昨日は午後から外出の予定が2つあって、そろそろ行く準備をしようと思った矢先に電話がかかってきた。
父がお世話になっている介護施設の看護師さんからだった。
「お父さんの足が紫色に変色して少し痛むようなんです。施設の医師に診て頂いたら、すぐに大きな病院へ行くようにとのことです。先生は一刻も早く行ってとおっしゃっているので、これからすぐにお父さんを病院へ連れていてください」とのことだった。
父の介護施設は我が家から車で急いで40分あまり、今は道が凍っているので1時間ほどかかる。
本当は妹の方が近いのだが、今日はすでに妹は出かけているはずだった。
一時間後でもよいかと聞くと「いいです」とのことだったので、車を運転して父の元へ急いだ。
施設に着くと父はいつものように車いすに乗っていたが、特に普段と変わらない様子にホッと、胸をなでおろした。
ところが、父の左足は伸ばしたままの状態で看護師さんの言う通り紫色になっていた。
施設の医師からの紹介状をもらって、介護タクシーで大きな総合病院へ行くことになったのだが、このまま父が入院するということはじゅうぶん予想できるため、入院に必要な物を持って行った方がいいのではないかと考え、父の部屋から大きな荷物を持って父の所へ行った。
すると若い看護師さんが「もしも入院になったとしても、こちらに薬を取りに来てもらわないといけないので、その時に荷物を持って行けばいいんじゃないですか」と言われたので、せっかくまとめた荷物をまた父の部屋へ戻しに行った。
そして、急いで父の所へ戻ると今度は別の看護師さんが「今日はきっと入院になると思うのでお薬を用意しました。荷物も持った方がいいです」と言う。
「ありゃりゃ、今、置いてきたばかりなのに」と思ったら、先ほどの若い看護師さんが「すみません」と謝ってくれるので、「いいんですよ」と笑顔で再び父の荷物を取りに行った。
そんなことをしている間に時間は過ぎ、待たせていた介護タクシーが次の予約があるからといなくなってしまったと連絡が入った。(5~6分程度の遅れだったのだが・・・)
それを聞いて「え~っ!どうして!?どうして待っててくれないの!」と叫んだのは、家に電話をくれた看護師さん。
私は「次のタクシーを呼べばいい」とのんきに構えていたのだが、その看護師さんはやけに怒っていて、しかも焦っていた。
これは見た目以上に父の容体がよくないのかもしれないという不安を覚えた。
それから思った以上に早く来た別の介護タクシーに乗って、父と一緒に病院へ向かった。
その病院は昨年に父が大腸がんの時にお世話になった病院なのだが、今度は足の変色ということで循環器に診てもらうことになった。
診察後すぐにレントゲンほかいろいろな検査を受けてということで、かなり時間をかけて診て頂いた結果、今日は入院と言われた。
そして、このあと医師からの説明があるので、診察室前で待っているように言われた。
ところが診察室前で待っていても一向に呼ばれない。というか、診療時間外になったせいか、患者さんどころか、診察室の中に人がいるような気配もない。
し~んと人けのない廊下でしばらく待っていると、父が検査を終えて車いすに乗ってやってきたのだが、車いすを押してくれていた看護師さんから「病室へ行きます。医師の説明は病室になります」と言うので「そうか変わったのね」と思って、父と看護師さんの三人で病室へ行った。
病室に入ると、家族は別室で待つように指示があり、父の着替えをしてくれているようだったが、これがまた時間がかかった。
そろそろ夕方になり、出かけている長女とお姑さんが帰ってくる時間だった。
暖房を消してきたので家の中は寒いかもしれない。
「はやくしてくれないかなぁ」とちょっとイライラしてきた頃、看護師さんが何かが入った袋を持ってやってきた。
なんと着替えの最中に尿で衣服を汚してしまったそうで家に持ち帰ってくださいとのことだった。
「やれやれ仕方がない。それより早くしてほしい」父の衣類の入った袋を手にぶら下げて待っていた。
そして・・・ついに!やっと呼ばれた。
が、今度は医師がなかなかこない。
まだかなぁ、まだかなぁと待っていたが、一向に来る気配がないためシビレを切らしてナースステーションに聞きに行くと、しばらくまた待たされたあと(よく待たせる病院・・・)なんと「今日はこれで終わりです」と言われた。
「え~っ!どうして?せめてどんな感じなのかくらい説明ってないの!?」
