高島平発・文化的居場所「ミストラル」への夢

地域をファッション・音楽・お酒の“文化”の力で元気に!……地元に文化的な居場所作りを模索しています。

“ノブレス・オブリージュ(高貴なる者は責任を負う)”

2008年08月22日 02時26分31秒 | ●若者応援の「ミストラルゼミ」
明日の金曜は、高島平再生プロジェクト委員会の8月例会です。

現在の仕事の関係で、毎回午後5時30分からスタートする月例会には、この所欠席が続いています。

出席の楽しみのひとつに、月例会の後で「味の民芸」で行われる、飲み会があるのですが、今回も参加が出来そうもありません。

普段接することがない、留学生や若い学生の皆さんに、加齢臭までアカデミックな先生方と、ヒザを交えて話せるこのような場は、私の新しい元気の源でもあります。

今回も出席出来そうもないので、未来を担う学生の皆さんに、今までのお礼の意味も込めて、社会のあるべき姿・モラルを表した、フランスの格言をひとつ。

それがこの「ノブレス・オブリージュ(Noblesse Oblige)」です。

直訳すると「高貴なる者(身分の高い者)の果たすべき責任」という意味になりましょうか。

高貴なる者、身分の高い者、紳士たる者は、ことあれば命をも賭して果たさねばならない責任があるという、ヨーロッパ社会に脈々と流れる、精神性を表す言葉です。

日本の武士道にも通ずる言葉ですが、近年の情けない日本の社会、及び日本人に最も必要な言葉かもしれません。

本来、このような高貴な人が持つ物を、ブランド品と言います。

彼らは金に飽かせて、モノを買いません。

それだけの物を持つ、精神性と責任を持てる人だけが、ブランド品を持ちます。

大東大の皆さんには、世界から笑われないためにも、自分の文化精神性を高め、自分に相応しい物を、身に付けて頂きたいものです。

何故なら、自分自身が“ブランド”なのですから。


今日は十字架やニンニクの代わりに、数珠を体に巻きつけて、ブログを書いてみました。

お陰で祟りもなく、文章も消滅しませんでした。

やはり日本人には、ガーリックより数珠がいいようです。

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