牛久自然観察の森の管理舎の近くに置かれていました。七草を同時に見ることは少ないですからこれは参考になります。昨年の3月10日に「ナズナ」を掲載した際に、七草を紹介しました。「セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ」これが春の七草でしたね。この写真の中では、一つ不足しているものがあります。なんでしょう?そうですね。「ホトケノザ」です。ホトケノザは「タビラコ」とも言われて、田んぼや畦道で小さな黄色い花を咲かせます。七草粥でもお判りの通り、タビラコの葉も食用にできます。ゴギョウは母子草とも言われて、銀白色の茎や葉に産毛が生えたような草です。この草は「オギョウ」とも言われます。春の七草を探して早春の畦道を歩くのも楽しいものです。
春の花を求めて散策していると、水田の用水路の近くにカワセミがいました。用水路に時々飛び込んで、小魚を食べているようです。ブルーの背中とオレンジ色の胸など色彩豊かで、驚くほど美しい鳥です。自然の中ではめったに観察できませんので、とても幸運でした。余り近寄れないので、遠くから望遠で撮影したものです。拡大してみて下さい。図鑑によれば、くちばしの下の方が紅いものはメスだそうです。この鳥は・・・あまり良くわかりませんが、オスかもしれません。
今年も室内(サンルーム)で咲きました。青紫色の花がとても美しくて毎年楽しみに見ているものです。赤い色の花もありますが、この色が好きです。公園などに植えられているものは、3月頃の春の風が吹き始める時期に咲き始めます。南欧地中海沿岸地域が原産で、学名「Anemone coronaria」、キンポウゲ科、イチリンソウ属の球根植物です。我が家では、夏前頃掘り起こした球根を秋に植えておくと、温室などの室内で正月過ぎ頃から咲き始めます。写真は2月10日に撮影しました。