外国で一時的個人的無目的に暮らすということは

猫と酒とアルジャジーラな日々

日付不明まとめ書き日記だいたい2025年1月

2025-01-10 19:45:19 | 日記

題名:さむい(以前スマホで書いたイラスト、今の気分にぴったり)

 

 

 今回は、2025年初のまとめ書き日記。前回は2024年10月だったから、3か月ぶりだ。天災のように、忘れた頃にやってくる、それが私のまとめ書き日記。害はないんですけどね。だいたい今年1月の話だが、なかには12月のものも混ざっているようだ(他人事か)。まあ、このやたらめったら複雑で、びっくりするようなことばかり起こる世界においては、ささいな事よね…

 

 

1月某日

布団の中で新年の抱負を決める。

 

今年の抱負は、「目覚めてから1時間以内に布団から出る」だ。

 

がんばって起きたって、急いでやらなければいけない用事は何もないのに(誰よりもヒマ)、室温8度とかで極寒なのに(夏は逆に高温)、あえて短時間(=1時間)で、暖かく優しく心地よい布団の世界を出て行こうなんて、なんと気高い志であろうか。

 

もし実行できなくても、やろうと思った気持ちがすでに尊いわよね…(すでに実行できない可能性に備えて心の準備をしている。備えあれば患いなし)

 

ということで、目覚めてから58分で布団から出たりしている。スリル満点の年明けだ。

 

 

 

1月某日

気が付いたら、ずっとひとりで喋っている。

 

私はもともと、ひとり言が多いのだが、疲れている時や気分が下向きの時、なんとなくストレスがたまっている時などは、さらにひとり言が増えて、ひっきりなしにしゃべる傾向があるのだ。

 

そういう時は、なぜかお嬢様(奥様)言葉でぼやくことが多くなる。「なんだか疲れましたわよね」「こういう時、大人はお酒を飲むと相場が決まってますわよね(缶酎ハイを開ける)」「それにしても、ちょっと寒すぎやしませんこと?」という風に。

 

また、ダジャレを真剣に考える時間も増える。星の王子さまが悲しい気分の時に夕陽を眺めたくなるように、私はダジャレが言いたくなるのだ。

 

先日作ったダジャレはこれ:

 

暴漢を傍観

暴漢が防寒

羊羹、よう噛んで食べてね

羊羹、高くてよう買わんわ

 

どうです、まあまあじゃないですか? これを父親にLINEで送ったら、「腕を上げたな」と褒められた。ふふっ…

 

 

イランで買ったペルシャ語の「星の王子様」

まだ全然読んでない。知っている内容だし、辞書を引けば読めると思うが、億劫で…

 

 

1月某日

ヒートショックというものが恐ろしくなる。

 

ヒートショックとは、急激な温度変化によって体がダメージを受けることで、失神や心筋梗塞、脳梗塞などを引き起こして、死に至ることもあるという。

 

特に冬の入浴時が危険らしい。私が湯船につかることはめったになく、ほとんどの場合シャワーですませてしまうので、リスクは低いかもしれない。しかし、シャワーでヒートショックになる可能性もないわけではないだろう。

 

私は冬でも、ほぼ毎晩ベンチ飲みに出かけ(「出勤」と呼んでいる)、帰宅したらまずシャワーを浴びる。ベンチ飲みに行くときは厚着してカイロを貼って、ホットワインを用意するものの、やはり寒い日は体が冷える。そのひんやりした体で、いきなり熱いシャワーを浴びて、ヒートショックになったらどうしよう。1人暮らしだから発見が遅れるし、遺体で発見された際、「シャワーでヒートショックになって死ぬ人、珍しいなあ」などと思われたら、なんだか立場がないので、そういう事態は是非避けたい。でも、この寒いのにぬるいシャワーは浴びたくない…

 

というわけで、最近はベンチ飲みから帰ってすぐにシャワーを浴びず、エアコンとコタツを付けて、ホットワインを飲みながらしばらく読書し、身体をある程度温めてからシャワーを浴びるようにしている。

 

ああ、夏は熱中症、冬はヒートショックに怯えて生きるのって、疲れるなあ…

 

常春の国マリネラに移住したい。パタリロの世界に。

 

 

 

1月某日

いつものように、ベンチ飲みをしていたら、足元にねずみちゃんがやってきた。

 

 

 

ぼんやりした写真だが、けっこう大きいことはお判りいただけるだろうか。手乗りサイズをはるかに超えている。いや、乗せないけど。

 

ねずみの存在に気づいたのは去年の夏だ(参照、終わりの方)。秋頃まではよく見かけていたが、最近はずっと姿を見せなかったので、てっきり寒さのせいでお亡くなりになったと思っていたが、まだ生きていたのだな。家の中に入ってきたら困るが(参照)、公園で見る限りにおいては、可愛らしく思える。だって、足元に来てウロウロするんですのよ。情が移るじゃないですか…

