花、着物、時々ハンドメイド

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2014年3月にお引っ越ししてきました

迎賓館京都へ

2024-09-19 16:11:00 | お出かけ

暑い一日でしたね。

今日は迎賓館京都の「一般公開案内人付き」の予約を取ってお出かけ。

「京都の伝統工芸の粋を集めた」と言われる場所です。

「一度は行っておかないと」と申し込みました。

行きの地下鉄で「こんなん初めて」の車両。

座席が外してあって中央に縦向きの低い衝立?ドアから右側は通常のシート。

伝統工芸紹介の窓付き。

肩より低く上下は開放。

手すりがついていてつり革まで手を伸ばさなくても身体が支えられる。

今日は着物着ていたので助かりました。

 

今出川門から御苑に入りなるべく木立の間を歩いて少しでも涼しく・・・

無事予約時間に間に合いました。

右側が迎賓館の正面玄関。

入る前に地下でセキュリティーチェック。

私がゲートをくぐったら警告音!警告灯赤!

ビックリしたあ!

そのあとのチェックは大丈夫だったけれど!

 

内部は写真OKでした。

入ってすぐ案内されたのが「藤の間」。

20メートル以上の幅の壁面が川島織物によるつづれ織り。

藤の花言葉は「歓迎」。

間口が20メートル以上有るのに両端以外に柱がない。

上から鴨居をつるす構造ですって。

天井は和紙をふんだんに使った格子天井って言ってたかな?

写っている人は私たちグループのガイドさん。

通路の明かりは和紙を使った行灯のイメージですって。

デザインは数種類ありました。

藤の間から次の桐の間へは池を渡ります。

「桐の間」

「五七の桐」は日本政府の紋章ですって。

全然知らなかった。

和食を楽しむ部屋。

漆のテーブルがすごい。つやつやで鏡のようですね。

実相院の床紅葉どころではありません。

私は「次の間」から撮影したのですが、

その部屋は舞や踊りお琴などを演奏することができるよう

天井部分には舞台照明がありました。

桐の間の座卓、ひとつひとつ意匠が違うとのこと。

背中の蒔絵が座卓ごとに色使いが変えられているんですって。

-いったん藤の間の方に戻っていきます。

池を渡る橋の屋根裏に蝶やこおろぎなどの透かし彫りが4点。

橋を境に池の深さが違っていて、深い方は平底船で一周するおもてなしもあるとか。

すごく広く見えますね。

桐の間の次は「聚楽の間」

賓客やお付きの人の待合所的な?

聚楽については「聚」は集める意味があり「楽しみを集める」部屋

椅子やテーブルか伝統工芸

窓のない部屋なので座面は赤い西陣織。

テーブルの真ん中、縦の白いキラキラは螺鈿細工。

続いては「夕映えの間」

壁のつづれ織り、こんどは龍村織物の作。

東は比叡山にかかる月、西は愛宕山に沈む月。

比叡山の前で。

愛宕山のふもとには大文字の鳥居形がちゃんと入っていました。

中央付近、集落の上あたりに山肌が少し黒くなったあたりに鳥居形。

この部屋は会議などに使われるので比叡山、愛宕山ともに可動式になっていて

部屋を三つに分けることもできる。

通訳ブースも設けられている。

あと、正面玄関の説明、一枚板を使い取っ手は銅製で・・・。

長~い一枚板をふんだんに使い、伝統工芸をいっぱい組み入れて

とてもとても贅を尽くした建物だなあというのがよくわかりました。

鉄筋コンクリート製というのは中に入ってしまえば全然わかりません。

80分のツアーはとても疲れました。

待合所で一息休憩をして中立売門の休憩所でランチ。

 

本日の歩数は7,000歩弱。

ポリエステルの単衣、爽竹の長襦袢でしたが帰宅したら汗でぐっしょり。

真夏用の麻を着て行ってもよかったぐらいでしたね。

ああ暑かった!



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