奄美大島を中心に分布している野菊の一種です。この菊も絶滅が危惧され、絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定して保護されています。派手ではありませんが、花弁の大きさも少しずつ異なるような原始的な感じがする菊の一つです。
つくば実験植物園で11月中旬に咲いていました。四国を中心に分布する野菊の一種で、我が国固有の種です。近年沿岸地域の開発などで個体数が減っており、絶滅危惧植物として指定する動きがあります。花の中心部が鮮やかな黄色で花びらが白く放射状に広がるキク独特の咲き方の花です。花の直径は2cmくらいです。
つくば実験植物園で11月中旬に見かけたキクタニギクです。いわゆる野菊の一種で、黄色い色が特徴です。本州から九州にかけて広く分布していたものですが、近年絶滅が心配されて絶滅危惧(NT)に指定して保護されています。
つくば実験植物園の中には多くの種類の菊が展示されていますが、代表的な日本の菊の花は、奈良時代に中国から伝来し、今では日本で生産される切り花の38%(平成23年度)がキクだと言われています。菊紋は天皇家の御紋として使われ、パスポートや50円硬貨のデザインにも使用されて日本人には大変馴染み深い花だと思います。
つくば実験植物園の中には多くの種類の菊が展示されていますが、代表的な日本の菊の花は、奈良時代に中国から伝来し、今では日本で生産される切り花の38%(平成23年度)がキクだと言われています。菊紋は天皇家の御紋として使われ、パスポートや50円硬貨のデザインにも使用されて日本人には大変馴染み深い花だと思います。
11月中旬の筑波山周辺の光景です。里山で梨や柿・りんごなどの果樹が生産されています。夏から初夏にかけて美味しい梨が取れ、盤種になると赤く色づいた柿が最盛期を迎えます。毎年この風景を見ながら道路脇で売っている柿を頬張るのが楽しみです。