 

夜、公園のベンチに座っている人はちらほらいるが、ねずみがうろちょろしていることに気づいている人は、他にいなさそうだった。もしかして、私にしか見えないのかしら?心の綺麗な人にしか見えないねずみなのかも?(さすがにずうずうしい)

 

そんなある日の夕方、小学生高学年くらいの女の子のグループが、ねずみが拠点にしているベンチのそばを通った時、そのうちの1人が、「この辺りにねずみがいるんだよね~」と言いながら、下を覗き込み始めた。ねずみは出てこなかったので、あきらめて行ってしまったが。

 

おお~子供はねずみがいることを知ってるんだ~あれかな、星の王子様の話のように(しょちゅう星の王子様を思い出している)、子供には見えるけど大人には見えない物は多くて、あのねずみも、普通の大人は気が付かないのだが、子供の心を持っている大人(私)には見えるってやつかな…(ヒマなだけや)

 

上の写真をイラストにしてみた。(紙にボールペンで)

ねずみのシッポとか自分のスニーカーとか色々問題あるが、まあまあかわいく描けたような…

 

 

1月某日

破調の俳句を読む:

煮詰めても 煮詰めても バルサミコ(季語はバルサミコ)

 

私はバルサミコ酢をいつも業務スーパーで買っている。業スーのバルサミコは、本場イタリアのモデナ産なのに、税抜き298円と激安なのだ。しかし、この日買って帰って、台所の戸棚に入れようとしたら、今使っている分がまだほとんど残っているのに気づいた。冬場はサラダを食べず、バルサミコはあまり使わないから、いつまでも余ってしまいそうだ。

 

そういえば、バルサミコを半分に煮詰めたら、何も入れなくても美味しいソースになって、肉料理やサラダなどだけではなく、アイスクリームにかけても美味しいと書いてあるのを読んだことがある。アイスクリームは食べないが、とりあえず煮詰めてみよう。

 

ということで、部屋中に酸っぱい匂いを充満させながら、小鍋で飴状になる手前まで煮詰めてみた。きっと味がまろやかになって、とてつもなく美味しくなっているはずだと期待していたが、食べてみたら、煮詰める前とあまり味が変わっていなかった。が~ん…

 

その時に頭をよぎったのが、あの有名な山頭火の句。

「分け入っても分け入っても青い山」

 

バルサミコ酢も同じだと思った。煮詰めても、煮詰めても、バルサミコはバルサミコだ。

 

まあ、とりあえず量は減ったからいいかな…(煮物の隠し味にして無理やり消費した)

 

 

1月某日

トーマさんに、5つ目の実がなっていることに気づく。

 

トーマさんはキャンドゥの栽培キットのミニトマト。5月に種を蒔いてから、背ばかり伸びて実がならないまま半年が過ぎ、ここまでかと思ったら、いつのまにか実が付いていた。そして、その実が次第に増えて、とうと5つになったわけだ。

 

実が増えても、赤くなる気配は一切なく、相変わらず青二才でいらっしゃるのだが、いいのよ。トーマさんはそこにいてくれるだけでいいの。無理しないでね、一緒に冬を越そうね~

 

 

腰が限界まで曲がっていても、青二才なトーマさんが好き…

 

 

 

(終わり)

 

 

 

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日付不明まとめ書き日記2024年10月

2024-10-22 15:36:43 | 日記

秋の短い期間、風に乗って家の中にまで入り込んでくる金木犀のあまい匂いが好きだが、そろそろ終わりかな。あの匂いを嗅ぐと、反射的にトイレの芳香剤「ピコレット」を思い出すが(世代がバレる)

 

 

 

さて、今回はまた、まとめ書き日記。このペースで、果たして一昨年の旅行記は今年中に終われるのか(去年も同じことを言ってたような気も)

 

 

10月某日

鼻くそについて、深く考察する。

 

「鼻くそ」という言葉は、ちょっとお下品で乱暴な気がする。上品な紳士やマダム、いいところのおぼっちゃんやお嬢様は口に出来ないのではなかろうか。普通の人でも、デートやお見合いの席などでは、使いにくいだろう。お見合いの時にそういう話題になることはないかもしれないが。

 

「鼻」はいいとして、問題なのは「くそ」の部分だ。「くそ」というのは、「くそったれ!」などの罵り言葉に使われたりするし、やっぱりちょっとお下品ですわよね? 特に漢字で「糞」と書くと、余計にイヤ~な感じになりますわよね…

 

