外国で一時的個人的無目的に暮らすということは

猫と酒とアルジャジーラな日々

マジメな酒飲み日記1

2022-01-24 04:00:25 |  自作のイラスト

 

今回は新年のかきぞめに引き続き、慣れないペンタブレットで地縛霊の集団に腕を引っ張られながら描いたイラストを披露する。ああ、疲労した~(疲労するのは読む人の方だろうが)

 

 

テーマは酒。アル中がますます進んできている気がしてならない今日この頃だ。

 

 

(その1)「日本酒の掟」

 

 

実話です。

 

 

私は酒好きなわりに、日本酒が苦手で飲めなかったのだが、日本酒が飲めないと酒飲み界(?)では肩身が狭いので、練習のためにこういう規則を自分に課したのだ。ほら、私って自分に厳しいから・・・そしてその結果、日本酒が飲めるようになってしまった。たいていの物事は訓練次第で何とかなるという良い例である。今となっては、飲めない方が良かったかも、という気もしないではないが。

 

 

ちなみに、背景の虹色の武装したタリバンっぽい男やコロニャ(コロナ)やらなんやらは、私の心の中の混沌を表すものだ。

 

 

私が普段料理に使っている(つまり飲んでもいる)のはこれ。

 

 

すっきりした後味で飲みやすいし、一応純米酒だが安い。

 

 

 

(その2)「ビール花火の悲劇」

 

先日冷蔵庫(単身者用の小さめのやつ)の上に置いてあったヱビスの缶を取ろうとした時の話だ。

 

 

手元が狂って畳の上に落下し、床の上に置いてあった尖った物(多分メモ用紙を束ねていたクリップ)が缶の側面に当たって裂け目ができ、そこから泡だらけの黄金の液体が四方八方にぷしゅ~~~~~~~~~~~~っと噴き出したのでございます。まるでドラゴン花火のように見事な光景でございました・・・

 

 

ドラゴン花火(ネットから拝借した写真)

 

 

こんな感じだった気がする。(写真はイメージです)

 

 

こたつ布団や畳がビールまみれになり、ペーパータオルなどで急いでふき取ったものの、しばらくビール臭が消えなかった。まあ、それはそれでいいのだが(アル中だから)

 

 

ああ、もっとちゃんとしたイラストが描けるようになりたい。どうやって練習すればいいんだろう。

 

 

あ、表題のイラストは練習のために初めて描いた時の作品です。作品っていうか、落書きかな・・・

 

 

(終わり)

 

コメント (2)
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西荻窪の看板猫がいるバングラデシュ料理店「ミルチ」

2022-01-17 06:02:04 | グルメ

 

 

今回は、昨年の年末近くに西荻窪の看板猫がいるバングラデシュ料理店「ミルチ」(食べログ)に妹と行った時の話だ。この店は、私の中では「バングラ猫居酒屋」のイメージだが、お店のブログには「インド風居酒屋」と書いてあったりして、詳細不明である。

 

 

まず新宿に出て、駅の東口のミケちゃん(駅前ビルに設置された広告ビジョンの3Dの巨大猫)を見てから、タカシマヤ南館に入っている紀伊國屋書店・洋書専門店(HP)のイタリア語コーナーを覗き、そこから電車で西荻窪に移動して、本と雑貨の店「ウレシカ(URESICA)」(HP)に寄ってから、くだんの「ミルチ」で夕食をとるという充実したコースを辿った。

 

 

ミケちゃんに再会できてうれしい(2度目)

 

 

箱に入っているミケちゃん、初めて見た~

 

 

ミケちゃんはクリスマスプレゼントに車をもらったらしい。

 

 

この日はクリスマス(イブではない)だったので、キリスト教の聖書配布協会の人が、全国各地で見られる例の看板(「神と和解せよ」とか「悔い改めよ」とか書いてあるやつ)風のプラカードを掲げ、スピーカーで不穏な警告口調の説教を流していた。クリスマスシーズンから年末にかけて、毎年お馴染みの風景だ。

 

 

ニャーロ、「悔い改めなさい」って言われてるよ。

 

 

ニャ―ロは聞く耳持たなさそう。馬の耳に念仏的な(猫だけど)。

 

 

近くでデモをしていた反ワクチンのグループ

 

 

彼らは新型コロナの存在を信じていないようで、マスクを外すよう通行人に呼びかけていた。新宿は賑やかだな・・・

 

 

ちなみに、ミケちゃんのビルで流されている広告の中には、こんなものもあった。

 

 

