(食べ終わるのが夜中1時頃で、満腹になるとすごく眠くなる)、午前中に起きるようにしているのだ。

 

早めに寝ても、朝方ふと目が覚めて、スマホを見て何時間も過ごしてから二度寝して、昼過ぎに起きることも多いが、この日のように、一気に寝て午前中に起きるのに成功する時もある。

 

午前中起きられた時は、自分へのご褒美として、缶酎ハイを開けることにしている。朝まで起きている場合に比べ、夜寝ると確実に酒量が減るから、朝から少しくらい飲んでも罰は当たらないと思うが、一応、ソフト~マイルド酎ハイ(3~7%)を飲むようにしている。我ながらストイックだ。

 

ここまで書いてデジャブを感じ、前回のまとめ書き日記(これ)を読んでみたら、「コタツから出たら、酎ハイを一口(か二口か三口)飲んでいいというご褒美ルールを設定した」と書いてある。しかも、「昼間からストロング酎ハイを飲むのは気が引けるので、なるべく3~7%くらいのソフト~マイルド酎ハイを選ぶようにしている」と書いてある。

 

結局、私は年じゅう自分へのご褒美として、缶酎ハイを飲んでいるのではなかろうか。

 

まあ、「ブレない人」っていうことで、それはそれでいいかもな…(とりあえず自分を褒める能力発揮)

 

 

最近飲んで気に入ったマイルド酎ハイ

ジュース代わりに

 

 

 

某月某日

夜ベンチ飲みに出かけようとしたら、雨がぽつぽつ降ってきた。ベンチ飲みの時間帯だけは降らないようにしてって、あれだけ頼んだのに(空に)。天気予報では雨は降らないはずだったので、すぐ止むかもしれないと思い、とりあえず公園に行く。

 

公園に着いて、ベンチに座っても、まだ降っていた。ほんの小雨なのだが、スマホを出していたら濡れるので気になる。あきらめて帰るべきか、そのまま居座るべきか。

 

少し考えた結果、雨がやむ方に賭けて、傘を差してベンチ飲みをすることにした。傘を差してベンチ飲みをするという新境地に至った私。そして、スマホで観るのはアルジャジーラの生中継(ほぼずっとガザ・パレスチナ関連ニュースをやっている)。ベンチ飲みでアルジャジーラの中継を観ている日本人は私だけじゃないだろうか。しかも傘を差しながら(雨はじきに止んだが)

 

なんだか年々行動がマニアックになって行く気がするが、これが老化現象というものだろうか?(お前だけや)

 

 

私の推しのアルジャジーラのガザ特派員、ヒシャーム・ザクートさん(40)

男前じゃないですか??

 

彼は心理学の博士号を持っているそうだ。既婚者で子供は4人(誰得情報)。

 

イスラエルに家族や同僚を殺され、自身も負傷したワーイル・ダハドゥーフ支局長が今年1月にガザからドーハに退避し、古参のガザ特派員だったヒバ・アキーラさんも昨年12月あたりから姿を見せなくなって(彼女もドーハに避難した可能性あり)、最近では急遽雇われた若いガザ特派員たちが命がけで頑張っているのだが、その中で、ベテランのヒシャームさんの冷静でプロフェッショナルな報道姿勢を見ると、やはりほっとする。ずっと元気で活躍してほしいが、彼もイスラエル軍の標的だろうから、いつ何があるか分からない。

 

 

某月某日

室内干しの洗濯物はインテリアだから、色の調和が重要だと認識する。

 

うちの安アパートにはベランダがないので、洗濯物は常に室内干し。乾いてもタンスに仕舞うのが面倒なので、干しっぱなしにしている。その方が、替えの下着の減り具合をみて、次の洗濯の時期を決めやすいしね。(週1,2回しか洗濯しない)

 

というわけで、年じゅう洗濯物がカーテンレールにぶら下がっているのだが、特に下着は目に入りやすい所に干してあるので、しょっちゅう眺めることになる。昼寝から目覚めた時になんとなく見ていたら、パンツも靴下も黒やグレー、茶色、紺色、水色など、全体的に色調がまとまっていて、シックな見た目になっている。我ながら、センスがいい。これはもはや、インテリアではないか。

 

近くで見たら、布がヨレヨレで、穴もいっぱい開いているのだが、それもファッションってことにしたらいいさ…

 

 