考えてみたら、「耳くそ」は「耳垢(耳あか)」、「目くそ」は「目ヤニ」と言い換えることができるのに、「鼻くそ」にはなぜかそれ以外の言い方がない。

 

なければ、作ればいいじゃないか。

 

にゃむ、にゃむ、にゃむ(考えている音)

 

しばらく考えた結果、「鼻衣(はなごろも)」、「鼻玉(はなだま)」、「鼻フレーク」の3種の代替語を思いついた。

 

「鼻衣」は、鼻の穴を覆うあれを古風で雅な言い方で表現。あの様態は天ぷらの衣にけっこう似てますしね(天ぷら好きの方すみません)。「鼻くそをほじる」は、「鼻衣を剥ぐ(はぐ)、もしくは剥す(はがす)」と言い換える。

 

「鼻玉」は、鼻の穴からあれを掻きだして丸めた時の形状を表したもの。「鼻くそをほじる」は「鼻玉を転がす」と言い換える。

 

「鼻フレーク」は、いっそ英語にしてみたら軽やかさが出ていいのではないか、という発想のネーミング。どっちかというと、鼻くそよりは耳くその方がフレークな気もするが。「耳フレーク」、どうですかね。「鼻くそをほじる」は「鼻フレークをすくう」と言い換える。

 

X(ぺけ)のお友達にどれがいいか聞いてみたところ、「鼻衣」が優雅な響きで、一番いいとのことだった。私も同感だ。というわけで、今後は「鼻衣」で行こうと思う。皆さんも使ってみてはいかがだろうか。書く場合は、「花衣」にするとさらに優美になる。これなら、お見合いの席でも大丈夫な気がする。お見合いって、やったことないけど。っていうか、お見合いってまだ存在するんかな…

 

これはコーンフレーク(だから何)

 

 

10月某日

久しぶりに本そうじをして、生まれ変わったような爽やかな気分になる。

 

私は普段のそうじを「プチそうじ」「中そうじ」「本そうじ」の3つのカテゴリーに分けている。

 

「プチそうじ」は風呂場やトイレ、台所のコンロ・流し周りや床、部屋の畳などをピンポイントでそうじするだけで、すぐ終わる。畳はフローリング用ドライシートでさっと拭くだけだ(掃除機を持っていない)。

 

「中そうじ」は、物をどけない程度に、全領域を表面的に掃除することで、半時間~1時間かかる。

 

「本そうじ」は、物を動かして拭きそうじや整理整頓などをすること。普段のそうじとしては最上級のランクで、約2時間かかる。これはけっこう疲れるので、月1回程度、元気がある時にしかできない。

 

本そうじは達成感があるので、やると毎回生まれ変わったような気分になる。つまり、私はほぼ毎月生まれ変わっていることになる。毎月新生児になるおばちゃん。

 

これ以外にも、食器棚(=靴箱)や小物置きスペース(=押し入れ上段)に敷いたシート(=キッチンタオル)を新たにするとか、台所の棚の中を整頓するとかの作業があるが、それは年1,2回しかやらないので「大そうじ」という特別のカテゴリーに入る。

 

ちなみに、私はそうじを始める時、まず「あ~、全然やる気がしない!」と大きな声で宣言してからやることにしている。そうすると、やる気がないにもかかわらず、そうじをしている自分がすごく頑張り屋さんに思えるから、おススメだ。「こんなにやる気がないのに、そうじしててエライね!」と自分を褒めたたえながらやるのがコツ。やり終えた時には、もちろんご褒美に酎ハイを飲んで、自分をねぎらう必要がある。

 

問題は、いつも自分へのご褒美に酎ハイを飲んでいるので、日常化しすぎてご褒美感が薄れていることだな。

 

 

たまには、甘い物のご褒美もいいかも~

(友達にもらった猫どら焼きとはちみつチャイ)

 

 

10月某日

買い置きの酎ハイが3%の、ほぼソフトドリンク(主観です)のやつと、9%のストロングしかないけど、その中間くらいの度数の酎ハイが飲みたい!という時に、我慢したり買い出しに行ったりしないでいい方法を発見する。

 

3%のと9%のを両方開けて、交互に一口ずつ飲めば、体の中で6%になるじゃないか。配合を変えたら(3%2口と9%一口など)、アルコール度に変化を付けることも可能だ。これはすごい発見なのではなかろうか。

 

と思ったが、よく考えたら、3%と9%を一口ずつ飲んだら、6%を2口飲むのと同等のアルコール量となり、つまり12%を1口飲むのと同じ?

