今回は久しぶりにまとめ書き日記。ほぼコロニャ(新型コロナウイルス)日記ですがね。
4月某日
首都圏に緊急事態宣言が出された後、実家の母親から生存確認の電話がかかる。
私は元々ほぼ引きこもって生活しているので相変わらずだが、そっちこそ大丈夫かと聞くと、
「私達も気を付けて暮らしていて、大体家にいてるのよ!
新しい状況になったから、それに合わせて行動を変えなきゃね!
まだもうちょっと生きたいからね!がんばるわ!」
と、力強い返事が返ってきた。
ううむ。老人って、あなどれない。彼女は私より長生きするかもしれない・・・
4月某日
コロニャの登場で世界がSFっぽくなってきたので、「パラレルワールドに迷い込んだ人ごっこ」をしようと思いつく。
私はうっかりコロニャが蔓延する世界に入り込んじゃった別世界の人間で、元の世界でワクチンを打っているため感染することはないのだが、別世界人だとバレないように、この世界の人と同じように振舞わなければならないという設定だ。
この世界の人と同じように振舞うためには、どうすればいいだろうか。
やはり外出時にマスクを着用し、お店などに入る時、置いてある消毒用アルコールで手を消毒するべきだろうか。
しかし、私はマスクをつけると息苦しくなるから避けたいし、アトピーで手が荒れているので、消毒用アルコールも使いたくない。
ど、どうしよう・・・?
結局、家の中でひそかにパラレルワールドごっこをすることに決定する。
4月某日
ネットでニュースを見ていて、「ソーシャルディスタンシング」という言葉が目に付く。人と人の間の距離を確保することである。国によって1メートルから2メートルの開きがあるが。
「ソーシャルディスタンシング」と聞いて私が思い浮かべるのは、「鴨川の等間隔カップル」だ。休日の夕暮れ時などに、京都の鴨川べりにカップルが座って愛をささやくとき、なぜかカップル同士の間が等間隔になる現象だ。あれこそ、「ソーシャルディスタンシング」のお手本ではなかろうか。まあ、カップルの2人の間には距離はないわけだが・・・
鴨川の等間隔カップル(ネットから拝借した写真)
4月某日
コロニャ感染拡大への懸念から、人が大勢集まらないようにと沖縄の百合園のユリが大量に刈り取られ、捨てられる様子の動画をSNSで見かけ、ショックを受ける。同じようにこのニュースを見て衝撃を受けていたフィレンツェ在住の友人(私のフィレンツェ特派員)が、「スカンディッチ(フィレンツェ市の一部)の公園は、ボランティアの手を借りてチューリップを刈り取って、近所の人たちに配っているのよ」と、その活動の様子が見られるフェイスブックのページを教えてくれた。近隣の老人ホームにも配られたそうだ。
以下にそのページから拝借した写真を載せる。(表題写真もこの公園のチューリップ畑を写したもの)
ロックダウンで最低限の買い物以外は外に出られない生活が長く続く中、届けられたチューリップは家の片隅を優しく照らす小さなひかりになったことだろう。
(おまけ)
アメリカのインディアナ州の気象予報士のおじ様が飼い猫のベティちゃんを抱っこしつつ自宅から天気予報を放送する様子が見られる動画~
(関連記事)
自宅から放送した天気予報に、お天気キャスターの飼い猫が登場。可愛すぎてレギュラーに
https://www.huffingtonpost.jp/entry/meteorologist-cat-weather-forecast_jp_5e994c74c5b6a92100e509f0
(終わり)