外国で一時的個人的無目的に暮らすということは

猫と酒とアルジャジーラな日々

イスタンブルの海岸の猫たち

2014-11-16 00:58:22 | 


先日、旧市街沿岸のイェニカプというところからシルケジあたりまで延々と歩き(1時間以上かけて)、
海岸沿いの猫にドライフードを振舞って回った。
約2年前に同じことをやったのだが、そのときよりも、毛並みのいい太った子が多かった。
エサをあげる人が増えているのかもしれない。
私がカバンからフードの入った袋を取り出すと、みんなすかさず寄ってきたし。

餌付けした猫の数は26匹(数えてみた)。
この日、街中で餌付けした猫を合わせると、合計30匹を超えた。
エジプシャンバザールで1KG買ったドライフードの半分を費やしたわ・・・


沿岸の岩の間に、猫が散りばめられている



この子は目の炎症を起こしているのか、瞬膜が半分閉じていた



カップルが通りかかった場合、猫を撫でるのはたいがい男のほうだが、なぜなんだ



おねだりポーズをしたあと、身繕いをはじめた



このタイプの模様の猫が一番多かった



海岸はおじさんと猫の世界



そこで鳴いてないで、ここまでエサを取りに来てください



好きなだけ触らせてくれる子が多い



ああもう、なんて可愛いんだ



犬が近寄ってきたので、キャットフードをおすそ分けした。トルコは犬も多い。
私が見た野良犬は、どれも耳にチップが付けられていた。避妊・去勢手術、ワクチン済み?


これでもか


これでもかと猫



このおじさんは、私のために猫に号令をかけて集めてくれた



かなり長いあいだ私についてきた子



ではこのへんで食べ物も載せましょう。

海岸での大仕事のあと、クムカプの安食堂で食べた夕食。久しぶりにトルコでまずいものを食べた、と思ったぜ・・・



こちらは昨日の昼食。カラキョイ(新市街の海岸沿い)の魚市場の食堂で食べたイワシフライ。
若者が道端で、コーヒー色の油で揚げたものより、格段に美味しかった。さすが魚市場。



昨日の夕食、エゾゲリンスープ(赤レンズ豆、挽きわり小麦、米などが入ったドロリとしたスープ)をテイクアウトした。パン付き。
胃が疲れている時にこういうの食べるとホッとする・・・夢の中のスープのようにぼやけてますが

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

猫街イスタンブル

2014-11-15 02:44:46 | 


昨日は、新市街のイスティクラール通りを少し入ったところにある猫スポットを発見した。
イスタンブル自体が十分猫街なのだが、そこには二十匹近い猫がぞろぞろ集まっていたのだ。

でも、まずお昼ご飯の写真から順番に行きましょうかね。


お昼過ぎに新市街のタクシム広場に出かけ、イスティクラール通りを下りながら、
目に付いた店で「濡れハンバーガー」(肉汁でバンズが濡れている)を食べた。
寝倒して朝食を抜いたせいもあり、とても美味しかった。ひとくち食べてから撮った写真ですいません。



まだ食べたりなかったので、「魚市場」の小路へ入り、ムール貝のフライ入りサンドを食べた。



パンをめくったらこんなん。ガーリックヨーグルトソースのせいで、見かけはこんなだけど、味はいい。
でもパン半個分のサンドイッチは多すぎた。小さいのにしとけばよかったと、後でずっとくよくよした。



食後ぶらぶら散策していると、バイクの中から猫の鳴き声が聞こえた。



わかりにくい写真で申し訳ないけど、子猫が潜んでいたんですよ。



わたしが覗き込んでいると、前髪をファンキーに赤く染めたおばあちゃんがやって来て、子猫の前にエサ(生肉の切れ端)を置き、
「この猫をここから出して、安全な場所に移動させなきゃ!
 この辺は車通りが激しくて危ないから!
 でもなかなか出てこない!どうしよう!」
と騒ぎ、通りがかりの人々を巻き込みながら、子猫救出作戦を試行錯誤していた。
や~、イスタンブル・・・


と、街角で、私を待っている子がいた。



こんな可愛いヒトもその脇に。この前しみちゃんっぽい猫を見かけた一角だ。



持参したドライフードをあげていたら、そばの売店の店番の女性に、「そこじゃなくて、奥に入って中庭でエサをあげて」と言われた。
言われた通りに脇道を少し入ると、こんな空間にたどり着いた。



賑やかなイスティクラール通りから数歩入っただけのところに、こんな秘密の庭があったとは



その一角に猫が集まっていた。みんなまるまるとしている。
中庭に面したアパートから顔を出した男性によると、全部で40匹くらいいるらしい。



でもここには1、2ヶ月後に新しいビルが建つ予定だそうだ。猫たちはどこへいけばいいの
その男性の住むアパートも壊されるので、どこかに引っ越さないといけないらしい。なにもかもエルドーアンが悪いんだ(八つ当たりです)・・・



