

友人より奥さんと仲良しの私

右は、来合わせた清野氏

12月13日は、和代尼から連絡があり,京都の本山に行く途中で立ち寄るとのこと、「じゃあ、お昼をご一緒に…」ということになって、いそいそ用意をする。
イギリスから帰ったばかりだから「冷蔵庫の”あまりもの鍋”だけれど」と言いつつ…
来合わせたご近所の清野氏と3人で、陽気な鍋を囲む。
清野氏は、奥さんが乳がんとのことで昨春我が家を訪ねてこられたが、以後は、奥さんをさしおいていつも彼が来てくださる。
金つなぎの強力なサポーターである。
お二人を送り出した夜、山根恵美子さんのご逝去を知ったのだった。
平成7年ごろ…。まだまだ命危うい頃の私と金つなぎの、ほんとうに良き理解者にして、力強いサポーターでもいらした恵美子さん。
小柄な体いっぱいに、ボランティア・マインドを漲らせて、いつも明るく前向きだった。
恵美子さんへの鎮魂の一文を、モノ書きの私が恥ずかしながら、今は書けない。
お嬢さんに「さくらのblogで書きますから」と言い「母も喜びます」と言われたのに、今は、書けない。
書けないほどに深い悲しみが、この世にはあるのだ、とお伝えするのが精一杯…。
12月14日も、昨日にまして冷え込み、小雪ちらつく。
全国各地でも、雪の被害相次ぐ。
今日15日は、郵便局に行った帰途、アピタでガンナオチャウモンちゃんへのお見舞いにさくら模様のお茶碗や湯飲みを買う。
10月22日のblogに「先客はガンナオッチャウモンちゃん。このところ、新たなガンがお臍の下に顔を出し、なにしろ血管集中個所だけに、手術が難しく、恐怖心のみがつのる…。彼女ならずとも恐怖と不安の日々。仕事のついでだけれど、宜しければ…とお誘いして、今夕のディナーと相成った次第だ。」と書いた彼女が、12月初旬に食欲不振など不定愁訴で入院したのだ。
10日間イギリスに行っていた間の病友の出来事に、人生が凝縮してみえた。
私にとっては、たった10日間。けれど彼女には、されどされどの10日間。
ガンナオッチャウモンちゃん、負けないで!
きっと良くなる、必ず良くなる。 明日、お見舞いに行くからね~!
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