この動画のほんの一部が映されただけだったが、一瞬流れたタイトルのアラビア語を私が見逃すはずはない(動画の0:20あたりから)。我ながら目ざとい。さすがプロだ(?)。 これは、声優の女の子のユニット「harmoe」とやらの3rdシングル「アラビアン・ユートピアン」の宣伝だった。たまに都会を歩くと、色々発見があるものだ。

 

 

ミケちゃんを堪能した後、新宿駅を通り抜けて新南改札側に回り、その近くのタカシマヤ南館の最上階に入っている紀伊國屋書店に行った。ここが洋書専門店で、その中にはイタリア語の本のコーナーがあることを最近知ったのだ。

 

 

思ったよりも充実した品揃え

 

 

 

 

イタリアで流行っている小説や、日本語からイタリア語への翻訳本、イタリア語の学習書など様々なジャンルの本があったが、私が欲しかったのは夏目漱石の「吾輩は猫である」のイタリア語バージョンだ。イタリアの書店で買おうかどうしようか迷って、結局買わずじまいだったやつだ。

 

 

「IO SONO UN GATTO」(直訳したら「私は猫です」=I am a cat)

 

 

結局今回も決断できず、買わずに終わった。次に行った時に買おうかな(優柔不断力が高い私)

 

 

新宿でやるべきことを済ましたので、JRで西荻窪に移動。電車に乗るまでに駅の中でウロウロ迷ったが、乗ってしまえばすぐだった。

 

 

まず妹が行ってみたかったという「ウレシカ(URESICA)」へ。ひっそりした佇まいの小さな店だが、けっこう名の知れた店らしい。

 

 

こじんまりとした店内には、興味深い本や可愛い雑貨がギュッと詰まっていた。

猫と暮らしたいのはやまやまだけど、色々あってね・・・

 

 

 

 

 

 

私は基本的にナチュラル系のお洒落ショップが苦手なのだが、ここは猫関係のものが多いし、店主も話しかけずに放っておいてくれたので、落ち着いてゆっくり品物を眺めることが出来た。色々迷った挙句、ツイッターでいつも見ているイラストレーター・絵本作家の山田美津子さん(@yamadamitsuko)の週めくりカレンダーを友達へのプレゼント用に買った。

 

 

店を出てから、いよいよこの日のメインの目的地であるバングラ猫居酒屋「ミルチ」に向かう。

 

 

グーグルマップを眺めつつ、その辺の人(10人くらい)に道を聞きつつ店を目指したが、同じところをグルグル回るだけで、どうしてもたどり着けない。結界があるのか?? (私たちが方向音痴なだけ)

 

 

途中でウズベキスタンのワインショップだという「キャラバン」という店に通りかかった。駅の近くだ。

 

 

店頭にはサモサやノン(パン)などもあった。なぜかスコーンなんかもあったけど。全て手作りしているらしい。

 

 

駅前には、物怖じしないハクセキレイさんがいて、すぐそばで若い男の子がスマホで写真を撮っているにもかかわらず、全然気にせずに何かをついばんでいた。

 

 

分かりにくくて恐縮だが、このハクセキレイさんだ。

 

 

さんざん道に迷って歩き疲れ、最終的にグーグルマップのナビを使って、なんとかたどり着いた。

 

 

あ、いる~

 

 

カウンターにのってる~

 

 

ミルチのことは、ツイッターで知った。店内でビールを飲むお客の男性の向かいの椅子に大きな茶トラ猫がしゃがみ込んでいる写真に、「相席というお仕事」というキャプチャーが添えたツイートがバズっていたのだ。(これ)

 

 

何しろ相手は猫なので、行った時に必ずお店にいるとは限らないと思っていたが、いきなり会えて舞い上がった。私たちが店内に入ると、すぐに逃げてしまい、奥の階段のところに避難してしまったが。

 

 

不審者入店につき、警戒警報発令中

 

 

手を出したら、はたかれそうになった(うれしい)

 

 

バングラデシュ人の店主に聞いたら、この猫は女の子で、名前は「ちゃいろ」だそうだ。そのまんま~

 

 

店内は狭くて、小さなカウンタースペースと2人掛けのテーブルが2つだけだった。ちゃいろちゃんのいる急勾配の階段の上にも、もしかしたら席はあるのかもしれないが、店主が何度も上り下りしての物を取りに行っていたから、単なる物置かもしれない。

 

私たちの他に客はいなかったが、ローストチキンをテイクアウトしに来た人は1人いた。クリスマス用だろう。この店のローストチキン、どんな味なのか気になる・・・

 

 

店主は物静かで、客にあれこれ話しかけるタイプではないが(常連じゃないせいかも)、愛想が悪いわけではなく、私たちが何か質問すると、微笑んで穏やかに答えてくれた。そして、彼はちゃいろちゃんとも時々会話していた。ツーカーの仲なのだ。

 

 

カウンター周りは物が多くて家庭的。

 

 

生はちみつ?

