
4月17日(火) 晴
うらうらと温かい一日。
新聞を取りに出てそのまま内庭に回り、目につく大きな雑草を抜いたりする。
裏庭に回ったら、あらら。
はや、杉菜とどくだみがびっしり!
今は亡き恭子ねえさんが、がんに効くからと言って乾燥杉菜を送って来てくれたのをきっかけに、亡夫は近所の野原で杉菜を採取してきて庭に植えた。
同時に園芸店でどくだみを取り寄せ、杉菜と共に植えてくれた。
今よりもう少しヒマがあったあの頃は、杉菜を乾燥させ、どくだみも梅雨のさなかに洋間の衝立にどくだみの束を掛け、扇風機を回して乾燥させて呑んだりしていた。

「季刊・金つなぎ」34号の原稿を推敲しながら、桜の硝子カップで杉菜茶をいただく。
青臭いにおいとそこはかとない若草色が、春の生命力を与えてくれる。(…ような気がする♪)

百貨店で買った、お気に入りの硝子製ティーセット。
ポットにもカップにも、桜花が華やかに揺れている。
硝子にエッチングを施したもので、1セット1万5800円だった。
まだまだ体に自信の持てない7年前に買ったのだけれど、高い? 安い?
あの頃、値段は気にならなかった。
欲しいものを手に入れて、心が喜びたいとそんなことを願っていた。
今はもう、欲しいものがほとんど無くなり、これって、うれしいことなのか、悲しいことなのか。
ん~、多分淋しいことだと思うよ。
うらうらと温かい一日。
新聞を取りに出てそのまま内庭に回り、目につく大きな雑草を抜いたりする。
裏庭に回ったら、あらら。
はや、杉菜とどくだみがびっしり!
今は亡き恭子ねえさんが、がんに効くからと言って乾燥杉菜を送って来てくれたのをきっかけに、亡夫は近所の野原で杉菜を採取してきて庭に植えた。
同時に園芸店でどくだみを取り寄せ、杉菜と共に植えてくれた。
今よりもう少しヒマがあったあの頃は、杉菜を乾燥させ、どくだみも梅雨のさなかに洋間の衝立にどくだみの束を掛け、扇風機を回して乾燥させて呑んだりしていた。

「季刊・金つなぎ」34号の原稿を推敲しながら、桜の硝子カップで杉菜茶をいただく。
青臭いにおいとそこはかとない若草色が、春の生命力を与えてくれる。(…ような気がする♪)

百貨店で買った、お気に入りの硝子製ティーセット。
ポットにもカップにも、桜花が華やかに揺れている。
硝子にエッチングを施したもので、1セット1万5800円だった。
まだまだ体に自信の持てない7年前に買ったのだけれど、高い? 安い?
あの頃、値段は気にならなかった。
欲しいものを手に入れて、心が喜びたいとそんなことを願っていた。
今はもう、欲しいものがほとんど無くなり、これって、うれしいことなのか、悲しいことなのか。
ん~、多分淋しいことだと思うよ。
子どもの頃、夢中で袴取りをしたことがなつかしいです。