 

子供の頃から、算数は苦手だったので、よくわからない(ごくごく)

 

 

10月某日

久しぶりに会った友人が、私を見て驚いたように「○○ちゃん、その髪の毛、何もしてなくてもそうなるの?前はもっとまっすぐだったよね?」と言う。そういうことを言われるのは、これが初めてではない。「○○、髪の毛爆発してるぞ」と、もっと率直に言われたこともある。

 

私は元々くせ毛だが、以前は毛先がはねる程度で、ほぼ真っ直ぐだったのだ。しかし、パーマをかけたわけでもないのに、いつの頃からか、ラーメン大好き小池さんくらいにクリクリヘアになってしまっている

 

私はロングですがね。ラーメンあんまり食べないし。酒のつまみにならんから。

 

 

 

起き抜けは特に、実験に失敗したマッドサイエンティストのようなヘアスタイルになっていて、自分でも鏡を見て笑ってしまうくらいだ。そのまま窓から顔を出して米を撒いたら、すずめちゃんたちが怯えて、もう来てくれなくなるかもしれないので、一応ブラッシングしてから窓を開けるようにしている。ブラッシングしても、寝起きのヤマンバ(ギャルじゃない方)程度にしかならないが。

 

 

私の髪がストレートからアフロになったのは、更年期が始まった時期とだいたい同じだと思うのだが、更年期の症状に、くせ毛が激しくなるっていうのはあるんですかね? そんな話は聞いたことがないし、ネットを調べてもそういう情報は出てこないのだが。

 

研究して、学会に報告すべきかしら…(何学会?)

 

 

 

(おまけの室内園芸写真)

その後のミニトマト型観葉植物

(壁紙がひび割れてるのが気になる…)

 

 

ダイソーで買った「植物活力剤」は、あまり効果がなかったので使うのを止めたが、一応まだ生きていらっしゃる。

 

 

花もまだ咲いている。

 

 

でも全体的に元気がないし、実をつける気配は一ミリもない。

 

うちの部屋は、よくアルジャジーラの不穏なニュースが流れているので、植物の精神衛生(?)に悪いのかもしれないと思い、時々やさしく話しかけるようにはしてるのだが。「ミニトマトさん元気?今コーヒー飲んでるんだけど、いい匂いでしょ~嗅ぐ?」とか言って、コーヒーの匂いを嗅がせてあげたりして。

 

なお、ミニトマト型観葉植物自体の匂いは、青臭い匂いだ。青春っぽい匂い。

 

彼(彼女?)は青春っぽい匂いを漂わせたまま、このボロアパートでしだいに朽ちてゆくのね(しみじみ)

 

 

まあ、最後まで看取ろう…

 

 

 

(終わり)

 

 

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日付不明まとめ書き日記2024年9月

2024-09-25 20:16:05 | 日記

 

 

日本(首都圏)は突然ホットワインの季節に突入したが、皆さんはいかがお過ごしだろうか。つい数日前まで熱中症による死のリスクに怯え、夜のベンチ飲みにも冷やした缶酎ハイや白ワインと共に水のペットボトルを持参していたというのに、一体なんなの、この激動の気温は・・・

 

さて、今回はまとめ書き日記。一昨年の旅行記をやっと再開し、涼しくなったからガンガン書き進めようと思っていたのに、気が付いたら脱線して、違うことを書きたくなってしまうのはなぜなのか。いたずらな魔法使いの仕業なのか。

 

まあ、急がば回れってことで。(なんか意味が違う?)

 

 

9月某日

*まだ熱中症警戒アラートが出ていて、秋が来る気配が感じられなかった頃の話(=1週間ちょっと前)

 

手のアトピーが急激に悪化し、治る気配がないため、かかりつけの皮膚科に行く。

 

私の両手(手のひらと指)には長年、常にアトピーがあり、時期によって良くなったり悪化したりするのだが、この数日前から、ここ数年見られなかったレベルでひどくなった。手のひらと指(手のひら側)の全体が赤く腫れていくつも水泡ができ、それが破れて中から汁が染み出しているので、何も触りたくない。水に触れると痒くなるので、トイレをなるべく我慢し、料理も手袋着用で最低限しかやらない。そういう状況だった。常用している塗り薬をひたすら塗っていたのだが、収まるどころか悪化していく。さすがにこれは医者にかかった方がいいと気づいた(遅い)。

 

その日の皮膚科は、他の曜日とは違う先生の担当日だった。

 

先「今日はどうされましたか?」

み「手がこんな風にひどくなったんです~(手を見せて色々説明)」

先「これはひどいですね…どうしてこうなったんですか?」

み「それは私が聞きたいです」

 

意表を突いた質問だったな…

 

思い当たることがないと説明したら

先「う~ん、夏の疲れが出たのかもしれないですねえ」

み「疲れるようなことは何一つしていないんですが」

先「アハハ(ウケてる)」

み「私の生活で疲れるということはありえないです(断言)」

 

