午前中の用事が終わってお昼からお出かけ。
目標は三本鳥居(正しくは三柱鳥居だとか)の見学。
太秦天神川の駅から歩いてすぐ入り口の鳥居。
扁額には「蚕養神社」とありました。
てくてく歩いてまた鳥居が見えてきました。
丸太の鳥居です。
こちら「蚕養社」となっています。
正式には「木島座天照御魂(このしまにまずあまてるみたま)神社」
境内に摂社として養蚕の神様をまつっているので「蚕ノ社」と言われるそうです。
神社にありがちないくつものお社が一つ処にあるようで、由緒がこの通り。
拝殿の向こうのお社の石垣にこんなものが。
さすが絹物の神社。
うっすらと文化(?)14年(=1814年)。(明治元年が1868年)
幕末のいろんなことが起きていた頃かな?
各種お稲荷さんのお社もたくさんありました。
このお社はまるで洞窟の奥のような作りでしたが、
狐さんがあったのでお稲荷さんですね。
三柱はこの鳥居の向こう。柵が巡らされていてはいれません。
お賽銭を入れてから撮影しました。
木もれ日の中、ちょっと不思議な鳥居。
由緒の抜粋です。
その後太秦広隆寺へ。
蚕ノ社から歩いてもたいした距離じゃなかった。
国宝第1号の弥勒菩薩半跏像にお会いしてきました。
興福寺の阿修羅像への印象と共通しているのは、
かなり小ぶりな仏さんだなあと言うところでしょうか。
見る角度によって感じが違います。
私はここからの角度がいいなあなんて一人で満足。
国宝1号の弥勒菩薩半跏思惟像だけではなく
国宝や重文がいっぱいあってゆっくりと拝見させていただきました。
天平、飛鳥などの本当に古いものが残されていてびっくりです。
鎌倉、江戸なんて新しいやん、という世界。
長年住んでいても足を向けたことがないところがたくさんあります。
健康維持のためにウロウロしなくっちゃ。