某月某日

起き抜けに、ドリップコーヒーを淹れ、百均のカプチーノミキサーで泡立てた牛乳を垂らして、カプチーノにする。これが最近の日課なのだ。もちろんラム酒も少し加える。百均のカプチーノミキサーは案外馬力があり、牛乳によっては、ちょっと引くぐらい泡立つのだ。

 

あわあわのスチームミルクを眺めているうちに、ふと「このカプチーノミキサー、ビールにも使えるのでは」という天啓が降りてきたので、ランチ(パンとホンムスとか)の時に早速やってみる。

 

ビールでやって失敗したら悲しいので、安い発泡酒を用意した。お世辞にも美味しいとは言えないが、安いから買ったものだ。

 

 

泡立ちが悪いが、実験には好都合。

 

 

これをカプチーノミキサーでブイーンと泡立てたら・・・

 

 

こうなりました~

ほとんど泡

 

飲んでみたら、クリーミーな泡立ちでいい感じだった。人工の泡はすぐに消えたが、カプチーノミキサーで何度でも再生できる。これは良いことを思いついた。天才じゃなかろうか。

 

泡立てたことによって、味が落ちたかもしれないが、もともと美味しくない発泡酒なので、別に問題ない。「カプチーノミキサーdeあわあわビール(発泡酒)作戦」、大成功だ。

 

 

でもやっぱり、お店で良く冷えたジョッキの生ビールを飲みたいな~

 

 

先月銀座ライオンで友人におごってもらったサッポロ黒ラベルの生

やっぱり、泡立てなくても泡があるビール、いいよね・・・

 

 

 

(おまけの室内園芸写真)

 

キャンドゥで買ったミニトマト栽培キット(220円)

 

じわ

 

じわじわ

 

じわじわじわ

 

じわじわじわじわ育ってきた~

枯れそうになったら、窓から見える公園の花壇にこっそり移植しようかと考えている今日この頃

 

 

(終わり)

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日付不明まとめ書き日記2023年12月下旬~2024年1月上旬

2024-01-17 21:06:35 | 日記

 

 

大掃除も何もしていないのに慌ただしく年が明け、2024年も、もはや1月下旬に入ってしまった。なんてことだ…

 

一昨年の旅行記もパレスチナ滞在記の追加分もまだ終わっていないのだが、それはそれとして、今回は久しぶりにまとめ書き日記。年末年始の時期って、なぜか日記を書きたくなる。なぜだろう…

 

 

 

某月某日

毎日寒い日が続く。うちのアパートは風通しが良く(婉曲表現)、エアコンをつけてもあまり室温が上がらないため(13度とか14度とかそんなん)、コタツを併用している。コタツというものは、一度入ると出るのが億劫になると相場が決まっているので、それを防止するために、「コタツから出たら酎ハイを一口(か二口か三口)飲んでもいい」というご褒美ルールを設定することにした。

 

このため、起きてからすぐに缶酎ハイを開けて、冷蔵庫に入れておき、コタツを立つたびに冷蔵庫に寄って、一口(か二口か三口)飲むようになった。

 

以前は、前日の晩に缶酎ハイを飲む際に少し残しておいて、翌日起きた時に冷蔵庫を開けて、「あら?こんなところに酎ハイがあるわ。妖精さんのプレゼントかしら?せっかくだから、ちょっといただこうかしら(ごくごく)」という一人芝居をしていた時期もあったのだが(参考)、最近は全て飲み切ってから寝るので、新しい缶を開けるしかない。

 

私は夜型なので、昼過ぎに起きることが多い(夕方の時もある)。昼間からストロング酎ハイを飲むのは気が引けるので、なるべく3~7%くらいのソフト~マイルド酎ハイを選ぶようにしている。飲む量も少しずつなので、酔うこともない。問題は、飲みたくない時も飲まなきゃいけないことである。

 

いくらアル中(たぶん)の私でも、寒い日は冷たい酎ハイよりも熱いコーヒーが飲みたい時もあるのだ。でも、ルールだから仕方ないので、コタツを立った時は、飲みたくなくても酎ハイを飲むことにしている。ほら、私って、自分に厳しいから…

 

 

酎ハイよりチャイが飲みたい時もあるけど、ルールはルールだから‥

(年末にトルコ料理店で飲んだチャイ)

 

 

 

某月某日

自分で丁寧に出汁を取り、みりん、酒、醤油を加えて作ったつゆよりも、100均で買っためんつゆの方が美味しいことに気づいてしまう。

 

