世界らん展日本大賞2014では、ランを寄せ植えした大型のディスプレイが多く展示されていました。数が多いので説明を短くして掲載します。一番手は、「妖精の森」と記されていたディスプレイです。花の香りも良くて圧倒されます。
2月に入って大雪などが続いた関東地方ですが、雪も解けて散策してみると、春がそこまで来ていることを感じます。近くにある茨城大学農学部の構内に咲く「アカバナマンサク」です。落葉低木で、枯れ木に花が咲いているように見え印象的です。赤い花のマンサクには、「ベニバナトキワマンサク」もありますが、こちらは常緑樹で花は4-5月頃咲きます。写真は2月20日に撮影しました。
つくば実験植物園の多目的温室で見かけた貴重な植物です。説明によれば、与那国島だけに分布する日本固有の種で、ごく最近(2001年)確認され絶滅危惧IA類(CR)に記載されたとのことです。「ドナン」と言う与那国島の方言が学名にも使われています。写真は2月13日に撮影しました。
つくば実験植物園のサバンナ温室で草丈が2m近いアロエに花が咲いていました。説明によれば、アフリカ南部(ローデシア)原産のユリ科で、「アロエ・エクスケルサ」と記されていました。写真は2月13日に撮影しました。
世界らん展日本大賞2014で大賞に輝いた「エピデンドラム アタカゾイカム ‘マウント イイズナ’」です。草丈が高く、小さい薄紫色の花が無数に咲いており、とても見事でした。周辺は、観客が多くて花の全景を撮影するのは、相当困難でした。写真は2月16日に撮影しました。