最初に介護タクシーのことで怒った看護師さん同様に、私のイライラはややピークに近かづいていた。
けっきょく後日、医師の説明を聞きに病院へ来てくださいとのことだった。
さんざん待たされて、わかった情報としては「父が入院した」ということだけ。
とりあえず妹にその旨電話で伝え、父の施設に電話をしようと思っていたら、私同様にしびれを切らして待っていたらしい介護タクシーで怒っていた看護師さんから電話が来た。
看護師さん「どうなりましたか?」
ワタシ「入院になりました」
看護師さん「ほかには?どのような状況ですか?」
ワタシ「わからないです。わかっているのは入院したというだけです」
看護師さん「はぁ?とにかく入院になった時点で、すぐに知らせてほしかったんですよね。こちらも用意ってものがありますから」
なんかすごく怒っていた。
そんなに待っていたのかと一応すみませんと謝ったが、電話を切ってから「はぁ?って、なんであんなこと言われないといけないのだ」と私も怒りが湧き上がってきて、イライラはマックス状態になった。
その後も施設の職員さんとのやりとりで、ここには書けないが私のイライラがマックス二乗くらいまで跳ね上がり、帰りの車を運転しながらもずっと気分が悪かった。
家に帰り、急いで家事をして、やっと辿り着いた癒しの空間「お風呂」で温まりながら、「今日はずいぶんイライラした日だったなぁ」と思い返していた。
振り返ると、そもそもイライラの種はずっと前から決まっていた予定をキャンセルしなければいけなくなったことが、実は小さな小さなイライラの原因だったのだと思う。
その後の父の荷物のやりとりでイライラの種は小さな芽を出し、病院で長く待たされているうちにイライラの芽は育ち、父の衣服が尿で汚れてしまったことや医師の説明がまったく無かったことやで、ますます大きく成長していった。
そして最後に施設の看護師さんや職員さんとの会話でイライラの種に大きな花を咲かせてしまった。
お湯に浸かりながら、そんなことを考えていたら、イライラの花は徐々に萎れていった。
また明日もがんばろうと思えた。
で、今日はもうすっかりイライラの種は消え、これから子どもたちの所へ仕事に行ってきます。
(イライラした状態で子どもたちに接することはできないですからね・・・)
あとはまた父の復活を願うのみ。
父がお世話になっている介護施設の看護師さんからだった。
「お父さんの足が紫色に変色して少し痛むようなんです。施設の医師に診て頂いたら、すぐに大きな病院へ行くようにとのことです。先生は一刻も早く行ってとおっしゃっているので、これからすぐにお父さんを病院へ連れていてください」とのことだった。
父の介護施設は我が家から車で急いで40分あまり、今は道が凍っているので1時間ほどかかる。
本当は妹の方が近いのだが、今日はすでに妹は出かけているはずだった。
一時間後でもよいかと聞くと「いいです」とのことだったので、車を運転して父の元へ急いだ。
施設に着くと父はいつものように車いすに乗っていたが、特に普段と変わらない様子にホッと、胸をなでおろした。
ところが、父の左足は伸ばしたままの状態で看護師さんの言う通り紫色になっていた。
施設の医師からの紹介状をもらって、介護タクシーで大きな総合病院へ行くことになったのだが、このまま父が入院するということはじゅうぶん予想できるため、入院に必要な物を持って行った方がいいのではないかと考え、父の部屋から大きな荷物を持って父の所へ行った。
すると若い看護師さんが「もしも入院になったとしても、こちらに薬を取りに来てもらわないといけないので、その時に荷物を持って行けばいいんじゃないですか」と言われたので、せっかくまとめた荷物をまた父の部屋へ戻しに行った。
そして、急いで父の所へ戻ると今度は別の看護師さんが「今日はきっと入院になると思うのでお薬を用意しました。荷物も持った方がいいです」と言う。
「ありゃりゃ、今、置いてきたばかりなのに」と思ったら、先ほどの若い看護師さんが「すみません」と謝ってくれるので、「いいんですよ」と笑顔で再び父の荷物を取りに行った。
そんなことをしている間に時間は過ぎ、待たせていた介護タクシーが次の予約があるからといなくなってしまったと連絡が入った。(5~6分程度の遅れだったのだが・・・)
それを聞いて「え~っ!どうして!?どうして待っててくれないの!」と叫んだのは、家に電話をくれた看護師さん。
私は「次のタクシーを呼べばいい」とのんきに構えていたのだが、その看護師さんはやけに怒っていて、しかも焦っていた。
