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さくらの日々是好日

余命半年から生還♪今年21年目の【金つなぎ勝ち抜きRoad】を走り続ける、多重がん患者の病老の日々や患者会活動をご紹介!

🎵 「 朝と夕方の2回、 畑の水遣りに行くんですよ 」 と麗華ちゃんに聞いて、 畑の子たちに申し訳なく思う

2018年07月22日 23時00分56秒 | さくら的非日常の日々
7月22日(日)晴

今日も熱気に包まれた一日が過ぎる。

全国各地で38℃前後の高温が報じられ、TVの天気予報を見た友人がたは皆さんがソノ氣になられるらしく、「ほんま、暑いわぁ」、「ナニをする氣力も沸かないの」

誰もが、エアコンを効かせた室内に居られると言うのに、そんなふうにおっしゃる。

首にタオルを掛け、うちわでパタパタ風を送りながら、Tシャツ短パン姿で家に居るさくらには、にわかに信じられない、友人がたの夏の風景だ。

親たちの時代には、水撒き、打ち水、水遊び。 すだれ、うちわに扇風機。 陶枕・籐枕、籐椅子などの夏家具…
部屋の内外に涼を呼ぶ工夫を欠かさなかった。

さくらが、そんな生き方の真似をしているのは、孫や子の世代に電力不足のツケを回さないため。
夏の暑さを「受け入れて生きる」ため。

この後、自分に起こってくるかもしれない大病や、がんの再発・転移などやその他の難儀・不条理も、すべてを「受け入れて生きる」と決めているのだから。

…だから!

                       ◆

夕方、団地の東にある土手に植えた八重桜の草引きと水遣りに行き、帰途、ご自分の畑から戻ってこられた李麗華ちゃんに、お家の前でばったり♪

「いまから、さくら農園に行くの」、「あー、私はいま帰ったところよ」

朝と夕方の2回、畑の水遣りに行く、と麗華ちゃん。
聞いたとたん、ウチんちの子たちは、さぞかし一回しかもらえない水を待ちわびていることでしょう、と申し訳なく思う。


                     

この春、義妹の恭子ちゃんに頂いた鉢植えの八重桜を、ボランティア仲間のヤマムラ氏に土手の桜並木のはずれに植え替えていただいてから2か月が過ぎた。

時折周囲の草を引き、根方に寄せて根っこの乾燥を防いで来たけれど、昨日の盆踊り会場で「水遣りも欠かしたらアカンよ」とヤマムラ氏からのアドバイスを受け、夕方にさっそく500㍉㍑のペットボトルを提げていく。

「来年の春には、あの華やかで淡々した美しい八重の花を見せてね♪」
「きっと、ご近所の皆さまに喜ばれるから、ね!」


                 

帰宅したら、すぐにみるくが寄って来て、さくらの短パンの上にしなだれかかる。
太腿にタオルを敷いて扇風機を掛けてやり、グルーミングの櫛で「掻き、掻き、してあげようね」

猫も暑いでしょうね。
なんてったって、毛皮を着ているのだもの、ね。


                 

夕ご飯のひと品は、千葉の学友・佳代ちゃんから送っていただいた、あまーいトマトとさくら農園のジューシィなトマトの寄せ盛り♪

歯ごたえも香りもジューシィなところも同じだけれど、抜群の甘みだけは佳代ちゃんチのトマトに、とうてい敵わない。
水を遣らずに、実らせるとこんな甘さになるんですって。

でもなぁ。

畑で、あんなに待たれている水遣り。
さくらには欠かせないなぁ…

やっぱり。

                 

畑の帰りに寄り道をして、冷たいコーヒーをいただいたりして帰宅したら、先の連休に次男が取り付けて行ってくれたLEDのソーラー電気が、明るく足元を照らしてくれた。

自然エネルギーの活用。
良いね、これ!!

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