バージニア労働者

アメリカで働くってどんな感じ?アメリカの企業で働く統計アナリストの労働ブログ。アメリカ生活小話や猫も登場。

成田で過ごす夜

2019年11月17日 | ALL ABOUT JAPAN
家族と過ごした楽しい時間も終わり、
家族総出で私を広島国際空港まで送ってくれた。


丁度お昼時だったので、一緒にランチして
そしてセキュリティーに向かう。


うちの家族はみんな、出迎えの時は手厚く迎えてくれ、
私が帰るときは、どちらかと言うとドライに送ってくれる。


『じゃね。』


私がほぼアメリカン仕様の別れ方なので、
また来るね~と、一人一人ハグをするが、
アメリカ人がもし私たちの別れる様子を見るときっと、
あっけないと思うだろう。


『また帰っといでね。気を付けて。
ハニバニさんによろしく。じゃね。』


そう言って、セキュリティーの列にいる私に手を振って
帰って行く。


私はそういうの、好きだ。
あっけないから、来年の再会もまた、するりとやってくるような気になる。


また帰ってくるよ。
だからみんな元気でいようね。


家族と別れたら、急に寂しさが洪水のように流れてくるので
私は速攻で気持ちを切り替える。


これから成田に向かって、一人で一晩過ごし、
そして次の日はいよいよ家に帰るのだ。




成田まで無事戻って来た。
私はどういうわけかこの空港が好きなんだ。
なんでだろ。


(到着ロビーは外国人で溢れてた)


その夜予約しておいたホテルのシャトルバスも
もう慣れているからいつもの場所で待つ。
それにしても相変わらず外国からの旅行者で一杯だ。
来た時もそう思ったが、オリンピックは大丈夫か。


ホテルに着いたらチェックインカウンターで、
「今夜午前1時から早朝5時まで電気回路のメンテナンスがあるので
停電になり、電気機器全てが使えません。」
と、告げられる。


まじか。


母や妹にそのことを言うと、「何、そのホテル!安ホテルなん?!」
とか言うが、ちなみにそこ、いろんな航空会社のパイロットやCAさんも泊る
ちゃんとしたホテル。


停電中に大地震が起こらなければ良いがと思い、
ちょっと想像してゾッとするが、
それがなければどちみち爆睡しているはずなので、
ムカついたけど、まあいっか、と受け入れる。


部屋へ行き、荷物を置いたら、
その足でまた空港へ戻る。
これから一人で晩ご飯を食べ、それからスタバに行きEspresso Affogato Frappuccinoを飲みながら


(From Google)

空港内を歩き回るのだ。


何を食べようかとワクワクしながら空港のレストランを歩きながら気が付いた。
こういう所のレストランて、必ずメニューのディスプレイが置いてあるよね。





外国人が写真を撮って回る気持ちがわかる。
だってとっても綺麗で可愛いもんね。

結局、お決まりの和食の定食を頂く。




行きの飛行機で食べたときは全く気が付かなかったが、
ここは関東。うどんのだしが濃い!
広島は関西風のうどんだしなので薄いのです。
私が唯一食べるカップラーメンと言えば、どん兵衛なんだが
(どん兵衛はラーメンじゃないし、とか言わない)
販売元が東京なので、当然だしも関東風。
薄味の私にはちょっと苦手。

関西と関東のうどんだしがどんなに違うかと言うと、


(From Google)

こんなにも違う。
面白いので、さっそく妹に写メを送り、
二人でワーワー騒いだ。


一人で黙々と食べていたら、隣のテーブルのお子さん連れの家族が
美味しかったです、ご馳走さまでした!
子供と一緒に声を出して手を合わせて、そう言っていた。

微笑ましかった。
良い家族だな。


予定通りにスタバへ行き、フラペチーノを飲みながら
空港内を歩き回り、そしてホテルへ戻ってシャワーを浴び、
次の日の準備をして、『静かに眠れますように』と祈りながら寝る。


携帯の目覚ましが鳴って目を覚ますと、午前5時15分。
停電は全く影響なかった模様。


テキパキ準備して、空港へ向かう。
その朝は、風が強くて小雨も降っていた。


搭乗手続きを済ましてラウンジで朝食をとった。





ここでもシャウエッセンで、ホームシックになる。


ハニバニの大好きな日本の菓子パンも買い込んだし


(このバッグの中、全部菓子パン。サンライズ、北海道チーズ蒸しパン、ドーナツなど)

後はもう帰るだけ!


ところが。


帰りのフライト時間は来るよりも短いし、
到着した他の飛行機も少なくて入国審査もスムーズだったのに、
最後の最後に予期せぬ出来事は待っていたのだった。



<つづく>






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