コントしているみたいな会話になった。

 

結局、私は手のひらに汗をかきやすい体質だから、暑さのせいで悪化したのだろうという結論になり、ステロイドの強い塗り薬を出してもらって、それを塗ったら3日ほどで収まった。それと同時に涼しくなったので、そのおかげもあるだろう。

 

やれやれ、よかった。これで膀胱炎にならずに済む…

 

 

9月某日

涼しくなったので、コーヒーをホットで飲むことにする。

 

私は起き抜け(昼頃)にコーヒーを飲むのが習慣なのだが、暑い時はホットで飲む気にならず、エスプレッソを淹れてから冷まし、熱中症予防も兼ねて、氷と牛乳をたっぷり入れて飲んでいたのだ。まあエスプレッソと言っても、専用の粉を買うお金はないので、ブレンドの粉をエスプレッソメーカーに詰めて淹れる「なんちゃってエスプレッソ」なんだが。

 

ホットで飲むにあたって、エスプレッソにしようか、それともフィルターで淹れるブレンドコーヒーにしようか迷ったが(粉は同じだが)、ホット初日はエスプレッソにすることにした。

 

私はブレンドコーヒーを飲む時はマグカップで、エスプレッソを飲む時は小さいグラスで飲むことにしていたのだが、この日は久しぶりだから勘が鈍ったのか、うっかりエスプレッソをマグカップに入れてしまった。

 

大きなカップの底に少しだけ入った飲み残し風エスプレッソ。それは、ほろ苦い秋の味がした。

 

マグカップに入れたエスプレッソが、あんなにみすぼらしく見えるとは。

 

やはりエスプレッソ用のデミタスカップがほしい。でも、百均ではデミタスカップを見たことないんだよな。少なくともうちの近所のダイソーとキャンドゥでは見たことがないし、百均以外で食器類を買うのは、私のプライド(?)が許さない。

 

ダイソーにデミタスカップ売ってほしい。

なんならエスプレッソの粉も売ってくれないかな…

 

 

9月某日

スーパーにしだいに米が戻ってきた。しかし、まだまだ品薄な上、入荷した新米は値段がかなり上がっている。

 

日本ではしばらくの間、全国各地のスーパーから米が消えていた。皆さん困られたと思うが、当然私も困った。自分用ではなく、すずめ用の米で。

 

私にとって米は必需品ではなく、1か月にせいぜい1、2回炊く程度なので、「米がなければパンとパスタとクスクスを食べればいいじゃないの」とマリーアントワネットに言われても、「その通りですわね」と優雅に微笑んで同意できるのだが、問題はすずめだ。

 

私は毎日すずめに米をあげているのだ(参考)。すずめちゃんたちは米が好きだ。以前クスクスやもち麦などを試しにあげてみたことがあるが、食べ残された。パンやビスケット類は米よりも喜ばれるが、米よりも割高だし、雨が降ったり食べ残されたりした時に傷みやすい。小鳥のエサは粒が小さすぎて撒きにくい。やはり米、特に玄米がベストなのだ。

 

米が欠乏していた時期は、割高な発芽玄米を買っていた。白米や普通の玄米があらゆる店の棚から消えても、値段の高い発芽玄米は売れ残っていたのだ。そういえば、コロナでトイレットペーパーがスーパーから姿を消した時も、高級品は売れ残っていた。安い物が真っ先に消えるのだ。

 

新米が出回り、ようやく米が買えるようになってきても、普通の玄米は未だになかなか手に入らないので(私が買い物に出かけるのが閉店間際なせいかも)、引き続き発芽玄米を買おうと思ったら、以前と同じ商品がさらに値上げされている。

 

そんな中、比較的割安な玄米を見つけたので、喜び勇んで買ってみたのだが、家に帰ってから袋をよく見たら、「糖質32%オフ」と書いてあるではないか(普通買う時に気づくよね)。すずめちゃんたちに糖質オフの米をあげたら、すぐにお腹減っちゃうかも。野良すずめにダイエットは必要ないのに~

 

結局、いつもより余分に撒いて、カットされた糖質を補ってもらうことにした。割安だった意味が全然なかったな…

 

 

これ

 

私が食べるにはいいかと思ったが、とがずに炊けるわりには1時間吸水させる必要があるとのことなので、面倒でなかなか炊けない。結局自分用にはスーパー・ハナマサで安かったタイ産ジャスミン米を買い、リゾット方式で調理することにした。

 

すずめちゃんたちもジャスミン米は好きみたいなので、次からは玄米じゃなくてこれでいいかな~

 

 

 

9月某日

ダイソーで買った読書スタンドを使って読書をする。

 