 

 

妹は豆カレーとはちみつパラタを注文

 

 

美味しかったらしい。生はちみつ使用かな。

 

 

私はマトンティッカとベンガル風卵焼きをつまみに、生ビール(アサヒプレミアム)とインドワインを飲んだ。

 

 

マトンティッカの残骸と赤ワイン

 

 

マトンティッカは串刺しの状態ではなく、バラバラにしたものを小皿に入れ、割りばしを添えて運ばれた。まさか割りばしが出てくるとは思わなかったわい。さすがバングラ居酒屋だ(?)。食べてみたら普通にスパイシーで味わい深かった。インドワインも美味しかった。ちゃんとしたワインの味だ。

 

 

ベンガル風卵焼き

 

 

これは全然スパイシーではなく、炒めた玉ねぎなどが入った日本っぽいオムレツだった。添えてあるのはたぶんスイートチリソース。ビールに合う。

 

 

長居したかったが、狭い店だし、私たちがいるとちゃいろちゃんが店主に甘えられないので、食べ終わったら早めに店を出た。また行きたいが、今のオミクロン株の感染爆発の状況を考えると、当分行けない気がする。

 

 

西荻窪に行ったのはこの時が初めてだったのだが、とても興味深い街だと感じた。西荻窪ファンの友達もいるので、彼女と一緒にいつか再訪しようと思う。いつになるかな・・・

 

 

(おまけのリンク)何かの参考になるかもしれないし、ならないかもしれない。

 

キリスト看板、産み落とされる瞬間を見た 聖書配布協力会の制作現場

https://withnews.jp/article/f0211223003qq000000000000000W00b10101qq000024059A

 

西荻窪と荻窪は全然違う

https://note.com/onomiyuki/n/nc7293fe8e8d0

 

 

(終わり)

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2022年のかきぞめ(2)

2022-01-08 02:14:34 | 日記

 

今回は、新年の書初め第2弾~

 

 

雪が降った日の夜、散歩に出かけて書いたんですのよ。ベンチに積もった雪の上に。

 

 

これを

 

 

白ワインじゃなくて、あえて赤ワイン。

 

 

寒空の下で雪を眺めながら、保温用水筒に詰めて持参した熱々の赤ワインを飲んだら(さすがに座るわけにはいかないので立ち飲みで)、あまりに美味しかったので、こう書かずにはいられなかったのだ。

 

 

雪が積もった木を揺らして笑っている若いカップルや、雪だるまを作っている家族連れに混じって、微妙な遊び方をする私。今年も独自の道(不審者への道?)を突き進んでいく気がする。

 

 

もちろんネコだるまも作った。

 

 

私が前回ペンタブレットで描いた猫もどき(これ)にそっくりだとの指摘があったが、そう言われたらそうかも~

 

 

昨日の夜見に行ったら、ネコだるまはすっかり溶けてしまっていた。翌日晴れたので、今回の雪は溶けるのが早かった。気温は低かったのに。太陽光線の力は絶大だ。

 

 

本物の猫たち(分かりにくいけど2匹います)

 

 

雪が積もっているとノラ猫たちは(小鳥たちも)大変なので、すぐに溶けてよかった。

 

 

雪で遊んだ後はサイゼリヤ

 

 

あ~楽しかった・・・

 

 

(終わり)

 

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2022年のかきぞめ

2022-01-02 02:00:41 |  自作のイラスト

 

 

 

皆様、新年明けましておめでとうございます~

寒い日が続くが、いかがお過ごしだろうか。

 

 

しばらく前に妹にペンタブレットを借りたので、新年のご挨拶の絵を描こうと考えたのだが、これがものすごくむつかしい。

まるで地縛霊の集団に四方八方に引っ張られているかのように、手が妙な方向に動くのだ。いや~ん・・・

 

 

そんな風に地縛霊と戦いながら出来上がった渾身の大作がこちらでございます。

 

 

 

題名「ベンチ飲みの妖怪猫もどき」

 

 

自分の才能がコワい・・・・

 

 

それでは皆様、良いお正月をお過ごしください。

今年もよろしくお願いいたします~

 

 

(終わり)

 

 

 

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