外国で一時的個人的無目的に暮らすということは

猫と酒とアルジャジーラな日々

「みんなで作るシリア展」がコンサート会場の片隅に登場

2016-08-29 05:56:08 | 日本における中東


26日の土曜日に南麻布の天現寺で、歌手のYaeさん(加藤登紀子さんの娘)のコンサート「真夏の夜のキャンドルコンサート」が開催された。
コンサート自体は本堂で行われたが、庭の空きスペースにテントが張られて雑貨や飲食店の出店が設営され、観客が開演前後に買い物や飲食を楽しめるよう計らわれていた。友人の田村佳子さんがやっているシリア難民支援プロジェクト「みんなで作るシリア展」もその一角にスペースをもらったというので、私はお手伝い兼見物人として参加させてもらった。あまり役に立たないやじ猫ですけどね…



受付



こまねこ?



本堂の中、全体的に真新しくて煌びやかだった。お金持ちのお寺の気配がする…広尾だしな



「シリア展」の出店の準備中。アレッポ石鹸の塔を作る係に任命されたので、震度2で倒れるバベルの塔のようなものを作る



助っ人の石川さんたちが狭いスペースに丁寧に貼ったシリアの写真パネル。色んな人から送られた思い出の詰まった写真が勢ぞろい



Yaeさんとウード奏者の常見さんの協力によるシリア難民支援のためのCD「椰子の実・アラビア語版」、アレッポ石鹸、ポストカードを販売。たくさん売れたのでびっくりした。私は店番とかやったことないんで、あまり手伝っていない。「いらっしゃい、安いよ~」とかやったら浮きそうだしな…



同じテントの隣のスペースでは、熊本支援グッズが売られていた。全体的にお洒落な気配が濃厚



食べ物のお店。たこ焼き、チリコンカン、ケーキなど。隣にクラフトビール販売コーナーもあった。たこ焼きを食べなかったことを深く後悔・・・



Yaeさんの亡くなったお父さんが創設した「鴨川自然王国」とかいうところのカフェも出張してて、無農薬・有機栽培のプチトマトを使ったパスタを出していた。イタリア人も満足の味(たぶん)


暗くなってきた。やがてお客さんがいっぱいになって、コンサート開始



停電でもないのにローソクがいっぱいあって不思議!(キャンドルコンサートです) 背景の仏像とか位牌らしきやつとかお花とか、全体的にあの世っぽいムード満載で涼しげ。しかし実際には、ローソクのせいで暑かったらしい。私は外から見ていたので涼しかったけど



Yaeさんと常見さんが「椰子の実・シリア展バージョン」を共演し、宣伝してくれた。いい人たちだ




ちなみに、写真は撮り損ねたけど、Yaeさんのお母さんの加藤登紀子さんも来場し、笑顔で挨拶回りをしていた。お母さんだなあ。
私は田舎もんなので、「わ~有名人が目の前にいる~!さすが東京だ~」とひそかに盛り上がりました。ふっ

たまにこうやって出かけてみると、世間には色々面白いことがあるものだな…






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日付不明まとめ書き日記2016年8月

2016-08-23 05:44:22 | 日記

久しぶりに更新します。


8月某日
近所の商店街で衣料品のリサイクルショップをひやかしていたら、外国人の若い男性(東欧系?)が入ってきて、「すみません、あのブツを見せてください」と流暢な日本語で店員さんに声をかけた。

ブツ?
リサイクルショップにどういうブツが??

思わず想像力が羽ばたきそうになったが、我に返って彼が指差した先を見たら、ガラスケースの中に茶色い革のロングブーツが鎮座していた。



8月某日
図書館の料理本コーナーで、「たまちゃんの夫弁当」というレシピ本を借りた。
私には夫もいないし、弁当を作る機会もないのだが、なにしろ自称料理本研究家なので、幅広い分野の本をチェックする必要があるのだ。

開いてみると、「まずはごはんを炊きます」と書いてある。
「おいしくごはんを炊き上げることが、お弁当作りで一番大事なことです」、なのだそうだ。
この人はおいしいお弁当を作るために、毎朝鍋でご飯を炊くのだ。

見開きの隣のページには、「お弁当箱に詰める量だけ作ります」とある。
この人はお弁当に入れる分だけを毎朝作るのだ。
前の日の晩御飯の残りを入れたり、大量に作って冷凍したりしないのだ。
くらくらくら・・・お弁当作りの道って、なんて厳しいんでしょう~

この本は比較的ソフトだが、料理本の中には読んでいてなぜか、「す、すいません」とペコペコ謝りたくなるような気分にさせるものが時々ある。
その最高峰が辰巳芳子の著作だ。その対極にあるのが城戸崎愛、通称「ラブおばさん」のシリーズ。

「たまちゃん」の弁当ブログ
http://tamaetakuma.tumblr.com/


8月某日
最近ますます寝る時間がズレてきて、朝9時くらいに布団に入るようになっている。
そして夕方7時頃にようやく起きる。人間失格か?

朝寝る前、すっかり明るくなった窓の外を眺めていたら、アパートの前の車通りの向こう側に痩せたおじいさんが立っているのが目に入った。
頭の上に黒いカバンか何かをのせ、身体を若干前に傾けたままじっとしている。
おじいさんの前には半分シャッターが開いた床屋さんがあり、「カット900円」の看板が出ている。
今日は日曜日、時刻は8時45分。
どうやら、おじいさんは床屋さんが開店するのを待っているらしい。
夏の朝の強い日差しの中、15分も待つのか・・・

道路のこっち側には「カット1000円」という看板を出した床屋があり、すでに開店しているのだ。
しかし、おじいさんがこちらにやってくる気配はない。

やがておじいさんのそばに、1人、もう1人と男性が集まってきて、合計4人になったところで床屋が開店した。
皆、店の前に来た順に行儀よく入っていく。
それを見届けてから、私はおもむろにトイレに行く。

考えてみたら、この近所では八百屋にもラーメン屋にもいつも行列が出来ている。
もしや埼玉の人は行列に並ぶのが好きなのか?


8月某日
ババロアが食べたくなったので、作ってみた。

例によって分量や作り方は適当だ。
まず温めた牛乳にゼラチンを入れて溶かし、生クリームと卵黄と砂糖を若干泡立てたものに加え、
さらにエスプレッソを少々入れる。
器に入れて冷やす。

食べてみたら、コーヒーと牛乳と生クリームに卵黄と砂糖を入れてゼラチンで固めた食べ物の味がした。
まずくはないけど、特に美味しくもない。
無添加の手作りお菓子が美味しいとは限らないのだということを、改めて実感する。


さえない顔のコーヒーババロアさん。バジリコさん2枚と三つ葉さんの茎、花椒の粒を使用。



8月某日
スーパーに行ったら、待ちに待ったあのヒトがずらりと並んでいた。
あのヒトとは、これです。


キリン秋味!麦芽たっぷり1.3本分、アルコール度6%!



よかった、今年も無事に夏が越せたようだ。



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