
12月25日(木) 晴
昨夜10時過ぎに、毎日新聞の福山雅治似の支局長が来られた。
「明日、熊野地域の版にこの記事が出ます」
「えっ、まさか! …今日の出来事ですよ?」、「そう。 脇坂火薬の社長にも取材をしましたし、ね」
日ごろから、金つなぎの活動を理解し応援してくださる支局長には、一昨夜に「理解を得るために、明日、熊野に行きます」と、電話連絡を入れさせていただいた。
その結果、私たちが熊野に向かっている頃、支局長から熊野駐在の汐崎記者に取材の指示が飛んでいたようなのだ。
少し当惑しつつも、美代子さんと3人が、熊野花火の過去話や金つなぎの10周年記念打ち上げの顛末、3人共通の思い入れを持つ枚方時代のあれこれ話で盛り上がって、結局、午前1時半を過ぎて支局長を見送った。
◆
今朝、改めて拝読すれば、地方版のトップに、堂々の6段抜き!
メーン見出しに大きく、『白血病花火師の「鎮魂」』とあり、「がん患者の会 来夏打ち上げ要望」、「市長らに」と続く。
一読、過不足の無い感動を覚える記事ではあるけれど、脇坂火薬さんが熊野大花火で金つなぎの花火を上げられる確証などどこにもない今、なんとか、このことを熊野大花火大会ご関係者の皆々さまにご理解いただきたく、平井理事と美代子さんははるばる大阪から、西川くんとさくらは名張から、難問の解決を願って、昨日熊野入りしたのだった。
その結果も出ていないうちに、こんなに立派な記事が出るなんて!
この記事で、もしや花火関係者の皆さまが氣を悪くなされたら、どうしましょう?
心配が先に立つものだから、午前中は、熊野市観光協会の中平孝之会長や熊野市観光公社の奥田博典会長、向井ふとん店さんほか、電話番号の分かる限りの皆々さまに電話を入れさせていただき、ご協力とご理解をお願いした。
そんなさなかに脇坂社長から電話が入り、「寝耳に水の家内が、記事にショックを受けて泣いています」とのこと。 さっそく、熊野花火後関係者さまがたへのお侘びとお願い電話を中断して、脇坂夫人に連絡を入れた。
・がん患者とご家族が、病名を隠し闘病することの大きなマイナスについて
・ご主人は病氣を正しく受け入れ、周囲に公表し、前向きに闘う姿勢でおられる現状について
…など、こもごもお話をし、「奥さん♪ がんは一人で闘える病気ではありません。 けれど、ご家族が堂々と正面からご主人さまのがんと向き合い、支えて応援すれば、脇坂社長の【折れない心】が育ちます。 その結果免疫力も上がり、病んだ細胞の修復も進みますよ」とご理解を求めた。
「ご主人さまは日ごろ、しっかりしたあなたを尊敬し、感謝し、一面頼っておられます。 それなのにそんなあなたが、この大事のときに泣いて、どうしますか。 私は余命半年を覚悟した抗がん闘病中にあっけなく夫を失くし、何もしてあげられなかった無力な自分を責めて、どれほど泣いたことか! ですから、あなたの辛いお立場は重々分かります。 でも、闘うご主人さまはもっと辛いのですよ」
話しながらさくらも泣き、「この電話を終えたら、すぐにご主人さまに電話を入れて、『お父さん、記事の件、納得したから! もう、泣かないから! あなたの背中を後に続く同病のお仲間に見ていただけるよう、一緒に頑張るから!』と、言ってあげてくださいませ。 脇坂社長にいま一番必要なのは、心にマイナスのストレスを掛けないことなのですよ!! あなたの一言が、どれほど【強力な副作用のない抗がん治療】に、なることでしょう!」
奥さま、ご家族の皆々さま。
金つなぎは、応援します!
ご一緒に、がんばりましょう!!
美代ちゃんが、「あなた、もう1時間を過ぎているわよ」と、電話の向こうから口パクしてくれている。
そういえば、朝ごはんも戴かないまま、もう、お昼過ぎだ。
「ごめんなさいね! 昨日の残り物のカレーと冬瓜の翡翠煮でブランチしましょう」
折りよく来てくださった森岡氏と3人で、楽しいブランチとなった。
◆
さて、今朝の毎日新聞。
改めて読み直してみたら、優しく私たちの背中を押してくださる、ほんとうに有難い記事である。
支局長、汐崎記者、ほんとうに、ありがとうございます。
心から、お礼を申し上げます。
◆
なんとか、「来年、会創設20周年を迎える金つなぎの会の、【逝者鎮魂・生者安寧 祈りの海花火】を、いま白血病と果敢に闘っておられる脇坂さんの手で上げさせてあげたい!(このことが成就して彼の生きる意欲を一段と燃やして、生き延びてほしい!)」と、熊野市花火実行委員会およびご関係の皆々さまに、祈るや切の心境である。

森岡氏は、先週の比奈知地区文化祭の写真や【ヒロナリエ(広野宅鎮魂・安寧の電飾=病友・西川くん命名)】のDVDを届けに来てくださった。
ありがとうございます!

