さくらの日々是好日

余命半年から生還♪今年21年目の【金つなぎ勝ち抜きRoad】を走り続ける、多重がん患者の病老の日々や患者会活動をご紹介!

♪ 「ビブグルマンは思い出せるのに、ミシュランが思い出せないのよ」、「思い出せるまで、思い出しましょう!!」

2022年05月03日 22時57分47秒 | さくら的非日常の日々
5月3日(火)  憲法記念日

GW中日の今日は世間さまがお休みだから、さくらにも平穏無事な休日となった。

午後、5月22日に予定されている『第12回 名張で学ぶがん医療』のチラシのポスティングに回る。
次男の学友・けいこちゃんのお宅の前を通ったので、お一人暮らしの母上の安否を訊ねがてらチャイムを鳴らした。

「あらぁ、お久しぶり~。 訪ねてくださってうれしいわ。 私、昨日、眼の手術したばかりなのよ」。 けいこちゃんの母上は、さくらと同い年。 早くにご主人を見送り、今もお一人暮らしなのだ。

そのせいか、言いたかったことが有り過ぎて、「コーヒー淹れるから、10分だけ上がって行って!」と誘っていただき、いつもながら誘われて【否】を言ったことは一度も無いものだから、今日も10分のはずが、30分!

眼科の帰りの楽しみは、美味しいランチをいただくことなのだけれど、「息子と駅前のホテルのランチ、値段相応のイマイチ・ランチだったわ」って。

二人とも鰻が好物と判り、郷里・松阪の「わかや」をご紹介した。
お若いご主人が、「さくらの小学1年生時の恩師・中谷久美生先生の、後年の教え子さん」で、先生にご紹介いただいた。

まことに美味馥郁の鰻を供されるわかや、「はい。 東海地方で1軒だけ選んでいただいたビブグルマンが、密かな誇りです」と店主が胸を張っておられた。

「ビブグルマンって、どういう意味? たしか、もうひとつ、三ツ星とか四つ星とか言う呼び名もあったわね?」
二人とも、どうしてもその呼び名が思い出せず、さくらはそのまま、夕ご飯の買い物に行き、その間もずっと脳内に検索サーチを掛けていて、1時間後にとつぜん、頭に100㍗の明かりがついた。
「そう! ミシュラン!!」

最近、ひとやモノの名前をど忘れすることが増えてきた私たちの世代。 思い出すまで思い出す努力をするのが認知症予防になるんですって。
「どうしても思い出せないときは、新しく覚え直せば良いのです♪」、世界的な疫学学者の田島和雄Dr(洗心福祉会美杉クリニック 院長ほか)の名言も、高齢者に勇気を与えてくださる。
                                 
夕ご飯に招いた長男が「結婚記念日、おめでとう! 59回目だよ」って。

亡夫とは、抗がん闘病中の病院で息子たちから「真珠婚式、おめでとう♪」と祝われ、バラの花束を抱えて二人で記念写真を残したものの、その頃私は、尿路感染の結果腎機能を冒され、激烈な腰痛に苛まれていた。

がん終末期の激痛を体験しているようで、死と苦痛の恐怖に心底怯えていた。
けれどもいま、死も苦痛も、甘んじて受け入れて死んで往ける自分が居ることを喜びたい。

ひとは、心を変えれば生き方が変わり、体が変わる。
「心を変えるには、どうすれば?」と多くの皆さまから訊ねられるけれど【さくらの答え】は実に簡単です。

心を変えるには、言葉を変えましょう!」
がんや難病を病んだ私たちの人生は【二者択一の途】を行く旅なのです。
治るために、生き延びるために、YESかNOの選択を正しく選んで、言葉を変えて生きましょう。

きっと良くなる、必ず良くなる、ご一緒に!!
                   

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