一昨年行ったのだけど、また行きたいと思っていた宿へ行って来た。
北海道中標津町養老牛温泉にある湯宿だいいち
札幌から400キロ以上離れていて、なかなか気軽に行こうとはならない距離なのだけど、それでも何度でも行きたくなるお宿です。
まずおすすめなのが、大自然の中にあるお風呂。
近くを流れる渓流のせせらぎと野鳥のさえずりを聴きながら、いくつかある温泉を楽しむことができる。
木々の香りと共に癒される温泉。
また食事も楽しみで、地元の食材を使った料理が美味しい。
今の時期は蕗が採れるため、蕗の料理がいくつか出ていて、山菜好きには嬉しすぎた。
特に朝食は美味しそうな料理がたくさん並び、胃袋が二つ欲しいと思ったほどだが、悲しいかな、すべての種類を食べきれなかったのが心残りだ、、
またこちらはフクロウが来るお宿としても有名で、フクロウにぜひ会いたいと、夜10時まで餌場の前で待っていたが、今回も残念ながら見ることはできなかった。次こそは、、、
ところで、前回は行かなかった混浴の露天風呂も初挑戦してきた。
「その歳になれば大丈夫だ。堂々と入れる」(失礼な!)と夫に言われていたものの、さすがに二十代の長女がいると、そういうわけにはいかない。
ところがお風呂で出会った四十代くらいの女性三人組から「これから混浴へ行く」と聞かされた。
彼女たちは東京から来たそうで、ずっとこの宿に来たいと思っていて、やっと来れたとのこと。三人ともすべてのお風呂を楽しむぞという気合が入っている。
こんな山奥にある小さな宿をよくご存知と思ったら、意外にもこちらは本州からのお客さんが多いようだ。
というわけで、三人の女性たちにくっついて初めて混浴も挑戦。
混浴露天風呂は、目の前を川が流れていてとても気持ちがよかった。
「これだけ女性の声がしていたら、男性は入って来れないんじゃない」
三人組さんのおっしゃる通り、誰一人入ってくる男性はいなかったが、やはり女性一人で入るのはやめた方がよいかもしれない。入る時はパートナーか女性数名と一緒に、、、
そしてもう一ヶ所。宿と同じくらい行きたいと思っていた場所がある。
上士幌町にあるナイタイ高原牧場
日本一広い牧場で東京ドーム358個分、1700ヘクタールあるそうだ。
とてつもなく広い牧場の中に、牛の集団が点在して放牧されている。
牛たちを呼び戻すときは、どうするのだろうと疑問がわいた。
写真の右の方に見える白い粒が、放牧されている牛たち。このような小さな粒の集団が、間隔を空けてあちこちに見えた。
ところで牧場の最上部にナイタイテラスと呼ばれる場所があり、ここでは美味しい牛乳を使ったアイスクリームを食べながら眼下に広がる十勝平野を見渡すことができる。
牛さんたちのかぐわしい匂いを嗅ぎつつ食べるアイスクリームは最高でした。
それにしてもこの広さは迫力がある。
写真では伝えきれないのが残念だが、北海道に長く住んでいる人でもきっと驚くと思う。
ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか、、、