私は普段、うどんや蕎麦を作る時、昆布と混合削り節(鰹節や鯖節などのミックス)で出汁を取り、そこに本みりん、純米酒、醤油(こいくち)を加えてつゆを作る。だから、めんつゆはあまり買わないのだが、タレが付いていない納豆が安かったので買った時、タレの代用品として100均でめんつゆも買ったのだ。

 

100均のめんつゆは小ぶりだが、納豆に使う量はたかが知れているので、いつまでも余って邪魔である。そういうわけで、試みにうどんつゆとして使ってみたのだが、いつもより美味しくなってしまって衝撃を受けた。味がきちっと決まるというのか、塩分が適切で、甘すぎず、ちょうどいい味だったのだ。

 

いままで時間をかけて丁寧に作っていたあのつゆはいったいなんだったのか。私の何がいけなかったというの…?

 

う~ん…

 

やっぱり、分量比を気にせずに、心の赴くままに材料を入れるのがまずかったのかしら(それや)…気が付いたらいつも、みりんと日本酒を入れ過ぎるし…(アル中あるある)

 

 

 

年末にみりんを買ったら付いてきたお屠蘇の素「とそ散」

みりんに一晩浸けて飲んだら、めっちゃ甘かった(当たり前)

 

 

 

某月某日

寒すぎて布団から出られないので、布団の中で歌の歌詞を作る。布団から出られない全ての人に捧げる歌だ。

 

 

(カエルの歌のメロディーで)

さむいよるでも

ふとんはぬくい

ほかっほかっほかっほかっ

もうここに~すむしかな~い

 

そとはふゆでも

ふとんはハワイ

ほかっほかっほかっほかっ

一生ここからで~な~い

 

 

どうですかい?ちゃんと韻を踏んでるの、すごくないですか?

 

自分の才能がコワい…

 

 

「ふとんはぬくい」と題したイラストも描いた。今年の描き初めだ。今回はペンタブレットではなく、マウスで描いてみた。

自分の才能が…(以下省略)

 

 

布団から出たくないと言えばこの歌(毎年冬に聴きたくなる)

 

 

 

某月某日

年末年始に里帰りした時、両親が撮りためた動画を家族で観ていて、「オトナの一休さん」というNHKの名作アニメに皆で感動する。これが実話に基づいてるなんて、ちょっと信じがたいほどだ。

 

一休さんというと、子供の頃に観たアニメのあのとんち小僧しか知らなかったのだが、こちらの一休さんは大人で、とんちは言わない代わりに、お経の上に自分のした大きなウンチ(一本糞)をのせて見せびらかしたり(固定観念に縛られていないことを示している)、可愛がっていたスズメが死んで涙を流して戒名を付けたり(諸法無我=全てのものに実体はないと言っても、悲しい時は悲しいと主張)しているのだ。若い頃に自殺を図ったり、年取ってからは娘くらいの年の女の子と結婚していちゃいちゃしたりと(「オトナの」とタイトルについている所以か)、その自由奔放っぷりに家族全員がシビれたのだ。結局録画してあった20話分を2回に分けて全て観た。

 

「オトナの一休さん」を家族で観たことが、今回の里帰りのハイライトだった気がする…

第二則 すずめの葬式」より、かわいがっていたすずめの死を悼む一休さん。(c)NHK - 板尾創路が演じるアニメ「オトナの一休さん」、夜ふかしの会・鬼頭、大重、原も  [画像ギャラリー 4/6] - お笑いナタリー

 

 

動画(第1則~第6則、4:43くらいの第2則「雀の葬式」から音声が聴ける)

https://www.dailymotion.com/video/x8d9cnf

 

 

もちろん、オトナの一休さんを観るだけではなく、家族で年越し蕎麦やおせちやお雑煮を食べたり、近所のお寺に年始のご挨拶に行ったり、散歩したりもしたので、その時の写真をいくらか載せておく。

 

 

うちのお雑煮は白味噌汁に茹でた丸餅入り

 

 

私はいい年をして大掃除もおせちやお雑煮作りも手伝わず、毎日昼過ぎまで寝ていたが、なんと全然怒られなかった。親はもうあきらめてるんだと思う。長い付き合いだからな…

 

 

昼ごはんは私と妹が担当してピザやパスタを作ったが、いまいちだった。

普段一人分しか作らないので、人数が多いと勘が鈍るのよね(ということにしておいて下さい)

 

 

近所の山寺の門

 

 

お寺でいただいた抹茶と和菓子

 

 

お寺のそばの竹林

 

 

散歩に行った堤防

 

 

黒猫さん発見

 

 

 