午後3時の電車で大阪に帰っていかれる美代子さんを、名張駅まで送ってくださることになった森岡氏は、日ごろから本当に優しい和顔愛語のひと♪
ありがとう、ありがとう!
さようなら、さようなら♪
昨夜10時過ぎに、毎日新聞の福山雅治似の支局長が来られた。
「明日、熊野地域の版にこの記事が出ます」
「えっ、まさか! …今日の出来事ですよ?」、「そう。 脇坂火薬の社長にも取材をしましたし、ね」
日ごろから、金つなぎの活動を理解し応援してくださる支局長には、一昨夜に「理解を得るために、明日、熊野に行きます」と、電話連絡を入れさせていただいた。
その結果、私たちが熊野に向かっている頃、支局長から熊野駐在の汐崎記者に取材の指示が飛んでいたようなのだ。
少し当惑しつつも、美代子さんと3人が、熊野花火の過去話や金つなぎの10周年記念打ち上げの顛末、3人共通の思い入れを持つ枚方時代のあれこれ話で盛り上がって、結局、午前1時半を過ぎて支局長を見送った。
◆
今朝、改めて拝読すれば、地方版のトップに、堂々の6段抜き!
メーン見出しに大きく、『白血病花火師の「鎮魂」』とあり、「がん患者の会 来夏打ち上げ要望」、「市長らに」と続く。
一読、過不足の無い感動を覚える記事ではあるけれど、脇坂火薬さんが熊野大花火で金つなぎの花火を上げられる確証などどこにもない今、なんとか、このことを熊野大花火大会ご関係者の皆々さまにご理解いただきたく、平井理事と美代子さんははるばる大阪から、西川くんとさくらは名張から、難問の解決を願って、昨日熊野入りしたのだった。
その結果も出ていないうちに、こんなに立派な記事が出るなんて!
この記事で、もしや花火関係者の皆さまが氣を悪くなされたら、どうしましょう?
心配が先に立つものだから、午前中は、熊野市観光協会の中平孝之会長や熊野市観光公社の奥田博典会長、向井ふとん店さんほか、電話番号の分かる限りの皆々さまに電話を入れさせていただき、ご協力とご理解をお願いした。
そんなさなかに脇坂社長から電話が入り、「寝耳に水の家内が、記事にショックを受けて泣いています」とのこと。 さっそく、熊野花火後関係者さまがたへのお侘びとお願い電話を中断して、脇坂夫人に連絡を入れた。
・がん患者とご家族が、病名を隠し闘病することの大きなマイナスについて
・ご主人は病氣を正しく受け入れ、周囲に公表し、前向きに闘う姿勢でおられる現状について
…など、こもごもお話をし、「奥さん♪ がんは一人で闘える病気ではありません。 けれど、ご家族が堂々と正面からご主人さまのがんと向き合い、支えて応援すれば、脇坂社長の【折れない心】が育ちます。 その結果免疫力も上がり、病んだ細胞の修復も進みますよ」とご理解を求めた。
「ご主人さまは日ごろ、しっかりしたあなたを尊敬し、感謝し、一面頼っておられます。 それなのにそんなあなたが、この大事のときに泣いて、どうしますか。 私は余命半年を覚悟した抗がん闘病中にあっけなく夫を失くし、何もしてあげられなかった無力な自分を責めて、どれほど泣いたことか! ですから、あなたの辛いお立場は重々分かります。 でも、闘うご主人さまはもっと辛いのですよ」
話しながらさくらも泣き、「この電話を終えたら、すぐにご主人さまに電話を入れて、『お父さん、記事の件、納得したから! もう、泣かないから! あなたの背中を後に続く同病のお仲間に見ていただけるよう、一緒に頑張るから!』と、言ってあげてくださいませ。 脇坂社長にいま一番必要なのは、心にマイナスのストレスを掛けないことなのですよ!! あなたの一言が、どれほど【強力な副作用のない抗がん治療】に、なることでしょう!」
奥さま、ご家族の皆々さま。
金つなぎは、応援します!
ご一緒に、がんばりましょう!!
美代ちゃんが、「あなた、もう1時間を過ぎているわよ」と、電話の向こうから口パクしてくれている。
そういえば、朝ごはんも戴かないまま、もう、お昼過ぎだ。
「ごめんなさいね! 昨日の残り物のカレーと冬瓜の翡翠煮でブランチしましょう」
折りよく来てくださった森岡氏と3人で、楽しいブランチとなった。
◆
さて、今朝の毎日新聞。
改めて読み直してみたら、優しく私たちの背中を押してくださる、ほんとうに有難い記事である。
支局長、汐崎記者、ほんとうに、ありがとうございます。
心から、お礼を申し上げます。
◆
なんとか、「来年、会創設20周年を迎える金つなぎの会の、【逝者鎮魂・生者安寧 祈りの海花火】を、いま白血病と果敢に闘っておられる脇坂さんの手で上げさせてあげたい!(このことが成就して彼の生きる意欲を一段と燃やして、生き延びてほしい!)」と、熊野市花火実行委員会およびご関係の皆々さまに、祈るや切の心境である。

森岡氏は、先週の比奈知地区文化祭の写真や【ヒロナリエ(広野宅鎮魂・安寧の電飾=病友・西川くん命名)】のDVDを届けに来てくださった。
ありがとうございます!

午後3時の電車で大阪に帰っていかれる美代子さんを、名張駅まで送ってくださることになった森岡氏は、日ごろから本当に優しい和顔愛語のひと♪
ありがとう、ありがとう!
さようなら、さようなら♪
さくら様、同行なされた皆さま、ありがとうございました。
来年の熊野金つなぎ花火を今から楽しみにしております。
脇坂さま、がんばってくださいませ。
きっと、必ずよくなりますよ。
大丈夫、金つなぎ。
来年も応援しますよ。がんばってください。
良いお年を。