目にも眩しいほどの新緑、クロッカスの黄色や紫。
長かった冬が終わり、待ちかまえていたように木や花が一斉に咲き出すこの季節は、何度繰り返しても一番ワクワクする。
先日は家に居るのがもったいないくらいの良い天気だったので、夫と長女を誘ってどこかへ出かけようと思った。
ところが、その日は朝から長男が車を使いたいと言う。
郊外(田舎とも言うが)に住む者にとっては、車は生命線。
車が無ければどこへも行けない!・・・と思っていたが、ちょっと考え方を変えてみた。
車が無いのなら、歩けばいいんだ。
夫と長女に提案すると、二人とも大賛成ということで、さっそく出かける準備をした。
歩くので両手は空いていたほうがいいだろう、カバンはリュックにしようっと。
汗ふき用のタオルもあった方がいいかな。
水は途中で買うとして、日差しが強いから帽子も忘れずにね。
簡単な準備をして、行き先は私が提案した大型ショッピングセンターに決定した。
いつもは車でササっと行ける距離にある店だが、歩くとなると一時間以上かかるかもしれない。
ショッピングセンターの近くにバス停があったので、疲れたら帰りはバスで帰ってきてもいいかなと思った。
「歩いていく」ということが、普段と違ってなんだかとても新鮮で楽しい気分になった。
道端に咲いている花も、普段は見過ごしていたような景色も、歩くことで新たな発見をしたような気持ちになる。
さて歩き始めて行程の半分ほど来たところで、ちょうどお昼の時間になり、途中にあったお寿司屋さんに入ってランチをすることにした。
このお寿司屋さん、行くのはこれが二回目で、生鮨のランチが税込み650円と安い。
この店はテレビの食べ歩き番組を観て知ったのだが、タレントさんが「これ、東京で食べたら1200円はしますねェ」と言っていた。
東京で食べると1200円するのかはわからないが、ここ札幌でも650円でこのクオリティのお鮨はなかなか食べられないと思う。
ネタが新鮮で大きくておいしかった。
美味しいお鮨を食べ終え再び歩き出すと、今度は美味しそうなケーキ屋さんを発見した。
甘いものには目が無いが、お鮨でお腹がいっぱいだったので、今回はケーキ屋さんを横目で見ながら通り過ぎて、さらに歩いて行くと、今度は美味しそうなチョコレートのお店があった。
こんなに近くに、こんな店があったのかと思いながら、立ち止まってお店の看板をみると、ソフトクリームも美味しそうで、次は絶対に寄ってみたいと思った。
他にも、これまた入ってみたいお茶の専門店があったりと、車で何度も通過している道のはずなのに、まるで初めて発見したかのように新鮮だった。
車に乗っていると、運転に集中するあまり、周囲の店を見ているようで見ていなかったのだと今更ながら思う。
こうしてたまには車に乗らず、ゆっくりと周りの景色を見ながら歩くのもいいもんだ・・・と言うのは、夫も同じ感想だった。
ここ最近の私は、雑事に追われて急ぎ過ぎていたのかもしれない。
肩の力を抜いてゆっくり歩いてみると、これまで見ているようで見えていなかったものが見え始める。
それは入ってみたくなるようなお店だけではなく、ずっとほしかった情報であったりもする・・・
「こんなところに隠れてたのね」と言ったものを探すのも、また楽しい。
長かった冬が終わり、待ちかまえていたように木や花が一斉に咲き出すこの季節は、何度繰り返しても一番ワクワクする。
先日は家に居るのがもったいないくらいの良い天気だったので、夫と長女を誘ってどこかへ出かけようと思った。
ところが、その日は朝から長男が車を使いたいと言う。
郊外(田舎とも言うが)に住む者にとっては、車は生命線。
車が無ければどこへも行けない!・・・と思っていたが、ちょっと考え方を変えてみた。
車が無いのなら、歩けばいいんだ。
夫と長女に提案すると、二人とも大賛成ということで、さっそく出かける準備をした。
歩くので両手は空いていたほうがいいだろう、カバンはリュックにしようっと。
汗ふき用のタオルもあった方がいいかな。
水は途中で買うとして、日差しが強いから帽子も忘れずにね。
簡単な準備をして、行き先は私が提案した大型ショッピングセンターに決定した。
いつもは車でササっと行ける距離にある店だが、歩くとなると一時間以上かかるかもしれない。
ショッピングセンターの近くにバス停があったので、疲れたら帰りはバスで帰ってきてもいいかなと思った。
「歩いていく」ということが、普段と違ってなんだかとても新鮮で楽しい気分になった。
道端に咲いている花も、普段は見過ごしていたような景色も、歩くことで新たな発見をしたような気持ちになる。
さて歩き始めて行程の半分ほど来たところで、ちょうどお昼の時間になり、途中にあったお寿司屋さんに入ってランチをすることにした。
このお寿司屋さん、行くのはこれが二回目で、生鮨のランチが税込み650円と安い。
この店はテレビの食べ歩き番組を観て知ったのだが、タレントさんが「これ、東京で食べたら1200円はしますねェ」と言っていた。
東京で食べると1200円するのかはわからないが、ここ札幌でも650円でこのクオリティのお鮨はなかなか食べられないと思う。
ネタが新鮮で大きくておいしかった。
美味しいお鮨を食べ終え再び歩き出すと、今度は美味しそうなケーキ屋さんを発見した。
甘いものには目が無いが、お鮨でお腹がいっぱいだったので、今回はケーキ屋さんを横目で見ながら通り過ぎて、さらに歩いて行くと、今度は美味しそうなチョコレートのお店があった。
こんなに近くに、こんな店があったのかと思いながら、立ち止まってお店の看板をみると、ソフトクリームも美味しそうで、次は絶対に寄ってみたいと思った。
他にも、これまた入ってみたいお茶の専門店があったりと、車で何度も通過している道のはずなのに、まるで初めて発見したかのように新鮮だった。
車に乗っていると、運転に集中するあまり、周囲の店を見ているようで見ていなかったのだと今更ながら思う。
こうしてたまには車に乗らず、ゆっくりと周りの景色を見ながら歩くのもいいもんだ・・・と言うのは、夫も同じ感想だった。
ここ最近の私は、雑事に追われて急ぎ過ぎていたのかもしれない。
肩の力を抜いてゆっくり歩いてみると、これまで見ているようで見えていなかったものが見え始める。
それは入ってみたくなるようなお店だけではなく、ずっとほしかった情報であったりもする・・・
「こんなところに隠れてたのね」と言ったものを探すのも、また楽しい。