つくば実験植物園の熱帯雨林温室で見かけました。前掲のムニンソウと比較して観ていただきたかったので、少し撮影時期は異なりますが、掲載しました。日本の固有種で、小笠原諸島の父島と母島にのみ分布する大変貴重な植物で、絶滅危惧I類(VU)に指定して保護(自生地の個体数が1000株未満だと記されていました)されています。山地のあまり乾燥しない日向地に生育するキンポウゲ科のつる性の多年草で、前掲のセンニンソウの仲間です。ムニンセンニンソウの方が花が大きくて優美に見えます。写真は9月10日に撮影しました。
つくば実験植物園で見かけました。キンポウゲ科のつる性の多年草で、白い美しい花です。和名は、実がついてからわかるようですが、実の先端に白い羽毛状のものが見え、それが仙人のひげと見立ててのことのようです。美しい花には刺があるとか言いますが、この植物は有毒で、馬も食わないことから別名を「馬食わず」ともいうようです。写真は8月27日に撮影しました。