つくば植物園の入り口から直ぐのところで、咲き始めていましたが、一度見過ごして通り過ぎてしまい、ボランティアの方に案内していただき撮影することが出来ました。スノードロップに似ていますが、直ぐ隣にスノードロップの蕾も有り、比較してみると、葉も花弁もオユキノハナの方がやや大きいです。説明板によれば、アジア西部(トルコ)原産で、学名は「Galanthus slwesii」、ヒガンバナ科と記述されていました。白い花が俯いて咲き始めている様は、恥じらいを見せる少女のようで可愛いですね。
つくば植物園の砂礫質の屋外で咲き始めていました。今年は寒さが厳しくて少し遅れているようです。写真のように白い可憐な花を暖かい地方では節分の頃に咲かせるから和名になったのでしょうね。とても小さな花ですから、地面をよーく見て歩かないと見過ごしてしまいそうになります。春を待ちわびる人たちが、早春に見つけてとても嬉しい花です。開花すると直径約2cmの綺麗な花になります。本州の関東地方以西に分布し、学名「Shibateranthis pinnatifida」、キンポウゲ科、セツブンソウ属の多年草です。写真は2月16日に撮影しました。