つくば実験植物園の食の植物展示区画で穂が出ていました。説明によれば、中央アジア原産で、一万年ほど前から栽培されている最古の穀物の一つです。大麦は、6列の穂を出し、全部実るのが『六条大麦』といわれ、収穫量が多いので、古来世界各地の主食の一つとして利用されてきました。麦飯や麦茶の材料として利用されます。2列の穂を出す『二条大麦』は、写真のように実が少なくしっかりとした大きさの実であることから、品質管理が容易で、ビールやウイスキーの原料として利用されています。『ビール麦』と呼ぶ地方もあると思います。写真は4月28日に撮影しました。
つくば実験植物園で一番最後に開花する櫻で、高い山やウスリー。サハリンなど寒冷地で自生することから「深山桜」と言われるようです。写真のように枝先の方に纏まって咲き、花は上を向いています。珍しい桜なので、毎年撮影に行きたくなる桜です。写真は4月28日に撮影しました。