こんな感じで、今年もブログ更新のペースはなかなか上がりそうもないですが、何卒よろしくお願いいたします~

 

 

(終わり)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日付不明まとめ書き日記2023年8月後半~10月初旬

2023-10-11 18:04:54 | 日記

 

 

私の住む世界(おうちヤマンバ地方)では、永遠に続くように思われた夏がようやく去ったと思ったら、もう冬が到来したかのような寒い日が続いたが、皆さんのところはどうだろうか。私は衣替えをし(段ボール1個分しかないので一瞬で終わる)、ホットワイン開きをした。うちの妹はカイロ開きを済ませたらしい。コタツもそろそろ用意するべきかな…

 

今回は旅行記をお休みして、久しぶりにまとめ書き日記。過去ブログを読み返してみると、なんと前回のまとめ書き日記は昨年末の日付だったので、ほぼ十か月ぶりとなる。その間に色々なことが起こったわけだが、私は忘却力が優れているので、もはや最近の事しか覚えていない。

 

というわけで、コロナに感染して回復した後、つまり8月後半から今までで、記憶に残っていることを書く。もはや時期もはっきりしないが、古代メソポタミアでシュメール人がビールを飲んでいた頃から現在までに経過した年月に比べたら、誤差の範囲よね…

 

 

 

某月某日

夜のベンチ飲みで、実家からのお中元のヱビスビールを飲む。届いてからまだ半分も消費していない頃にコロナに感染し、カロナールを服用している間は飲めなかったので、まだ残っていたのだ。

 

8月も後半に入り、秋の使者であるはずのキリン秋味が発売されても、これでもか、これでもかと猛暑日が続いていた。そういう時こそ良く冷えたビールが美味しいのは常識である。

 

 

家で飲んだ時の写真

 

 

ヱビスは今のところ、日本の大手メーカーのビールの中で、私の一番お気に入りだ。美味しいだけではなく、缶が金色に輝いていて特別感がある。値段も他のビールより少し高めだ。それゆえ、ベンチ飲みでヱビスを飲むと、ホームレスの人と間違えられにくいだろうし(間違えられたことがある)、他のベンチドリンカーに差を付けることもできそうだ。

 

そう思って、いそいそベンチ飲みに繰り出したのだが、周りのベンチに座っている人達は、私のヱビスには目もくれず、スマホを眺めたり、恋人といちゃいちゃしたりしていた。そりゃそうよね、私だってベンチ飲みしてる時、周りなんて見てないもんね…

 

しょうがないので、座っていたベンチの前に立っていた山桜のやまちゃん(愛称)にヱビスを自慢することにした。やまちゃんは私が何を言っても、黙って聞いてくれるのだ。まあ、傍目には一人でブツブツ言ってるヤバそうな中年女性にしか見えないだろうが…

 

 

もはや秋の使者と呼べないキリン秋味(過去写真)

今年は秋が10月くらいまで来なかったし、フライングで冬が来たりしたしな…

 

 

 

某月某日

昼過ぎに目覚めてから、1時間以上布団の中でツイッター(別名「ぺけ」)を眺めた末、そろそろ起きようかなと考える。

 

起きると決めた時、「特に急いでやるべき用事は何もないのに、起きるなんてエライ~」と自分を褒めた讃えたが(「褒めて伸ばそう良い自分」キャンペーン永年継続中)、起きてから何をしようか考えているうちに、いつの間にかまた眠り込んでいた。

 

二度寝から目が覚めた時はもう夕方近かった。私は引き続き布団の中で寝そべったままで思考を巡らせ、最終的に「とにかく、私はあの時起きようとした。その心持ちが尊いではないか。実際に起きたかどうかは重要ではない。大事なのは結果ではなく、過程なのだ」という結論に達した。

 

以前のまとめ書き日記に、「私は自分がどんなことをやっても褒めるスキルを身に着けつつある」と書いたと思うが(いつだったかな…)、最近はもはや、何もやらなくても褒めることが出来るようになってしまった。もうこの道(自画自賛道)を極めた感がある今日この頃だ。

 

 

 

某月某日

スマホアプリのカレンダーが最近妙に優しい。

 

私はスマホにヤフーカレンダーのアプリを入れているのだが、

 

このカレンダーは割とおせっかい焼きで、予定が入っている時にリマインダーとして通知するだけではなく、なんにも予定がない日も、「今日の予定はありません」と通知してくるのだ。私は控えめに言って予定の少ない女なので、しょっちゅうこの「今日の予定はありません」攻撃を受けることになる。

 

