つくば実験植物園の絶滅危惧植物展示区画で見かけた珍しい花です。説明によれば、我が国では桧枝岐村周辺にのみ自生が確認される極めて珍しい植物です。ニシキギ科の落葉小高木と記されていました。花が枝からぶら下がるように咲いており、中に赤い実が見えます。絶滅危惧IA類(CR)に指定されています。写真は9月30日に撮影しました。
つくば実験植物園で見かけました。伝説の果実といわれる「ムベ」です。11月頃になると果実の色が赤紫色に変化してさらに美しくなります。健康長寿の果実として知られており、その昔天智天皇が近江八幡を訪れた際に、長寿の人が多いことに気づき、その理由を質したところ、「ムベ」を食べるから・・と地元の人が説明したため、食してみた天皇が「むべなるかな」と語ったとの伝説があります。最近この言葉を使わなくなったと思いますが、久しぶりに果実の写真を撮ってみて思い出しました。先日掲載したアケビの仲間ですが、より長さが短くて丸い感じがします。写真は9月30日に撮影しました。