バージニア労働者

アメリカで働くってどんな感じ?アメリカの企業で働く統計アナリストの労働ブログ。アメリカ生活小話や猫も登場。

言えなかったケイエスの夢

2012年08月12日 | アメリカ生活

えーと、まず最初に。


私、生きてますよ。


単に生きてますっていうよりも、サバイバルゲームにて生き残ってますよ、と言うべきか。


私が子供のころ、NHKの教育番組で働くおじさんっていう番組があってね。
いろいろな職業に就いて一生懸命働く、いろいろなオジサンを紹介するという趣旨だった番組だったと思う。


今のように働く女性が当時はまだ少なかったのか(そうか?)
働くおばさんという番組はもちろんなく、
今また『働くおじさん』と言う名でその番組が始まろうものなら
世のフェミニストたちがご立腹すること間違いなしである。


そんなことはいいとして。


私も今その『働くおじさん』並みに仕事をしている身であり、
今何が欲しいかと聞かれたら、


世の中の時間をとりあえず止め、
その中で気のむくまま気の済むまで怠けたい



と言いたい。


先週のある日。


同僚のショーンと話をしていたときのこと。


彼は同じ部署にいながらファイナンスアナリストⅢの肩書きがあり、(ケイエスよりもずっと上)
すごいやり手の男である。


彼の仕事ぶりがとても素晴らしいので「その仕事、向いてるんだね。好きなんでしょう?」と聞いたらば。


帰って来た答えは


『大嫌いなんだが。』


彼は大学で経済を学んで今仕事でそれが役に立っているが、
実は最近自分が本当にやりたいことはそれではなかったと気が付いた。


本当にやりたいことはコンピューターのプログラミングだったと。


なんと彼はコンピューターのプログラミングを今一から学んでいるということだ。


プログラミング、みなさんはちょっと勉強されたことがおありだろうか。


私は以前システムアナリストをしていたので、すこーしだけプログラミングに興味を持ってその世界を覗いてみたが
そこには記号やコードだらけの全く別の言語があるのみであった。


もちろん私には向いていないことは超能力者でなくともわかるわい。


彼は近々『パパ』になるので、今やっているファイナンスアナリストであることを踏み台にし、
いずれはプログラマーとして生計を立てて行きたいと語る。


そんな彼が突然、


『ところでケイエスの夢って何?良かったら聞いていいかな。』


と聞いてきた。


私は少々ためらった後、


『今はとりあえず自分の夢が何なのかを発掘するために働いているようなものだよ。』


と、へらへら笑って答えた。









まさか










『私の夢はルービックキューブを完成させることです』

と、真顔で言えないだろう。





そうなのだ。


私、今、80年代に大流行したあのルービックキューブを再びやりたくてしょうがない。





私が10代だったころ、一応家にあり、それなりにやり始めたが
もちろん完成などするはずなく、
結局、面に貼られてあるシールを全部剥がしてそれを無理矢理完成図の姿に張り替えて
それを自分なりの完結にして
ルービックキューブから身を引いた。


それが今になってまたやりたくてやりたくてしょうがないのである。


一日中パソコンのキーとマウスを触っているからなのか、
自分の手や指を使って何かをしたい病にかかっているらしい。


それなら手芸やら料理はどうかと言う人もいらっしゃるだろうが、
いつでもどこでも気が向いたときにすぐにその場でできるもの、という条件に達したのがルービックキューブであった。


毎日脳みそをすり減らして帰宅しているので
ハニバニは大反対。


『よしなよ。もっとストレスになっちゃうじゃんか。』


気持ちは大変分かるが、巷では小学生でも簡単に解けるあのパズルを私が真剣に取り組んで
完成できないわけがないと思えてきたから、ケイエスも大胆不敵である。


こう思う時点、すでに神経がイカレているのではないかと自分でも思うが
とりあえずやってみたいのである。


とは言え、また数ヶ月後にはルービックキューブの『ル』の字も頭に残っていないことも大変ありうるので
そんな支離滅裂なワタクシをそっと見守っていただきたい。




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そういえばこないだのそうめんの写真。
珍しくケイエスの母が褒めてくれた。


そうよ、母。


忙しくとも私なりに健康には気を使って魚料理食べるけど





忙しさを理由にこんなんとか



ビーフケイサディア


こんなんも食べよるよ。


ボンカレー



ほんま、生きるって忙しすぎ。


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今朝方すごい変な夢を見た。
レディーガガと私がタイアップして渦中のマコーレ・カルキンを救出する夢。
彼の大病説は本当なんだろうか。


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いつもありがとう。
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