これ

 

 

私は読書をする際、語学学習を兼ねて外国語(アラビア語・イタリア語・トルコ語)の本を読むようにしている。日本語の本はめったに読まない。最近まではネットで見つけた小説のPDFをダウンロードして、パソコンで読んでいた。パソコンで読書すると、文字を大きくしたり、分からない単語をすぐ調べたりできるので便利だ。しかし、先日読み始めた小説は、トルコで買った紙の本なので、文字の大きさは調整できない。

 

私はおばちゃんなので老眼で、近くのものが見えにくい。パソコンを使う時は、至近距離ではないところに置くようにしている。眼鏡はかけない。読みにくければ、字の大きさを調整する。一方、手元でスマホを長時間見る時は、眼鏡をかける。

 

紙の本を読む場合、その中間くらいの距離になるわけだが、眼鏡をかけるべきか否か。単語を調べる際にパソコンを使うか、スマホを使うかによっても、眼鏡の要不要が変わってくる。

 

色々試行錯誤した結果、読書スタンドに本を立てて、裸眼で読める距離に置き、単語調べは、紙の辞書とスマホの両方でやることにした。辞書とスマホは目から離して置き、やはり裸眼で読むことにする。

 

本を立てるとこんな感じ

本の前面を下から抑えている2本の突起が、読む時にけっこうジャマ~

 

 

裏はこうなっている

 

 

年を取ってから読書をするということが、こんなにめんどくさいことだとは知らなかった。みんなどうしてるんだろう?

 

ちなみに、今読んでいる小説は在英のトルコ人作家エリフ・シャファクの名作「Baba ve Piç」(オリジナルは英語・原題「The Bastard of Istanbul」)

 

この小説をトルコ語で読むのは2度目なのに、なぜこんなに知らない単語があるのか。調べまくっているため、なかなか読み進められない。以前はストーリーを味わうことを優先させて、細かい単語は調べなかったのだが、今回は語彙を増やすため、覚えていない単語は一通り引くことにしているのだ。それにしても、使われている語彙の豊富さが半端じゃないぞ…

 

なお、この小説はアルメニア人虐殺を扱っており、このためエリフ・シャファクは「トルコ国民を大量虐殺者(soykırımcı )として描いて侮辱した」という理由で、愛国的なトルコ人弁護士に告訴されている。無罪放免になったが。

 

 

 

(おまけの室内園芸写真)

キャンドゥの栽培キットのミニトマトさんの現在

生後約4か月。立ち枯れまでもう一歩か…

 

 

(終わり)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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日付不明まとめ書き日記2024年7月~2024年8月上旬

2024-08-12 21:12:50 | 日記

 

 

今回は久しぶりにまとめ書き日記。毎回久しぶりだが。

 

 

某月某日

白内障ではないかどうか診てもらうため、眼科に行く。初めてのクリニックだ。

 

私は布団の中で延々とスマホを見ていることが多いせいか、最近目の疲れがひどいのだ。気になって、鏡で眼球をチェックしてみると、黒目部分の上のはしっこの辺りがうっすらと白くなっているではないか。

 

こ、これはもしや、白内障??

 

2,3年前に診てもらった眼科では、何も言われなかったが、その後発症したのかもしれない。ドキドキ…

 

眼科に行って確かめようと思ってから1週間ほど経ったある日(思い立ってもなかなか出かけられない体質)、ようやく近所の眼科に診療終了間際のギリギリの時間に駆け込んだら(起きるのが遅く早い時間に出かけられない体質)、他のお客はおらず、優しい老先生がにこやかに診察してくれた。

 

み「眼球の黒目のところが少し白くなってるから、もしかして白内障かもしれないと思って、心配になって来たんです~」

先「…は?ああ、なるほど。これは加齢のせいで誰でもそうなるんですよ。白内障とは無関係です」

み「えっ、加齢……そ、そうなんですか…(安心したけどちょっと複雑な気分)」

 

というわけで、白内障疑惑は私の杞憂だったようだ。老化現象だったか、ちっ…

 

目の疲れについては、手元を見る時用の眼鏡を作ることになった。老眼鏡っていうんですかね。 以前の眼科で、「遠近両用の眼鏡は慣れるまでちょっと使い方が難しい」と言われ、不器用な私には使いこなせないだろうと判断し、遠くを見るための眼鏡だけ作ってあった。今回は近くを見るためのやつを作ってもらうことにして、処方箋を出してもらった。

 

なお、加齢のため黒目(角膜)の周辺に脂質が沈着して白く濁る現象は、「老人環」と呼ばれるらしい。

 

老人か、ん…

 

 

某月某日

以前使っていた扇風機が静かにお亡くなりになったので、新しい扇風機を買いに行く。

 