その度に、「ちっ、予定がある時だけ教えてくれればいいのに。『お前ヒマやな~』と言われてるみたいで感じ悪いぞ…」と思っていたのだが、それが伝わったのかどうかは知らないが、最近は「今日の予定はありません。いい一日になりますように」「明日の予定はありません。いい一日になりますように」と、予定のない日が良い一日になるように願ってくれるようになったのだ。

 

それを見ると、なんだかカレンダーに同情されている気がして、しんみりした気分になるのよね…

 

 

 

某月某日

昼過ぎに起きて、ラジオ体操などをしてから、日記をつける。

 

日記をつけるのは、しばらく前から私の日課の一つになっている。元々はその日飲んだアルコールの分量を把握する目的で、「酒日記」のつもりで始めたのだが(近年酒量が増えてアル中が懸念されるため)、ついでに睡眠時間や食べた物、その日やったことなども書くようになった。

 

睡眠時間や食べ物について記録するのは健康管理のためだが、その日やったことを書くのは、書くこと自体によって、出来事を記憶に定着させるためであり、認知症防止的な目的があるのだ。何しろ、前の日の事なんて、ほっといたらすぐ忘れちゃうからな…

 

しかし、この日記はある意味で危険物のような存在でもある。もし外出中に事故に遭って命を落とした場合、家族が遺物を整理しに来てこれを見つけたらどうなるだろうか。「あの子は毎日こんなに飲んだくれてたのか。酎ハイ飲みすぎやろ」とか、「いい年して、晩御飯の後にポテチ一袋一気食いしてたのか」とか、「何が面白くてこんなに毎日ベンチ飲みに行ってたん…?」とか思われるのではないだろうか。それはなるべく避けたい事態である。

 

そう思うと、うかつに事故に遭う訳に行かないので、外出先では慎重に行動するようになった。自宅でも急病で倒れないよう、健康管理にも以前より気を遣うようになった。小さな子供がいたり、ペットを飼っている人達は、「あの子を残して事故に遭う訳にはいかない」と思うのだろうが、私の場合は「あの日記を残して事故に遭う訳にはいかない」となるのだ。

 

逆に言うと、日記のおかげで(今のところ)行き倒れることなく暮らせているのかもしれない。一人暮らしの人の健康法として、「誰かに読まれたら恥ずかしい日記をつける」というのは、ありなんじゃないだろうか。

 

 

「日記より猫を飼う方がいいにゃ~」

飼いたいのはやまやまなんですがね…

 

 

 

某月某日

初めてペルシャ語のオンラインレッスンを受ける。ズームのグループレッスンだ。

 

私はズームというものをほとんどやったことがないので、やり方がわからず不安だったが、先生から送られてきた説明書きの通りにやったら、なんとか出来た。

 

語学のレッスンなので顔出しが基本だが、うちのボロアパートが写らないようにしたかったので、設定で背景を変えることにして、朝露に光る原っぱみたいなやつを選んだら、小麦畑に降り立ったマッドサイエンティスト風ヘアスタイルの宇宙人のおばちゃんみたいになった。私は寝起きでなくても髪の毛が爆発しているのだが、人工的な背景を設定したことにより、髪の毛のぼわぼわ加減が妙に強調されてしまったのだ。

 

先生も他の生徒さんたちも普通に自宅を写していたので(背景をぼかしている人はいたが)、私だけ明らかに浮いていた。でも、浮いていたのは映像だけではなかったと思われるので、まあいいかな…(?)

 

 

 

(唐突なペルシャ語豆知識)

 

数字の5が逆さハート

 

 

 

おしりっぽくもあるよな…

 

 

 

 

(終わり)

 

 

 

 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コロナに初めて感染した話

2023-08-14 20:17:53 | 日記

 

 

またまた間が空いてしまったが、皆さんいかがお過ごしだったろうか。私はコロナにかかってました~

 

1か月半外国(中東と仏)をマスクなしで旅してもなんともなかったのに、帰国して2週間で感染した。適宜マスクをしていたし、近所のスーパーや公園に出かける程度で、ほぼ誰にも会わない世捨て人のような暮らしをしていたのに。日本の第9波、おそるべし。

 

最初は、喉が痛くて寒気がするので冷房で寝冷えしたのだと思い、なるべく冷房を付けずに(あるいは温度を高めに設定して)ひたすら寝ていたのだが、いつもと違って、丸2日寝ていてもちっとも良くならないので、「これは普通の風邪じゃないのでは」と疑い始めた。熱も38度ちょっとある。私は平熱が36度いかないので、38度は高熱なのだ。

