今回はスペイン旅行記の最終回。マドリードから日帰りでセゴビアに行った時の話だ。
マドリードからセゴビアは近くて、電車で30分くらいだったと思う。セゴビアの鉄道駅からはバスに乗って旧市街の中心部に出た(たぶん)。朝から天気が良くなかったが、着いた時には雨が上がっていて、時折晴れ間も見えた。
まず街の中心の広場であるマヨール広場に向かう。
ここ
広場の向こうに「セゴビア大聖堂(カテドラル)」が見える。
ゴシック様式で尖塔がいっぱいあり、そこに針葉樹林的なトゲトゲしたものがくっついてるのが特徴。
ペロリと舌を出している子がいた。
セゴビア大聖堂は「大聖堂の貴婦人」と呼ばれているらしいが、トゲトゲしいせいかな・・・(貴婦人への偏見や)
大聖堂に隣接している「インファンタ・イサベル・ホテル(Infanta Isabel Hotel)」
大聖堂には入らず(やる気なし子さん)、旧市街をゆっくり散策しつつ、セゴビア観光の目玉である古代ローマの水道橋に向かう。セゴビアの水道橋は、旧市街と並んでユネスコ世界遺産に登録されている。
路地の坂道(上るのしんどい、はあはあ)
小さな公園。彼はセルバンテスかな?(違うかも)
壁の装飾が特徴的で美しい建物が多かった。
この病院もステキ
廃墟っぽい教会
食料品店のウインドウ
パン職人が焼いたセゴビアのパン、美味しそうだ。
セゴビアの郷土料理が食べられる有名なレストラン「メソン・デ・カンディド」
このレストランをグーグルで検索すると、日本語で「子豚丸焼き小屋 メソン デ カンディド」って出てくる。子豚の丸焼きはセゴビアの郷土料理らしいが、子豚丸焼き小屋って・・・
この店は高そうだったので敬遠し、水道橋の近くの別の店に入った。
写真がこれしかない上にボケた・・・
郷土料理ではなく、どこででも食べられるハムエッグだが、生ハムを焼いたものなので美味しかった。
腹ごしらえを終えたので、いよいよ水道橋を見物する。
古代ローマ帝国の時代に作られた水道橋
やけに巨大で頑丈そうで、何なら今でも使えそうな気配だ。こんなものを作ってしまう古代ローマ人ってすごい。この橋は美しい娘にうっかり騙された悪魔が作ったという伝説があり、「悪魔の橋」とも呼ばれているらしい。
付近の観光案内の標識には日本語表記もあった。かなり大雑把な表記だが・・・
展望台はそれほど高さがなかったので、上って街を眺めることにした。
水道橋の内側の旧市街
外側の新市街。こちらはごく平凡な街並みだ。
いつかセゴビアに住むとしたら、旧市街に住むことにしよう。(いつやねん)
展望台に上ったらあっさり満足したので、またバスと電車を乗り継いでマドリードに帰った。
というわけで、スペイン旅行記は今回で終わり。ここまで読んで下さった方、ありがとうございました~
(参考)
マドリードから日帰りで!セゴビアの美しい観光スポット7選
https://rtrp.jp/articles/114189/
セゴビア水道橋にまつわる伝説「悪魔の橋」
https://www.kajima.co.jp/gallery/const_museum/hashi/column/article/hashi_c_01.html
【スペイン・セゴビア】まるでおとぎの国!甘美な城と名物料理
https://tripnote.jp/spain/alcazar-de-segovia-and-cochinillo-asado/2
(おまけの花写真)
近所の金木犀
今年は異常気象で、金木犀が3回も開花している。空気中に例のいい香り(私にとってはトイレの芳香剤「ピコレット」の匂い)が漂っているな~と思ったら、また咲いているという塩梅だ。私の記憶にある限り、金木犀は毎年秋に1回しか咲かなかったと思うのだが・・・今年まとめて咲いといて、来年と再来年は休憩するつもりか?
(終わり)