猫たちに手持ちのフードを全部あげてから、また大通りに出て、若者だらけのパブでビールを飲んだ。



ふと見ると、パブの座席の片隅で、趣のある顔の猫が熟睡している。イスタンブル、最高なんじゃなかろうか。



晩御飯はドネルケバブ(写真撮らなかった)。今日もまた食べ過ぎたわ・・・


このワインは10TL(約500円)で、この前飲んだワインより安い。
安さが災いしたか、色がやけに薄くて、飲んだあとに妙な渋みが舌に残る・・・でも嫌いじゃない味(私の味覚に問題があるのかも)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

イタリアを出てトルコへ

2014-11-13 01:59:03 | トルコ


2日前にイタリアのフィレンツェからトルコのイスタンブルへ移動しました。

まずフィレンツェから電車でボローニャに出て、
ボローニャ空港からイスタンブルのサビハ・ギョクチェン空港へ格安のペガサス航空で飛んだのです。
サビハ・ギョクチェン空港から旧市街の安ホテルまでは、空港バス(ハワタシュ・カドゥキョイ行き)、フェリー、トラムを乗り継ぎ、
瀕死の状態でたどり着きました。
やっぱり、この年で大荷物を抱えての公共交通機関移動はキツイな…


イタリア最後の食事。ボローニャ空港のバールにて



トルコ最初の食事。ホテルの部屋にて。チキンのドネルケバブとトルコビール「マルマラ・ゴールド」



ホテルの朝食、これにパンがつく



ビタミンは生ジュースで補給することにした



新市街のタクシム広場に近い安食堂でランチ。ナスのムサッカとピラウ。
一人で浮かれて写真撮ってたら、ものすごく浮いた。写真と撮らなくても十分浮いてたのに



歩きすぎて疲れた時は座ってチャイを飲む



クムカプの道端でイワシを揚げていた男の子



その子からイワシ1人前買った。サラダとパン付きなのが嬉しい。
でもフォークが付いていなかった…手で食べました




酒屋で、「この店で一番安いワイン頂戴」と言って出てきたのがこれ。この逆のセリフをいつか言ってみたいものだ。
ビンの裏に、「アルコールはあなたたちの親友ではありません」という注意書きがあった。
私も、アルコールが生涯の伴侶だと思ったことはあっても、親友だと思ったことはないです。




もちろん猫の写真も撮った。


ホテルの前で出迎えてくれた子



ホテル近辺



さっきの子と兄弟かも



街の要所要所に猫がいる



この子、しみちゃんに似てる気がした



脇道にもいる



猫好きの楽器屋さんが餌付けしている



屋根の上にも



久しぶりのイスタンブル、やっぱり素敵なところだわ…
来てよかった
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

イタリアで日本食を食べる

2014-11-11 00:02:16 | イタリア


日曜日は、イタリア在住の友人たちの美味しい手料理をいただきました。
連日食べつけない豚肉やチーズなどを食べまくり、昼間っからワインを飲みまくって疲れた胃にとても優しかった。
でもまたワイン飲みすぎた…


お昼ご飯にいただいた野菜たっぷりのカレーと、なんか色々混ざったごはん



晩ごはんにいただいたのは、海苔巻きやアボカド納豆、煮物など






友達が持ってきてくれたワイン、レベルの高い味だった~飲みすぎ



カステルフィオレンティーノというフィレンツェ近郊の町を支配するボス、ぺぺさん



ペペさんは町の平和を守るため、いろいろ考えている様子



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

イタリアで今日も食べ過ぎた

2014-11-09 02:11:23 | イタリア


イタリアに短期旅行して、食べ過ぎないのはけっこう難しいと思う。


今日食べたものの写真を載せますね。ふう


ノーヴォリのシチリア人経営のバール「Gaetano(ガエターノ)」で食べたハム入りアランチーノ(ライスコロッケ)とワイン。計4.5ユーロ



中身トロトロですっごく美味しいけど、一個で満腹した…



フィレンツェ在住の知人(お世話になっている)に夕食をご馳走になった。「Buca dell'Orafo(ブーカ・デッロラフォ=貴金属細工師の地下室)」というお店。
中心地の地下にある小さいお店だけど、すごく美味しくて繁盛していて、予約を取るのがむつかしいらしい。



Vino della Casa(ハウスワイン)はこれ。レベルが高かった



アンティパスト(前菜): Carciofi(カルチョーフィ=アーティチョーク)のフリットが乗っかった半熟の卵焼き



プリモ(ひと皿目): Topini con salsiccia e cavolo nero(トピーニ・コン・サルシッチャ・エ・カーヴォロ・ネーロ=小さいニョッキの生ソーセージとカーヴォロネーロソース)



プリモ(ひと皿目): Chitarrine con funghi porcini(キタッリーネ・コン・フンギ・ポルチーニ=キタッリーネのポルチーニ茸ソース)



セコンド(メイン): Bistecca alla Fiorentina(ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナ=フィレンツェ風のビステッカ)。
初めて食べたけど、さすがに美味しいわ。これが今回のフィレンツェ滞在のハイライトかも~



コントルノ(付け合せ): Bietola(ビエトラ=フダンソウ)を茹でて炒めたもの



コントルノ(付け合せ): Carciofi(カルチョーフィ=アーティチョーク)のフリット



Digestivo(ディジェスティーヴォ=食後酒): グラッパ。水にしか見えないかもしれないけど…



どれもこれも、とても美味しかった。御馳走様でした~




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする