たまに野菜を買いに行く道の駅が、来月の上旬で休みになるらしい。
北海道は冬に野菜が採れないので、こうして冬の間だけ店を閉めたり、開いていてもほとんど種類がないという場合が多い。
野菜の直売所へ行くと人が変わると言われるくらい野菜好きな私としては、直売所が閉まるのは寂しい限り。
そこで今年最後かもしれない直売所へ、早速野菜を買いに行ってきた。
冬は野菜の値段が上がるので、毎年この時期に保存出来そうな野菜を多めに買っている。
買ったのは、じゃがいも、人参、玉ねぎ、かぼちゃ、大根、ビーツ。
と言っても25キロ買った玉ねぎ以外は、いつもより多少多いかなといったくらい。
あまりたくさん買っても保存する場所がない。
家の中は暖かくすぐに痛んでしまうし、物置では凍ってしまう。
前に住んでいた家は、野菜を保存するには最適な温度(5度くらい)の納戸があったので大量に買うことができたが、今大量に買えるのは氷点下でも保存できる玉ねぎだけ。
玉ねぎは万が一凍っても(というか必ず凍る)、室温で解凍すれば美味しく食べることができる。これから氷点下になるので毛布をかけておこうと思う。
それから人参は土付きを買ってきて一本ずつ新聞紙で包み、段ボール箱の中に立てておいた。こちらも物置で保存だが、早めに食べ切った方がいいかもしれない、、、
そしてじゃがいもとかぼちゃは、家の中では一番涼しい玄関に置き、大根とビーツは冷凍した。
使う形にカットして冷凍した大根は、下茹でせずとも柔らかく味が染み込むので煮物を作る時は便利だ。
また最近お気に入りでよく食べているビーツは、オーブンで丸ごと焼いてから食べやすく切って冷凍し、残ったビーツはマリネにした。
ほかにも保存できる野菜が有れば、買っておこうと思う。
ところで道の駅に行く途中に三頭のポニーがいた。
その道は初めて通ったので、今までポニーがいるのを知らなかったのだが、広い敷地の片隅に建つ動物病院で飼われているようで、とても人懐っこいポニーだった。
「ポニーちゃーん、ポニーちゃーん!」周りに誰も人がいないのをいいことに、大声で呼んでみた。
するとハッとした様子で顔を上げて、こちらを見てくれた。(もしかして本当にポニーちゃんという名前だった?)
さらにしつこく「ポニーちゃーん」と呼び続けると、トコトコ歩いて来てくれた。
せっかくすぐそばまで来てくれたのに、牧場と道路の間に深い側溝があって手が届かない。
側溝を乗り越えて撫ぜてこようと思ったのを、夫に止められて断念した。残念、、、せっかく来てくれたのに、ポニーちゃん、ごめん。
でもまた逢いに来ようと思う。
野菜も好きだが動物も大好き。
P太郎が居なくなって四年。そろそろ動物をお迎えしたいなーという気持ちが、ポニーちゃんを見てまた強くなってしまった。