日本の七十二候
閉塞成冬
空寒く冬となる
広がる冬の雲に万物が塞がれる
空を塞ぐように重く広がった雲が、まさに冬の天気となってきたという
様子を表した言葉。海側のこの時期の空はこの表現が
ぴったりと当てはまる。
紅葉劇場もそろそろエピローグを迎えようとしている。
12月6日に訪れた昭和記念公園の様子をご覧下さい
コナラ 小楢
ブナ科 コナラ属 ゆめひろばで見かけた
幹はほぼ直立し、樹形は不揃い。樹高は15m以上にもなる。
クヌギとともに里山の雑木林の主要な木の一つである。
花木園売店横で見かけた
イロハモミジとのコラボレーションがすばらしい
暖流ひろば
こもれびの丘
みんなの原っぱ北側
紅葉は黄色から黄褐色になることが多いが、コナラの不思議なところは
同じ条件でも木によって黄色になったり赤色になったりする
鋸歯(葉の縁にあるギザギザ)はおおぶり
葉先に近い部分で葉幅が最大になる。
イロハモミジ 伊呂波紅葉
イロハモミジ 場所・・第一サークル付近
ムクロジ科 カエデ属 落葉高木でイロハカエデなどとも呼ばれる
幹はやや傾き、枝を横に広く伸ばす。 樹高10m前後
場所立川口サイクルセンター付近
場所 暖流広場レストラン付近
身近な雑木林や山地の湿った場所によく生える
イロハモミジの紅葉は赤がほとんどだが、中には黄色に紅葉(黄葉)
するものもある。環境などの生育条件や個体差によるものだが
黄色のイロハモミジもなかなか美しい
ドウダンツツジ 灯台躑躅
ツツジ科 ドウダンツツジ属 場所カナール東端
丸い株立ち樹形になり、樹高2m前後。
彩度の高い紅葉が観賞できる樹木の一つ。
本州・四国・九州の岩山に自生するが、目にする多くは庭木などで
植栽されたものである。
場所 花木園・さくら橋付近
名前のドウダン(灯台)は、枝分かれする様子を
昔の結び灯台に見立てた「トウダイ」に由来
直線的に伸びる枝と、その先に車輪状に集ってつく5枚前後の葉
このパターンを何度も繰り返して伸びる。
クヌギ 櫟
ブナ科 コナラ属 場所 総合案内書横
幹はコナラに比べるとよく直立し、樹高15m前後になる
クリによく似た葉を持ち、秋に丸く大きな堅実(ドングリ)をつける。
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本種の葉は細長くて大きいので比較的特徴をつかみやすいが
同じブナ科のアベマキ・クリとよく似ており、これら3種を
葉だけで見分けられれば上級者
今日は二十四節気
大雪
暦のうえでの冬は11月7日から2月3日までのこと
二十四節気では
立冬・小雪・大雪・冬至・小寒・大寒
にあたります。
日ごとに厳しくなっていく寒さの中
昭和記念公園の植物は静かに耐えて、
温かな春を待ちわびているのです。
紅葉劇場もそろそろ幕を閉じる時期がやってまいりました
これから冬の間
「冬の花」・「早春の花」だけでは数が少ないので
何か、工夫を考えねばと思っております
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