CubとSRと

ただの日記

洗車後

2018年12月03日 | 重箱の隅
 原付乗り始めの話は一旦置いといて。

 先月二十日の洗車の日記の続き。
 「洗車をしたのだからひとっ走り!それで拭けなかったところは乾く」
 そう思ってガレージを出た。
 
 何だか妙に調子が良い。
 洗車をしただけだ。油汚れが落ちただけ。
 台所仕事で言えば、味付けが上手くなったのではなく
 「包丁をちょっと研いだ」、「まな板の雑菌消毒をしたら小綺麗に見えるようになった」
 、というだけ。
 なのに、「な~ん~て~滑らかぁ~」
 、じゃなくて
 「な~ん~で~滑らかぁ~?」。
 
 いつもの駐車場に来て、巨大植木鉢の縁、みたいになってしまったドーナツ状のベンチに座って考える。
 単純に推理すると・・・。
 「可動部分に水が入った。油汚れが水と合わさって潤滑油の役目を果たしている。だから1、2日このまま放っておけば乾燥し、すぐ錆が出て動きが硬くなる」。
 そうじゃなくて、センチメンタルに解釈すると・・・・。
 そりゃ言うまでもない、
 「洗車したからバイクが喜んでいるんだ、それで調子が良いんだ」。
 どっちを採ろう。
 後半のセンチメンタルの方、大して意味がないようにも思えるが、いやいや、後半の方こそ大事なんじゃないか。
 「バイクが喜んでる」?根拠のない思い込み??
 「洗車したからバイクが喜んでいるんだ、それで調子が良いんだ」。
 その「バイクの気持ち」を受けて、こちらも喜ぶ。うれしくなってまた洗車をする。
 当然、今まで以上に細かいところに目が向く。汚れの中に隠れてしまいそうになっている「異常」に、気付きやすくなる。メカ音痴なら、ここでバイク店に相談する。ほっとけと言われればともかく、大方は結果、善処しようとする。
 ほら、まるで恋人だ。
 「慎重に見守る」、なんて言葉遊びに終わらせることなく、間違いなく何らかの実行動に移る。

 ・・・・SRが「二十年来の恋人」、って・・・・・。それはちょっと問題だ。
 「カブの立場がないじゃないか」?
 いや、そういうことじゃなくって。 



コメント
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