安い扇風機がありそうな店を何件か回り、最終的に買ったのはこれだ。

 

 

ドンキで2千5百円弱だった気がする。USB充電式で、LEDライトも点灯するので災害時に良さそうだと思ったのだ。小さくて軽いけど、以前のそよ風しか出ない扇風機よりは風力が強めだし。

 

光らせると、電気クラゲっぽい趣が出る。

 

 

しかし、しばらく使ってみた実感として、この買い物は失敗だった気がする。なぜなら:

 

・スマホの充電と同様、過充電になるとバッテリーの耐久性が落ちるため、充電が終了したら、速やかに外さなければならない。そして、バッテリーの残量がなくなったら止まってしまうから、2~5時間程度でまた充電しなければならない(風力等による)。扇風機は長時間使うものなので、USBコードをいちいち挿したり外したりするのは、まあまあ面倒だ。

 

・白くてホコリが目立つが、分解できず、掃除できない。(掃除しない言い訳にはなる)

 

・割と音がうるさいし、首振り機能がうまく作動しない時がある。まだ新しいのに。

 

こう考えていくと、やはり安物買いの銭失い感が否めない。しかし私は、軽くて小さくて安くてちゃちい電気機器に宿命的に惹かれてしまう人間なので、しょうがない。

 

そんなある日、朝ゴミ捨てに行った際、ハンディファンを片手に通勤している人達を見かけた。この夏流行っているようだ。

 

私のダメ扇風機さんも、一応コードレスだから、外に持ち運ぶことは出来るんだよな…ホットケーキサイズだから目立つだろうが、一度ベンチ飲みに連れて行ってもいいかもしれない。

 

いやしかし、あまりそういうことをすると、身の回りの荷物を持ち歩いているように見え、ホームレス感がアップしてしまうかしら…

 

 

某月某日

夜になっても気温があまり下がらない。しかし、買い込んだ野菜の下処理をしなければいけない。

 

うちのアパートはメインの部屋にしかエアコンがないが、隣接した狭い台所スペースにも涼風は流れ込んでくる。しかし、火を使ったり、調理に一生懸命になったりすると、どうしても暑くなる。

 

この日は、夜ごはんの準備の前に、まとめ買いした野菜の下処理をやった。洗って切ってタッパーに仕舞ったり、冷凍したり、そういう作業だ。賢い主婦みたいでしょ、うふふ…

 

1袋4本入りで安売りしていた人参の皮を剥き、スライサーで大量に千切りにしていたら、汗が噴き出してきた。しかし、途中でやめるわけにはいかない。

 

汗をそのままにして、ひたすら人参をスライスしていたら、なんとなく青春っぽい歌の歌詞が頭に浮かんできた。

 

流れる汗をぬぐおうともせず

ひたむきに人参をスライスする君

誰も気づかなくても、僕は見ているよ

静かな夏の夜、懸命に手を動かす君の

その光る汗の尊さを、僕は知っている

 

おお、もしかしたら、私には作詞家の才能もあるのかも…

 

自分の新たな才能の発見に盛り上がっていたら、汗がたらりと流れ落ちて、千切りになった人参の山の上に着地した。

 

ぎゃ~~~

 

(結論)やはり、汗は早めに拭いた方がいいようだ。

 

 

某月某日

ベンチ飲みの時に、ねずみを見かける。常連のねずみで、けっこう太っていて大きいやつだ。ドブネズミ?

 

以前は気づかなかったが、夜に公園や広場などでベンチ飲みするようになってから、時々ねずみの姿を目にするようになった。彼らは昼間、どこかに隠れているのだが、夜になるとおもむろに出てきて、ベンチの周りを素早く巡回し、人間の食べ残しを探すのだ。ごきさんとテリトリーが被っているわけだが、ごきさんとねずみ(敬称略)が両方うろうろしているところは見たことがない。彼らの間では、暗黙の了解で棲み分けが行われているのかもしれない。あるいは、ねずみがごきさんを…(以下自粛)

 

そういえば、うちにも大きいねずみが出てことがある。(参照)都市部でも、人間は知らないうちに、様々な動物と共生しているようだ。

 

観察していると、ねずみは色々考えながらエサ集めを行っているようだ。人が座っているベンチの方には近づかず、空いているベンチの間を走り回っている。きっと、「あっちは人がいて危険だから、こっちの空いたベンチの方を先にチェックしとこ~」とか思ってるんだろう。

 

夏の夜に公園で会うごきさんやねずみたちは、昼間はどこかに潜んでいて、暗くなってから人知れず現れて、ベンチの辺りを徘徊している。そう思うと、どうしても彼らに親近感を抱かずにはいられない。でも、できれば私のベンチには近づかないでほしい…

