さくらの日々是好日

余命半年から生還♪今年21年目の【金つなぎ勝ち抜きRoad】を走り続ける、多重がん患者の病老の日々や患者会活動をご紹介!

♪ 「3か月遅れのお誕生祝いで、ごめんなさいね」「でも、世界にひとつだけのバッグなんですぅ」

2024年06月19日 21時43分23秒 | さくら的非日常の日々
6月19日(水)   晴
以前からの約束で、病友・陶友の雪ちゃん、不二子ちゃんと、ご町内のカフェ・ラ・アミで、極上の夕ご飯となった。

ナニが極上って?
オーナーシェフの岡本桂子さんの、素材にこだわった創作家庭料理の味わいが、それぞれに美味個性的で、さくら♪@イチオシの隠れ家レストランなのだ。
              
今日のお膳は、主食が多穀米と椎茸の煮付け、卵焼きのキムパ風、お出汁とモミ海苔でいただくお素麺、米粉のチヂミ。
おかずは、揚げ春巻き、大根とがんもの煮付け、サラダ2種。
いずれもが、特有のはんなりと優しい味付けで、互いにせめぎ合うことも無い。
              
雪ちゃんと不二子ちゃんはベテランの介護士さんで、医療知識も深く、陶芸の腕もなかなかで、教えられることが多い。
そんなおふたりが、食事の前に改まり、「3か月遅れのお誕生祝いで、ごめんなさいね」「でも、世界にひとつだけのバッグなんですぅ」「持ち手がピンクと銀色、ネームも入れていただきましたぁ」

思いがけないことに、婆の心は嬉しさ倍増。
だけど、「私は、どなたのお誕生日を祝うこともなく、申し訳ないです」

「あ、玉置神社の神楽鈴 はカレシさんからのプレゼントです。 玄関に置いて帰宅した折に振って鳴らすと、外から入る邪気を除いてくれるんですって」「そんな、もったいない。 玄関に飾って自分の邪気除けだけに使うなんて・・・」。 今も、お仏壇の前に飾って毎朝の般若心経で雪ちゃんのカレシさんのお幸せを祈っていますぅ。

でも、ほんとうに、どなた様もごめんなさいね。 そして、とてもとてもありがとうございます。
             
宴が果ててお店の前で写メに興じていたら、通りかかった紳士が、飛び入りでご参加。
同じ富貴ケ丘の方で「膵臓がんで余命半年と言われたのに、11年生きてます」 と。 「それはそれは、膵臓がんの方々の大きな励みになりますね」 「私も多重がん(乳がん、卵巣がん)で余命半年と言われて、もう30年になります」

私たちは固くハグし合って「こののちは、あまり頑張らず楽しく生きましょう」 と誓いあった。  

有難く、嬉しい一夕であった。                    


    

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1 コメント

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同感です。 (fumiel-shima)
2024-06-23 16:41:01
さくらさん、こんにちは。

>「こののちは、あまり頑張らず楽しく生きましょう」

私も機会あるごとに『頑張り過ぎずにがんばりましょう』と言ってますが、本当に仰るとおりだと思いますね。
友達や仲間との交流は明るく元気になれる秘訣でもありますね。
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