箕面三中もと校長から〜教育関係者のつぶやき〜

2015年度から2018年度に大阪府の箕面三中の校長を務めました。おもに学校教育と子育てに関する情報をのせています。

変わると思うから

2018年10月26日 16時27分29秒 | 教育・子育てあれこれ



教師は、ときとして、生徒を叱ります。

もちろん、生徒にとって理不尽だと思う叱りは問題外です。

また、生徒の人格を否定する叱り方も、教師として許されるものでないことは当然です。

そういうことではなく、生徒のことを思って、叱らなければならないときがあります。

私も今までに、何度か生徒を叱ってきました。


でも、"叱る”っていうのは、エネルギーを使うことです。

できることなら、誰もが叱りたくないのです。

それは、親御さんがお子さんを叱るときも、同じ気持ちでしょう。

それでも、教師が生徒を叱ったりするのはなぜでしょうか。

それは、何かが変わると思っているからです。

生徒の場合だけでなく、教職員を叱る場合も同じだと思います。

私は、基本的に叱るよりも、相手に気づきが生まれるように話します。

でも、叱るときもあります。

その教職員が変わることを信じて叱るのです。