朝夕が寒くなったなぁと思っていたら、あっという間に日中の気温が低くなってきた。
もうじき雪の季節がやってくると思うと寂しい。
でも気温が低くなってきたこの時期は、暑い時に比べて散歩するにはちょうど良い。
最近は、見知らぬ町の散歩にハマっている。
ちょっと車で足を伸ばして、見知らぬ町を歩くのが楽しい。
先日も車で市内の行ったことのない町へ行ってきた。
車はお金を支払って駐車場に停める。(駐禁で取り締まりをされるより安心で安上がりかもしれないので)
さて車を降りたら、お散歩開始。
事前に大体の町の様子や行きたい場所を調べておくので、あまり迷うことはないのだが、思わぬところですてきなお店などを発見するとわくわくする。
札幌市内には「緑地」と呼ばれる普通の公園とはまた違った自然豊かな場所が多くあるのだが、まずはミニ登山とでも言うような起伏のある緑地を歩いた。
しばらく緑地を歩いた所で、見えてきたのは小さな美術館。
実は散歩の一番の目的が、この美術館へ行くことだった。
早速入館料を払って見学する。
玄関を入ると、ちょうど見学し終えて帰る方とすれ違い、美術館は貸し切り状態になってしまった。
美術館の中は余計な装飾が一切なく、静寂そのものだった。
静かで白い壁だけのシンプルな室内で、スポットライトを浴びた作品がまるで華やかなステージに立っているかのように見えた。
美術館というのは非日常を体験できる場所だと思う。
日常を離れ、しばし作家さんの世界に浸る。
さて美術館を出ると、今度は住宅街を歩いてみた。
この辺りは大きな家が多い。
庭も広くて、家も庭もさぞや素敵なんだろうな~と思わず覗いてみたくなったが、高い塀が巡らせてあるお宅ばかりで、不審者だと思われる恐れがあるので、横目でチラ見しながら通り過ぎた。
お庭見学と思っていたのだけど、ちょっと残念。
そうこうしているうちに時間は、ちょうどお昼時。
あらかじめ調べておいたお店で昼ご飯を食べてから、また歩き始めた。
歩いていると、いろいろな発見があって楽しい。
しばらく歩いて行くと、よく知っている場所に着いた。
行こうと思っていた神社に行き参拝をする。
手を合わせていると、ふわっと樹木の良い香りがした。
参拝後は、近くのカフェで一休みをする。
歩き疲れて身体が糖分を求めていた為、いつもはあまり食べないケーキセットにした。
ケーキで体力を回復したあとは、いつも行くお店で買い物を済ませ、車を停めてある駐車場まで歩いて戻り、約3時間ちょっとのお散歩終了。
疲れたけど、歩いたことのなかった場所の散歩は楽しかった。
しかし、いつもというわけにもいかないので、やはり基本は近所の散歩がメインになる。
今日は、近所の散歩で栗をたくさん拾ってきた!今は、栗がたわわに実っている。
まだ青いのでしばらくこのまま追熟かな~
いやいや、慣れた近所の散歩もまた新たな発見があるものです。