 

心当たりはないが、もしかしたらこれはコロナかもしれないと思い、ネットで調べたら、「第9波の症状の特徴は、喉のイガイガと発熱です」と書いてあるではないか。これ、私のことやん…まあ、風邪と同じ症状なわけだが。なお、味覚や嗅覚に変化はなかった。

 

症状が出始めてから3日目、以前ドラッグストアで購入した抗原キットを開封して、検査してみた。まさかこれを使う日が来るとは思わなかったわい…どんくさいので、説明書を理解するのに時間がかかったが、口の中に唾液を溜めて採取するなど、なんとか書いてある通りにやった。そして待つこと15分…

 

 

 

 

一見、Cの線1本しかない。なんだ、やっぱり陰性じゃん!心配して損したぜ!と初めは思ったが、よくよく見たらTの所にもうっすらと赤い線が浮き出ているのではないか。薄すぎてわかりにくかったが、これはもしかしたら陽性かもしれない。

 

確かめるためには医療機関を受診する必要があると思い、ネットで検索して、近所で検査してくれそうなところを探した。自治体のHPを見てPCR検査を実施している医療機関のリストをチェックし、その中から、かかりつけじゃなくても受け入れてくれる徒歩圏内のところをピックアップした。こういうことって、今はなんとか自力で出来るけど、20年後に同じことをやれる自信がない。でも、その頃はかかりつけの病院があるだろうから、問題ないのか…

 

電話してみたら、一か所はもう予約がいっぱいだったが、別の所は事情を説明したら、発熱外来の時間は過ぎていたのに、その日のうちに見てもらえることになった。行ってみたら、さきほど電話に出てくれた天使のように優しい看護婦さんが完全防備で待機してくれていて、一般の診療スペースとは別の発熱者用のスペースに通され、そこでこれまた優しい老先生の診察を受けた。持参した検査キットを見せたら、「これは陽性です」と断言され、それ以上の検査は不要ということになって、一通りの診察(パルスオキシメーターでの計測、触診等)の後、5日分の薬の処方を出してもらって終わりになった。先生は多くを語らず、私も質問しなかった。まだ自分がコロナに感染した驚きから抜けきってなかったのである。しかしその後の薬局で、さらなる打撃が私を待っていたのである。

 

コロナ陽性であることを告げると、薬局でも発熱者用の別スペースに通されたが、薬の説明をしに来てくれた薬剤師さんは、医療用マスクではなく普通の不織布マスクにフェイスシールド、手袋を付けている程度だった。医療用マスクを配布してあげてほしい。

 

出された薬は3種類だった。解熱剤・鎮痛剤のカロナールと、咳をしずめて痰を出しやすくする薬が2種。薬剤師さんは、「カロナールは肝臓で代謝される薬なので、服用している間は飲酒を避けて下さい」とさらっと言った。飲酒を避ける??そんなこと聞いてないぞ…

 

私「ええ~飲酒を避けるということは、飲んじゃいけないということですか??」

薬「カロナール服用時にアルコールを摂取したら、肝臓に負担がかかって害が出ることがはっきりわかっていますので…」

私「で、でも、ちょっとくらいなら大丈夫だったりします??」

薬「こちらの立場としては、そう言うわけにはいきませんので…」

 

もっともな話だし、それ以上薬剤師さんを困らせてもしょうがないので、「わかりました」と言って薬を受け取って帰った。

 

帰宅してからすぐ薬を飲もうか、それとも冷蔵庫にある飲みかけの缶酎ハイ(体調が悪くても飲んでいた)を飲んでしまって、翌日から薬を飲み始めようかしばらく悩んだが、結局その晩は酒を飲んで、翌朝から薬の服用を開始することに決めた。早く薬を飲んで楽になりたいのはやまやまだったのだが、アル中なのでそういう訳にもいかなかったのだ。熱があって喉が痛い中で飲む酎ハイは、非常に不味かった。

 

飲酒から6時間以上あけて、翌朝薬の服用を開始。その日のうちに体温が36度台まで下がり、翌日の午後には35度台になった。完全に平熱に戻ったのである。喉の痛みや痰はそこまで回復しなかったが、それでも次第に良くなってきた。

 


