つくば実験植物園の多目的温室で見かけました。小さな黄色い五弁の花が数え切れないほどに咲いていました。別名を「島万年草」とも言うようです。九州~琉球列島、および台湾、フィリピンの海岸の乾燥した岩場や崖に張り付いて生育すると記されていました。乾燥しても耐えられるように茎は多肉化しています。2007年のレッドリストでは、準絶滅危惧(NT)に指定して保護されています。写真は2月9日に撮影しました。
つくば実験植物園の多目的温室で行われていた絶滅危惧植物展で初めて見ました。奄美大島から徳之島、沖縄島、久米島、石垣島、西表島、与那国島などに分布する常緑樹です。台湾や中国南部にも分布しているようです。写真のように筒状の白い花が咲いています。花後に緑色の実が付き熟すと黒くなると説明されていました。沖縄などでは方言で「ダシチャ」と呼ばれ、花は4-5月頃に咲くそうです。写真は2月9日に撮影しました。