ミーロの日記

日々の出来事をつれづれなるままに書き綴っています。

野菜作り

2021-06-18 16:26:26 | 日記

家庭菜園をしているご近所さんから野菜を頂いた。

ほうれん草と春菊。

どちらもピチピチして、見るからに新鮮。

「ほうれん草は、ちょっと虫食いで穴が開いているけど」とご近所さんはおっしゃったが、なんのなんの虫食いは農薬を使っていないからこそだと思うので、ぜんぜん気にならない。

頂いた野菜をボウルの水に漬けて、調理をするまでの間、食卓テーブルに置いた。

ところがお昼時になって、テーブルについた長女が悲鳴をあげた。

「虫、虫、毛虫がいるー!!」

怯えた声で長女が指さす場所を見てみると、テーブルの上を長さ3~4ミリくらいの小さな虫が這っていた。その数、3匹。

長女は毛虫と言ったが、毛は生えていない。ミミズとも違うし・・・

それにしても何故、虫がテーブルの上にいるのか?

あっ!と気がついて、ほうれん草の葉をよく見てみると、いたいた。

テーブルにいた虫と同じ種類の虫が、かじった葉の穴から顔を出していて、ほかにもたくさんいる。

農薬を使っていないからこそ、虫君たちもノビノビとほうれん草の上でくつろいでいたのだろう。

それなのにいきなり水に漬けられて、命からがら逃げだしたのだ。かわいそうに。

しかし・・・かわいそうだけど私もほうれん草が食べたい。

大きなボウルにほうれん草を移し替えて、たっぷりの水で何度も洗って虫を流してから、熱湯でゆでて冷水に浸した。

一部はお浸しに、残ったほうれん草でキッシュを作った。(ちなみに春菊はサラダにした)

そうやって調理したほうれん草は、スーパーで買ったほうれん草よりずっと味が濃くて、かすかに土の香りがして力強かった。

いいな~家庭菜園でほうれん草と春菊が採れて・・・

我が家でも毎年、猫の額ほどの畑に、わずかばかりの野菜を植えている。

実は、今年はほうれん草と春菊の種をまこうかと迷っていた。

しかしほうれん草と春菊の種を撒いたら、狭い我が家の畑は、ほぼそれだけで埋まってしまう。

家族に好評のミニトマトは絶対に植えたいし、ゴーヤもズッキーニも紫蘇もハーブ類も植えたい・・・というわけで、ほうれん草と春菊はあきらめたのだった。

とはいえ、私は家庭菜園の初心者もいいところで、もらった野菜のように作る自信はない。

野菜をくれたご近所さんは、ご主人が自作でビニールハウスを建ててしまい、そこでいろいろな野菜を育てているが、もう家庭菜園の域を超えてプロ並み。

作る野菜は、商品として売れるくらい立派に育てている。

それにしても最近、家庭菜園の域を超えている方が多いように思う。

近所を散歩しても「ここ農家だったっけ?」と思うような畑で、その家のご主人が家庭菜園に汗を流しているのを見かける。

今までガーデニングといえば主婦の趣味というイメージだったが、今や家庭菜園といえば男の趣味というイメージになりつつあるような気がする。

旦那さんの趣味が家庭菜園っていいなあと思う。新鮮で安全な野菜がたくさん食べられそうだ。

「野菜作ってみない?楽しそうだよ」と夫に言ったら、「興味なし」と一蹴された。

残念・・・

 


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