つくば実験植物園で毎年名との終わりごろから初秋にかけて美しい紫色の花を見せてくれます。「ビッチュウフウロ」と比較するため掲載しました。日本にあるフウロウソウの花では最も大きい花と説明されていました。中部地方の山地草原に生育しており、浅間山で発見されたものに命名されたことに因んだ和名です。説明には準絶滅危惧(NT)に指定して保護されていると記されていました。写真は9月10日に撮影しました。
つくば実験植物園で見かけました。管理している方の話だとここ数年前に植栽されたもののようです。説明によれば、日本の固有種であり、中国地方~中部地方にかけての湿地の周辺で生育する多年草です。花の直径は2㎝位で、アサマフウロより小さいですが、花弁には紫紅色の脈があり、その模様が印象的です。和名は岡山県で発見された個体を基に命名されたからのようですが、島根県と広島県の境にある比婆山の1000m級の山地でも生育していると記されていました。写真は9月30日に撮影しました。