これは見た目以上に父の容体がよくないのかもしれないという不安を覚えた。
それから思った以上に早く来た別の介護タクシーに乗って、父と一緒に病院へ向かった。
その病院は昨年に父が大腸がんの時にお世話になった病院なのだが、今度は足の変色ということで循環器に診てもらうことになった。
診察後すぐにレントゲンほかいろいろな検査を受けてということで、かなり時間をかけて診て頂いた結果、今日は入院と言われた。
そして、このあと医師からの説明があるので、診察室前で待っているように言われた。
ところが診察室前で待っていても一向に呼ばれない。というか、診療時間外になったせいか、患者さんどころか、診察室の中に人がいるような気配もない。
し~んと人けのない廊下でしばらく待っていると、父が検査を終えて車いすに乗ってやってきたのだが、車いすを押してくれていた看護師さんから「病室へ行きます。医師の説明は病室になります」と言うので「そうか変わったのね」と思って、父と看護師さんの三人で病室へ行った。
病室に入ると、家族は別室で待つように指示があり、父の着替えをしてくれているようだったが、これがまた時間がかかった。
そろそろ夕方になり、出かけている長女とお姑さんが帰ってくる時間だった。
暖房を消してきたので家の中は寒いかもしれない。
「はやくしてくれないかなぁ」とちょっとイライラしてきた頃、看護師さんが何かが入った袋を持ってやってきた。
なんと着替えの最中に尿で衣服を汚してしまったそうで家に持ち帰ってくださいとのことだった。
「やれやれ仕方がない。それより早くしてほしい」父の衣類の入った袋を手にぶら下げて待っていた。
そして・・・ついに!やっと呼ばれた。
が、今度は医師がなかなかこない。
まだかなぁ、まだかなぁと待っていたが、一向に来る気配がないためシビレを切らしてナースステーションに聞きに行くと、しばらくまた待たされたあと(よく待たせる病院・・・)なんと「今日はこれで終わりです」と言われた。
「え~っ!どうして?せめてどんな感じなのかくらい説明ってないの!?」
最初に介護タクシーのことで怒った看護師さん同様に、私のイライラはややピークに近かづいていた。
けっきょく後日、医師の説明を聞きに病院へ来てくださいとのことだった。
さんざん待たされて、わかった情報としては「父が入院した」ということだけ。
とりあえず妹にその旨電話で伝え、父の施設に電話をしようと思っていたら、私同様にしびれを切らして待っていたらしい介護タクシーで怒っていた看護師さんから電話が来た。
看護師さん「どうなりましたか?」
ワタシ「入院になりました」
看護師さん「ほかには?どのような状況ですか?」
ワタシ「わからないです。わかっているのは入院したというだけです」
看護師さん「はぁ?とにかく入院になった時点で、すぐに知らせてほしかったんですよね。こちらも用意ってものがありますから」
なんかすごく怒っていた。
そんなに待っていたのかと一応すみませんと謝ったが、電話を切ってから「はぁ?って、なんであんなこと言われないといけないのだ」と私も怒りが湧き上がってきて、イライラはマックス状態になった。
その後も施設の職員さんとのやりとりで、ここには書けないが私のイライラがマックス二乗くらいまで跳ね上がり、帰りの車を運転しながらもずっと気分が悪かった。
家に帰り、急いで家事をして、やっと辿り着いた癒しの空間「お風呂」で温まりながら、「今日はずいぶんイライラした日だったなぁ」と思い返していた。
振り返ると、そもそもイライラの種はずっと前から決まっていた予定をキャンセルしなければいけなくなったことが、実は小さな小さなイライラの原因だったのだと思う。
その後の父の荷物のやりとりでイライラの種は小さな芽を出し、病院で長く待たされているうちにイライラの芽は育ち、父の衣服が尿で汚れてしまったことや医師の説明がまったく無かったことやで、ますます大きく成長していった。
そして最後に施設の看護師さんや職員さんとの会話でイライラの種に大きな花を咲かせてしまった。
お湯に浸かりながら、そんなことを考えていたら、イライラの花は徐々に萎れていった。
また明日もがんばろうと思えた。
で、今日はもうすっかりイライラの種は消え、これから子どもたちの所へ仕事に行ってきます。
(イライラした状態で子どもたちに接することはできないですからね・・・)
あとはまた父の復活を願うのみ。