箕面三中もと校長から〜教育関係者のつぶやき〜

2015年度から2018年度に大阪府の箕面三中の校長を務めました。おもに学校教育と子育てに関する情報をのせています。

学校行事と定期考査の関連

2018年10月01日 09時12分50秒 | 教育・子育てあれこれ



今日から10月に入りました。

心配した昨夜の台風24号の被害も、三中においては雨漏りを除いては、幸いほとんどありませんでした。

こういえば、全国各地の被害を受けた地域には申し訳なく思い、お悔みの念を抱きます。


さて、つぎの25号が近づいているため、今週末の体育祭が心配です。



とはいえ、今日は体育祭に向けた学年練習です。

1年生は1・2限、2年生は5・6限、3年生は3・4限に行います。

また、今日の放課後には、体育祭の係生徒と担当教員の「係打ち合わせ」をします。

予定では、3日にも学年練習をやり、4日にはリハーサル(予行演習)を行います。

5日の午後は、前日準備です。

さらに、本日、体育祭のプログラムを配付しました。お子さんからお受け取りください。




いま、クラスでは応援旗を作っています。



2学期の大きな学校行事が、9月の文化祭と10月の体育祭です。

そして、9日から試験1週間前となり、16日・17日が中間考査です。

学校行事と定期考査は別物ではなく、それぞれが関連しあっています。

これは、現場感覚を持つ学校の教員なら、誰もが実感しています。

学校行事で生徒たちは、ハートに灯をつけてがんばり、達成感を得るからこそ、次は気持ちを学習に切り替えてテストに取り組めます。

学校行事への態度や姿勢が中途半端な「不完全燃焼」になると、次の中間考査も「完全燃焼」が期待しにくいのです。

つまり、学校行事や学校生活の意欲は、学習の意欲につながるのです。

三中は、このように学校行事と学習に生徒がメリハリをつけてがんばれるように、スケジュールを組んでいます。