熱は下がっていったものの、何をしてもすぐ疲れるし、集中力が続かないので、なるべく横になって安静にしていた。そんな時、「もしかして、これはコロナ後遺症?」「ずっと頭がぼんやりしてるけど、これがブレインフィグってやつ?」などと考えたが、すぐに「いやいや、今まさに病気の真っ最中やっちゅうねん。後遺症はいったん終わってから出るやつや」「ブレインフォグや。フィグはイチジクやっちゅうねん」と一人ツッコミを入れていた。

 

また、ぼんやり横たわっている時、ふと「コロナをコアラと言い換えたらかわいいんじゃないだろうか」と思いついた。「コロナになった」より「コアラになった」の方が絶対かわいいし、「目覚めたらコアラになっていた」方が、巨大な毒虫になっているよりずっといいだろう。

 

というわけで、久しぶりにペンタブレットで絵を描いてみた。まだ体力があまりない上、描き方をすっかり忘れていたので、2時間半もかかってしまったぜ…

 

 

これでございます。力作でしょう?

 

 

閑話休題…

 

 

熱が下がると食欲が戻ってきたので、いただきもののスープを飲んだり、そばを茹でて納豆と食べたりした。うちには1週間分くらいの食料はストックしてあるし、簡単な調理をするくらいの体力は、熱がある時でもあった。

 

 

スープストック様

スープストックのスープって、自分が作ったような味がする。作らないけど。(どういうことやねん)

 

 

食べ物に関しては特に困らなかったのだが、問題は禁酒への対応である。

 

私はイランを旅した時、12日間禁酒を余儀なくされたわけだが(イランでは飲酒は違法行為)、その間イラン製のノンアルコールビールを飲んでいた。モルトだけのプレーンなノンアルコールビールに加え、レモン風味や桃風味など、フルーツフレーバーのものも色々あった。モルト風味のジュースという感じで甘かったが、味は悪くなかったし、ペットボトル入りのお徳用サイズで買うこともできた。

 

以前はノンアルコールビールの存在は眼中になかったが、イランで飲んでから「これもありだな」と感じるようになり、非常時の選択肢の中に含めるようになった。日本のノンアルコールビールはプレーンなモルト風味のものだけだが、ノンアルコールワイン、サワーなどバリエーションは多い。

 

 

イランの代表的なノンアルコールビール「イスターク」(レモン風味)

 

 

 

そういうわけで、今回の非常時(コロナ羅患、カロナール服用)に際しても、ノンアルコールのビール等(0.00のやつ)を入手し、それらを飲むことでなんとかやりすごすことにした。体力が戻ってからベンチ飲みを再開したが、その際もノンアルコールビールを飲んだ。

 

 

 

ベンチでノンアルコールビールを飲むという新境地

 

 

そうこうしているうちに、5日分出ていた薬が終わり、無事に禁酒を終えることが出来た。もうとっくに熱は収まっていたので、カロナールの最後の1回分だけはパスさせてもらったが、それでも丸々5日間禁酒したことになる。イランとは違って、家の中に酒がたくさんある状況下での禁酒だ。我ながら本当にエライ。

 

 

実家からのお中元のヱビスも半分以上残っていたのに。(見えないところに隠した)

 

 

そんなわけで、今は療養生活を終え、平常モードにもどったわけだが、咳はまだ少し出るし、これで完全に終わったとも言えないだろう。コロニャのことだから、まだ何か企んでいるかもしれないし…

 

…しばらく安静に、世捨て人モードで暮らそうっと。(つまり今まで通り)

 

 

「安静が一番にゃ」

 

 

(終わり)

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日付不明まとめ書き日記2022年たぶん12月

2022-12-29 08:36:07 | 日記

 

 

今回は年末スペシャルということで(?)、全然進まない旅行記を脇に置いといて、久しぶりにまとめ書き日記。まあ、まとめ書きっていうほどの量でもないけどね…ふっ

 

 

12月某日

冷蔵庫を開けると、ストロングゼロの酎ハイの缶が開いたものが入っている。自分で入れた覚えはない。

 

おやおや、誰が入れてくたのかしら? 心優しい妖精さん(アル中担当)が私への贈り物として、寝ている間にこっそり入れてくれたのかしら?

