最近、時間の流れがますます速くなった気がする。
例えるなら、まるで新幹線に乗って、過ぎ去っていく窓からの風景を見ているような感じ。
一週間、一ヶ月とびゅんびゅん過ぎていく。
本当に恐ろしいくらいの速さだ。
これは一体どうなっているのだろうか。
な~んてことは考えても仕方がないか。
ただ目の前のことを、黙々とやっていくのみ。
昨日、父の入っている高齢者施設から電話があった。
「認知症の症状が、最近進んだように思うので、また病院の診察に行ったほうがよいと思います」とのこと。
それは、私も思っていたことだった。
先日、父の所へ行くと、相変わらず布団から出てこなかったのだが、それでもおしゃべりはしてくれた。
またいつもと同じ話ばかりだったが、ふと気になることを口にした。
「この間、深夜に寝ていたら、突然へやに二人の男が入ってきたんだ。
だれだ?と聞いたら、男たちはにやにや笑っているだけで答えない。
どこから入ったのか?と聞くと、非常口から入ったと言うんだ」
非常口は父の部屋のすぐ近くにあり、普段はしっかりと内側から施錠されている。
「まさか~」と思ったが、父の話がけっこうリアルなので、これは本当の話?と一瞬思ったりした。
父は続けた。
「二人とも作業服みたいなのを着ている40代くらいの男だった。
さては泥棒か?と大声をあげたら逃げていった。」
ほ~、着ていた服や年齢まで憶えているの?
いやいや、まさかね。。。
そんなことがあったら、警察呼んで大騒ぎになっているはず。
家族にも何か連絡があるはずだよね。
「男たちが逃げていってすぐに、ここの職員たちがバタバタと走ってきたんだ。
大丈夫ですか?と聞かれたから、大丈夫だと答えた。
そして職員は、またあいつらかと言っていた」と父の話は続いた。
「またあいつらっていう事は、今までも入ってきているってこと?」
そう父に聞くと「そうらしい」と答えた。
う~ん、本当だとは思えないが、一応、職員さんに聞いてみよっ。
父の部屋からの帰りに、職員さんに父の話をしたところ、職員さんもその話は父から聞いて分かっていた。
「でも、現実の話ではないです。夢か妄想です」と職員さんがおっしゃった。
やっぱりそうか・・・と思った。
認知症の薬は飲んでいるが、やはり進むのは止められないのだ。
前回、一年以上まえだが、認知症の診察に行った時、医師から「これからもっと進んできます。進んだなと思ったら、すぐに来てください。その時は薬を変えますから」とおっしゃって頂いている。
やはり病院へ連れて行こう。
この時間の流れの速さと一緒に、父の認知症も義母の老化も進んでいくのだろうか。
例えるなら、まるで新幹線に乗って、過ぎ去っていく窓からの風景を見ているような感じ。
一週間、一ヶ月とびゅんびゅん過ぎていく。
本当に恐ろしいくらいの速さだ。
これは一体どうなっているのだろうか。
な~んてことは考えても仕方がないか。
ただ目の前のことを、黙々とやっていくのみ。
昨日、父の入っている高齢者施設から電話があった。
「認知症の症状が、最近進んだように思うので、また病院の診察に行ったほうがよいと思います」とのこと。
それは、私も思っていたことだった。
先日、父の所へ行くと、相変わらず布団から出てこなかったのだが、それでもおしゃべりはしてくれた。
またいつもと同じ話ばかりだったが、ふと気になることを口にした。
「この間、深夜に寝ていたら、突然へやに二人の男が入ってきたんだ。
だれだ?と聞いたら、男たちはにやにや笑っているだけで答えない。
どこから入ったのか?と聞くと、非常口から入ったと言うんだ」
非常口は父の部屋のすぐ近くにあり、普段はしっかりと内側から施錠されている。
「まさか~」と思ったが、父の話がけっこうリアルなので、これは本当の話?と一瞬思ったりした。
父は続けた。
「二人とも作業服みたいなのを着ている40代くらいの男だった。
さては泥棒か?と大声をあげたら逃げていった。」
ほ~、着ていた服や年齢まで憶えているの?
いやいや、まさかね。。。
そんなことがあったら、警察呼んで大騒ぎになっているはず。
家族にも何か連絡があるはずだよね。
「男たちが逃げていってすぐに、ここの職員たちがバタバタと走ってきたんだ。
大丈夫ですか?と聞かれたから、大丈夫だと答えた。
そして職員は、またあいつらかと言っていた」と父の話は続いた。
「またあいつらっていう事は、今までも入ってきているってこと?」
そう父に聞くと「そうらしい」と答えた。
う~ん、本当だとは思えないが、一応、職員さんに聞いてみよっ。
父の部屋からの帰りに、職員さんに父の話をしたところ、職員さんもその話は父から聞いて分かっていた。
「でも、現実の話ではないです。夢か妄想です」と職員さんがおっしゃった。
やっぱりそうか・・・と思った。
認知症の薬は飲んでいるが、やはり進むのは止められないのだ。
前回、一年以上まえだが、認知症の診察に行った時、医師から「これからもっと進んできます。進んだなと思ったら、すぐに来てください。その時は薬を変えますから」とおっしゃって頂いている。
やはり病院へ連れて行こう。
この時間の流れの速さと一緒に、父の認知症も義母の老化も進んでいくのだろうか。