霞ヶ浦湖畔の民家の花壇でたくさんのオニユリが咲いていました。先日掲載したコオニユリと違って草丈も1.5mを超えており、花も大きいです。また写真でもお解りでしょうが、茎にむかごが見えます。これが特徴です。写真は7月19日に撮影しました。
霞ヶ浦総合公園の街路樹で植栽されていました。真夏の暑い時期に涼しげな淡黄白色の小さな花を咲かせています。別名は「槐樹(かいじゅ)」とも呼ばれるようです。中国北部原産のマメ科独特の形をした花で、仏教の伝来の頃に渡来したと言われます。縁起が良いと言われる樹で、薬効もあり、高血圧の治療薬も子も植物から抽出されていると記されていました。写真は7月19日に撮影しました。
那須に住んでいる友人が庭先に咲く山百合を掘って届けてくれました。草丈は人の背丈ほどある大きなものです。大型の鉢に入れて管理していたら、たくさんの大きな花をつけました。香りもとても良くて楽しんでします。写真は7月17日に撮影しました。
写真のように薄紫色の小さな花をつけていました。アカネ科の落葉小低木であると記されていました。和歌山県と四国南部の川岸の岩場に分布する日本固有の植物で、個体数が減少しており、準絶滅危惧(NT)に指定して保護されています。白丁花(ハクチョウゲ)の仲間だと記されていました。つくば実験植物園の絶滅危惧植物展示区画で7月15日に撮影しました。
つくば実験植物園の絶滅危惧植物展示区画で黄緑色をした花をつけていました。説明によれば、トウダイグサ科の多年草で、宮崎県の日当たりのよい丘陵地で生育している固有植物であるとのこと。花をよく観察すると、黄緑色の苞葉の中に黄色い小さな花があります。絶滅危惧IA類(CR)に指定して保護されています。写真は7月15日に撮影しました。
つくば実験植物園で見かけました。薄紅色のマメ科独特の形をした花が円錐花序を形成し、上に向かって逐次咲いていきます。この植物は、草のように見えますが、実は、小低木で本州から九州にかけての草丈の短い草原に生えています。地面を這うように生育して引っ張りにも強いので、馬の手綱を結んでいたことから、「駒繋ぎ」と呼ばれるようになったとされています。写真は7月15日に撮影しました。
つくば実験植物園で真夏の強い日差しを受けて咲いていました。高く伸びた茎の先端付近んで明るい黄赤色の花弁に紅色の斑点がある花を数輪下向きに咲かせます。名前の通りオニユリより花が小ぶりで、茎にムカゴが付かないのがが特色です。ユリ科の多年草(球根)で、北海道から九州に広範囲で野生種を見ることができます。また朝鮮半島や中国、アムール地方にも分布しています。写真は7月15日に撮影しました。
つくば実験植物園で白い小さな花を咲かせていました。説明によれば、北海道~本州にかけての野原に分布している野生種です。ノコギリソウは、北半球の各地で凡そ100種類ほど分布しているそうですが、日本にもその一部を野生種として生育しています。写真は日本に存在する野生種のノコギリソウ(Achillea alpina var. longiligulata)で、キク科の多年草です。園芸店などでは「西洋ノコギリソウ」や園芸種のノコギリソウが販売されています。写真は7月15日に撮影しました。
つくば実験植物園で見かけました。赤紫色の小さな花が穂状(集散花序)にまっすぐ伸びて咲いています。花穂は下の方から次々に上に向かって咲いていきます。お盆の頃に咲く花で、盆花にも使われるようです。北海道から沖縄までの広い地域の野原のやや湿った場所で生育しています。写真は7月15日に撮影しました。
つくば実験植物園の中には数か所この花が咲いています。秋の七草の一つですが、実際は7月頃から咲き始めています。青紫色の涼しげな花で、とても癒される感じがします。説明によれば、絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定して保護されています。写真は7月15日に撮影しました。
つくば実験植物園で大型のヤマユリが満開でした。このユリは園芸品種で有名な「カサブランカ」の母種として使われています。遠くからでもその芳香が伝わってきます。7月中旬頃植物園で観察する楽しみの一つでもあります。写真は7月15日に撮影しました。
毎年津軽にある猿賀神社の鏡ケ池では「北限の蓮」を楽しむ蓮祭りが開催されるそうですが、そこで咲く美しい蓮です。現地では、ねぷた祭りの頃見ごろを迎えるそうです。写真は7月13日に霞ヶ浦総合公園の花蓮園で撮影しました。