 

さっき起きたばっかりだし、まだ昼間だけど、せっかくだから一口くらい飲もうかしら、うふふ~

 

ごくごく(一口じゃない)

 

うむ、ちょっと気が抜けてるけど、気になるほどではない。ちゃんと酎ハイの味がする(当たり前)。

 

妖精さん、どうもありがとう!さあ、贈り物もいただいたし、今日も一日がんばろう~

 

パタリ(冷蔵庫を閉める音)

 

~完~

 

 

最近私は、こういう一人芝居をしょっちゅうやっている。

 

寝る前に缶酎ハイを飲むにあたって、全部飲み切らずに少し残しておいて、翌日の自分へのプレゼントとして、飲みかけの缶を冷蔵庫に入れておくよう心掛けているのだ。起きてからすぐ缶酎ハイを開けるのはさすがに気が引けるが、すでに開いたものを少し飲むくらいなら、やましい気分にならないからだ。

 

しかし、残り物をそのまま飲むのも味気ないので、自分が残したのではなく、妖精さんが差し入れしてくれたことにし、ファンタジーの次元に持ち込むことで、心温まるエピソードにするという演出を手掛けるようになった。我ながら芸が細かい。

 

問題は、最近缶酎ハイを残さずに全部飲んでしまうことが増えてきて、妖精さんの出番が減ってしまったことである。これはよくない傾向だ。

 

う~ん

 

ロング缶を買うべきかな・・・

 

 

猫さん「やめときなさい」

 

 

 

12月某日

1束58円だったから、つい2束買ってしまった小松菜の使い道に悩む。

 

野菜や果物、肉類は週に2回ほどまとめて買いこんで、適当に切って冷蔵・冷凍保存するのだが、私が調理するのは一日一回、夜だけだし、一人暮らしなので、買い過ぎると食材が余りがちなのだ。たいてい一品しか作らないし。

 

それに加えて、私はイタリア帰りの人間特有のカルマを背負っている。

 

それは、「イタリア料理を作る時に、和食材を入れてはいけない」というプレッシャーだ。つまり、パスタの具に小松菜やシイタケなどを入れてはいけないし、納豆なんてもってのほかである。醤油やみりん、味噌といった和の調味料もダメ。

 

私はスパゲッティーニかペンネを具沢山のソースで和えて食べることが多いので、安いからといって和食材を大量に買い込むと、困った事態になりがちだ。なお、サラダを添える際も、和風ドレッシングを使う訳にはいかない。豆腐などもサイドディッシュにできない。

 

イタリアから離れてもう長くなり、その呪縛は大分薄れてきたのだが、それでもあの国が私の中に植え付けた「食のタブー」はいくつか残っていて、なかなか消えてなくならない。だから、なるべく和食とイタリア料理の両方に使える食材を買わなければならないのだ。

 

イタリア帰りって、大変だなあ…(私だけ?)

 

 

バーミヤンの猫型配膳ロボット「細かいことは気にすんにゃ~」

 

 

 

12月某日

両親からのお歳暮をようやく受け取る。

 

宅急便を受け取ることは、私にとって非常に難易度の高いタスクのひとつである。

 

なぜなら、昼間は寝ているし、起きていてもヤマンバ(ギャルじゃない方)のような恰好だから出たくないし、再配達の手配をして、人間に変身して配達を待つのも億劫だからだ。

 

集荷所が家の近所なら取りに行くのだが、歩いていけない場所だとそういう訳にもいかない。

 

そういうわけで、不在通知を数日放置した後、勇気を出して再配達を頼んで、ようやく受け取ったお歳暮はこれだ。

 

金色の眩しいヤツ

 

 

ごくごく(一気飲み)

 

ヱビスは美味しい。苦労して受け取った甲斐があるというものだ。

 

それにしても、私以外にも宅急便の受け取りが苦手な「おうちヤマンバ」(かわいく命名)の仲間は日本全国に少なくないと思うのだが、みなさんどうやってこの問題を切り抜けているのだろうか。

 

一度「全国おうちヤマンバ大会」を開いて、相談したり、愚痴を言い合ったりしたいものだ。その場合、ZOOM等のオンラインミーティングになるだろう。そして、なにしろ全員ヤマンバ(ギャルじゃない方)なので、画面で姿を見せることを嫌がり、音声だけの参加となることだろう。微妙な会になりそうだな~

 

 

通りすがりの猫さん「ヤマンバとは目を合わせたくにゃい」

 

 

 

今回のまとめ書き日記はここで終わり。

 

もうちょっと書きたかったが、年々心身ともに衰えて、たくさん書けなくなっているので。来年はもっと頻繁に更新して、なるべく早く旅行記を終わらせたいのだが、分不相応な野望かしら…

 

 

(おまけの猫ワイン写真)

 

 

かわいい…甘口だから買わないけど。

 

 

それでは、皆さんよい年末年始をお過ごしくださいね。

 


来年もよろしくお願いいたします~

 

 

(終わり)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする