ミーロの日記

日々の出来事をつれづれなるままに書き綴っています。

ふるさとを思い出す旅

2022-05-20 16:08:49 | 旅行

前回3月の旅行で岐阜へ行った時、岐阜駅構内に貼られていたポスターに目が釘付けになった。

それは飛騨高山と白川郷の観光ポスターで、せっかく岐阜へ来たのだから是非行ってみたいと思ったのだが、この時は伊勢神宮へ行くことが一番の目的であり、「場所的にも時間的にも無理だ」という夫の言葉に後ろ髪を引かれるように諦めた経緯があった。

というわけで、今回あらためて飛騨高山と白川郷へ行ってきた。

また正確に言えば、短大の時の旅行以来、41年ぶりに富山県と石川県にも行ってきた。

ところで最近ずいぶん旅行へ行くことが多いのだけど、実は夫が定年を迎えて時間が取れるようになったことと、一人で旅をすることができない長女には、今のうちに色々な場所を見せてあげたいこと、そして何より自分も旅行したいという想いが強くなった。

国内には、まだまだ行ったことがない所がたくさんあるので、できればこれからは経験や体験にお金をかけたいなあと思う。

さて目的地に着いたら、とりあえず駅に行ってみるというのが、我が家の旅行のパターンで、最初の目的地、高山市のホテルに荷物を置いてから歩いて駅に行った。

今回の旅は、まず富山空港でレンタカーを借りて、目的地では徒歩で周ることが多かった。

歩くと、ふくらはぎが、子持ちししゃもの様にぱんぱんになるが、地元の人の目線で町を見ることができるのでおすすめだと思う。

 

 

朝早く宿を出て、朝市を見てから高山陣屋を観光。中はかなり広い造りになっていて見ごたえがあった。

よく観光ポスターに載っている飛騨高山の古い町並み。

道の両側に水が流れているのだけど、これが見た目とてもきれいな水で、高山は水が豊かな町という印象だった。

驚いたのは、外壁に神棚がある家があったこと。

なぜここに?と思ったが、よく見ると、町の中にもたくさんの小さなお社が祀られている。

高山の人たちは、産まれた時からずっと、神さまがすぐそばにいて、神さまと一緒の生活を送ってきたのかなと思ったら、うらやましい気持ちがした。

 

そして、思わずマンガ日本むかし話のテーマソングを口ずさみたくなった白川郷。

「こういう所に生まれていたら、どんな人生を送っていたのだろう」と言ったのは夫だった。

夫が生まれたのは道東の港町だが、東京に憧れて18歳で東京の大学へ進み、結局ふるさとへ戻ることはなかった。

「ここで生まれても、やっぱり東京へ行ってたんじゃない?」と言ったら「そうだなあ」と言った。

ふるさとは遠きにありて思ふもの。。。草葺き屋根の家など無い土地で育っても、どこか懐かしさを感じる。「ふるさと」という言葉がぴったりな場所だと思った。

 

どちらの神社だろうと思ったら駅だった金沢駅。こんなにすごい駅は初めて!

 

今回二度目の訪問、兼六園。一回は短大の時だが、その時のことはもうすっかり忘れていて、まるで初めて来たかのように美しいお庭を眺めてきた。

 

ますの押し寿司など、お土産が充実しているので富山駅周辺には何度も歩いて行った。この辺りは、かなり詳しくなったのではないかと思う。

 

まだ書いていない場所にも色々行ったが、どこも本当によかった。

帰って来たばかりなのに、また同じコースを周って見たくなっている。


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