 

 

ねずみでも、ぐりとぐらならいいかも…

 

 

でも、野ねずみが作ったカステラを食べるのは勇気がいりそうだな…

 

 

 

(おまけの中東の男前の写真)

 

 

イランの新外相に指名されたアラグチ元外務次官だ。彼の写真は以前もこのブログに載せたことがある(いつだっけ)。男前ですよね?彼は駐日大使だったこともあるそうですぜ。(参考

 

 

(さらにおまけのビール写真)

今年も両親から届いたお中元

 

 

秋の使者、キリン秋味の発売は、もうしばらくの辛抱かな~

 

 

 

(終わり)

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すずめちゃんのためのブラウンライスシャワー

2024-08-02 19:48:10 | 日記

 

またしばらくご無沙汰していたが、皆さんはいかがお過ごしだろうか。

 

私はこの非常識な暑さをやりすごすのにエネルギーの大半を投入していて、なかなかブログが更新できなかったのだが、今日は気合を入れて、久しぶりに書いてみる(2日かかった)。我ながらがんばり屋さんだ。まあ、気合を入れるような内容でもないですがね…(自分を褒めてから落とすスタイル)

 

今回のテーマは「ライスシャワー」だ。(中東無関係)

 

 

目が覚めてからまず、すずめに米をあげる。これが最近の私の習慣だ。もちろんすずめを飼っているわけではなく、野良すずめが対象だ。エサやりスポットは2か所。主に使っている部屋の窓辺と、もう一つの部屋(ボロアパートだが一応2部屋ある。ベランダはない)の窓の正面にある隣の廃ビルの屋上だ。

 

窓辺に置く分は、外側のサッシ部分に置くのだが、窓のサッシは幅が狭い上につるつるしていて、無造作に生米を置くと、下に転がり落ちてしまうので、注意が必要だ。精米された白米だと、粒が丸くて転がり落ちる確率が高いため、最近は玄米を買っている。玄米の方がサッシの上に留まりやすいのだ。それに、玄米の方が栄養があるから、すずめちゃんたちの体に良いかもしれない。

 

米粒が落ちて下の階の人の不興を買うのを避けるため、そしてすずめの栄養補給のため、あえて玄米を買う。そんなことをするのは、私ぐらいかもしれない。長時間の吸水が必要な玄米を炊くのは面倒なので、最近はすっかり米を炊かなくなり、買った玄米は全てすずめちゃんのお腹に消えて行く。

 

なお、私は米は百均の土鍋で炊くことにしている。炊飯器だと時間がかかってめんどくさいんですもの。鍋でもめんどくさいから、滅多に炊かないが。

 

隣りの廃ビルの屋上には、窓から手を伸ばして、相撲取りが塩を撒く要領で米粒を撒く。大体ふたつかみ程度。遠くから様子を伺っていたすずめたちが近寄ってきたら、窓を閉める。窓を開けたままだと、私を怖がって食べてくれないからだ。優しいすずめおばさんなのに、失礼しちゃうわね…

 

ある日、いつものように廃ビルの屋上に米を撒いていて、ふと、この放物線を描いて青空に舞う米粒、テレビのCMか海外ドラマかなにかで見たことあるな、何だったっけ…と考え込んだ。

 

あ~

 

わかった~

 

ライスシャワーだ~

 

欧米の結婚式で、教会から出た新郎新婦に、家族や友人たちが米を振りかけるやつ~

 

これこれ(ネットで拾った画像)

 

 

これからは、すずめに米を撒くことを「ライスシャワー」と呼ぼう。なんだか、縁起が良さそうじゃないですか?玄米だから、ブラウンライスシャワーかな。うふふ…

 

いつか、すずめのカップルの結婚式に出席して、盛大にライスシャワーしてみたい。新郎新婦にも、ご家族ご親類ご友人一同にも、大喜びされそう。うふふ…(暑さのせいで脳がやられて妄想が止まらない)

 

ちなみに、ライスシャワーを検索していたら、競走馬の「ライスシャワー」の情報が出てきた。

天皇賞とか菊花賞とか、色々賞を取った優秀な馬だったが、骨折してその場で安楽死という非業の最後を遂げたらしい…

 

 

 

(おまけの室内園芸写真)

 

5月14日に種を蒔いたキャンドゥの栽培キットのミニトマト

 

 

着々と立ち枯れへの道を歩んでいる気がしてならない…

 

 

 

花がつきそうな気配のまま、ずっとつかないし、葉先が枯れてきている。

 

やはり、こんな小さい容器で栽培するのは無理があるのだろう。もう実を収穫するのは諦めて、最後まで看取ろう…

 

 

(終わり)

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