朝早い時間帯に出発、ちょうど大原で9:00過ぎ。
気になっていた九頭竜大社に立ち寄りました。
1954年に初代の方が神の啓示を受けて設立された神社だそうです。
ちょうど社務所も開いたばかり。お守り等を並べている最中でした。
弁天さん系でした。
龍=水=弁天さんの流れかしら?
手、口を清めるところ、苔が何重にも重なる天然の苔玉のようです。
苔盆栽を植え替えずに長年持ち込んだら、
苔自体が水持ち水はけのよい植物が育ちやすい土壌になる、と聞きますが、
まさにそのお手本のようです。素晴らしい。
阿弥陀寺に向かうと、ナビに表示されないような細い道。
正面参道はこちらですが、横手の駐車場から進入。
この看板を信じて急な坂を進みます。
以前に西国三十三ヶ寺の花山法王にゆかりがある三田のお寺に向かう坂もこんな感じだったかな。
三田のお寺の道は広かったけれど、こちらは離合困難な細い道。
なんとか上の駐車場まで行って上を見上げたらまだまだ坂登り。というか山登り的な坂。
さらに階段登り。
道自体が苔むしていました。手すりがあって安心です。
新緑が美しい。
参道沿いの小さな滝。
境内、シャクナゲやカエデの新葉が美しい。
九輪草やフタバアオイ。
大文字草やユキノシタ、イカリソウなどもあって素敵な一角。
こちらのお寺には「ミイラ仏」がお祀りされているとのこと。
昔の言葉では「即身成仏」、今も、本堂横の石窟に石棺があって座した状態ですって。
石窟の入り口までは入れるようになっていて燭台等がありました。
明治時代に一度掘り起こしてまた石棺に安置したと紹介されていました。
本堂右手奥の鐘楼。新緑の中で暖かい日差しを感じさせる一枚となりましたが、
実際は風が冷たかったですよ。
山の紅葉の新緑、庭の紅葉の赤い新葉、その下にシャクナゲの花。
気持ちのよい風景。
帰りに川田道を通ったので、花山稲荷に寄ってみました。
境内うろうろしていたら宮司さんが声をかけてくれました。
後ろ姿のこの方です。
去年の台風でご神木が倒れた(?)等の話から世間話やら、
知らない人ともおしゃべりができてしまうって、宮司さんもすごい。
病気退散の神さんもあるようで、一応拝んでおきましたが、お賽銭なしでもOKでしょうか?
この花山稲荷、ナビに案内させたら住宅街の人間しか通れないあたりで案内終了になってしまいます。
川田道五条を南に行くと鳥居があってそこなら自動車が進入できるのに、そこを案内しない。摩訶不思議。
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