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防災カフェ

2024-07-19 19:23:49 | 日々の暮らし

新婦人の班会、本日は消防分署にお願いしての防災カフェを開催。

スライドと京都市作成のハザードマップを使い、

この地域ならではの具体的なお話をしてもらいました。

まずは地震の話から。

「感震ブレイカー」を知っていますか?から始まり、

地震が発生したら火災になる、阪神淡路大震災でも東日本大震災でも今年の能登でも。

能登の火災についてはまだ検証されていないそうですが、

阪神淡路、東日本ともに火災原因の60%以上が電気火災とのこと。

地震で停電になる

→アイロンや電気ストーブのスイッチ入ったまま避難(停電しているからわからない)

→電気の復旧

→アイロンや電気ストーブ等に通電

→家の中は物がグチャグチャ

→火災

ブレーカーOFFなら通電しないけれど避難時にブレーカーまで気がつかないもの。

地震の揺れによってブレーカーが切れるのが感震ブレーカー。

分電盤に後付けタイプと内蔵型があるそうですが、

我が家はどうかしら?とみんなでざわざわ。

一軒だけ付けていても類焼というものがあるから地域全体で普及させるべきものですね。

たぶん新しく建築された家には設置されてそうですが。

地震で停止するシステム、大阪ガスのは知っていましたが、電気は初耳でした。

電気屋さんに聞いてみなくては。

 

京都での大きな地震として花折れ断層が関係すると、

なんと最大震度6強ですって!

そうなると、這って動けるかなあというレベル。

上水道断水の可能性は62.9%。

生活用水については「災害時協力井戸」というのがあって、この地域では2ヵ所。

京都市の池田ポンプ場、そして民間の井戸。

避難所、避難場所、よく似た言葉だけれど、

避難所というのは住むところに困って生活する場。

避難場所というのはとりあえず広くて落下物の心配なく一時避難するところ。

これも詳しくは知らなかったこと。

マンホールトイレ~下水管直結のトイレ。

事前打ち合わせ時に「下水管が破損した場合とかはどうなんでしょう?」と質問しておいたので

そのことにも言及してくれました。

京都市のマンホールトイレは数日分は貯留できる容積があるとのこと。

まだすべての避難所に設置されているわけではない。

あとはビニール袋に薬品をかけて処理、の汚物処理方法。

トイレ問題はとても重要。

「やはりトイレ処理の薬品等購入しておくべきかな」の感想もありました。

 

水害について、

川が氾濫するという外水氾濫とマンホール等が氾濫する内水氾濫。

内水氾濫についてはポンプでくみ上げて川に流していく方法がとれる。

以前に地下鉄御陵駅が水没したとき交通局のポンプでは間に合わず、

消防のポンプ車出動でしたが、

排気ガスが充満し、くみ上げる容量はたいしたことないし、

かなり大変だったとか。

その後、大型ポンプ車を京都市に一台導入。

 

外水氾濫が大変。スライドで川の氾濫のすごい映像を見せて貰いました。

川の増水は直前までごく普通の川が一気に増水の映像も。

ハザードマップで3~5メートルというところもあり、

同じ町内でも水の高さ(?)が違っていて不思議でした。

5メートルだと2階が水没ですって。

早期避難が大切ですね。

 

土砂災害については最新のハザードマップに沿っての話。

不思議なことに避難所が危険地域にあったりする。

このあたり質問したら、現状がそうなんだけれど、

これからさらに検討していく課題だと。

 

京都市にもの申すことが必要な課題がいっぱいのようです。

 

約2時間、とても勉強になりました。



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