中型免許を取り、GB250を手に入れてからというもの、毎日の通勤が楽しくてたまらない。少しでも多い距離を走りたい。少しでも多い時間、バイクに乗っていたい。
峠越えの道は十数キロと距離が短い。ダム湖のほとりを通る大回りの道はその約二倍。できれば毎日こっちを通りたい。何より、もう怖い思いをしなくて済む。
実際は朝寝坊のせいで、仕方なし殆んど峠越えの道だったんだけど。
勿論、帰りは大回り。
一ヶ月弱で免許を取る、と目算していたのだが、未だに納得できない邪魔(介入?)により、現実に免許を手に入れたのは一ヶ月弱どころか一ヶ月半も後の事だった。
それでもその間に(途中で挫折したとはいえ)泊りがけのツーリングにも出かけた。
「取り敢えずは通勤のために原付免許を取ろう!」から始まったことが、半年もせぬうちに、考えもしなかった、昔っからの「思いついたらじっとしておれない」性分に火を点けた。
免許を取って初めての夏。以前から思っていた信州ツーリングを計画した。
信州は高校の修学旅行で木曽・上高地・白樺湖・車山・川中島辺りに行ったことは覚えている。けど、基本、酔い止め薬のせいでバスの中では寝ていたし、あのバスの車輛毎の旗に引率されて歩き回った修学旅行だ、特にどうこうはない。
バイクに乗り始めたころはバイクブームだったわけだが、多くのライダーの旅の目的地は北海道・・・・ではなくて信州だった。
関西のライダーにとって、北海道は憧れの地。信州よりワンランク上。
北海道はフェリーで行かなくちゃならない。
鉄道で、というのはまだ始まったばかり。
飛行機にバイクを載せて、という方法も始まったが、言うまでもなくバカ高い。
「船よりも早く!飛行機よりも安く!」
というのがバイク寝台急行「日本海」通称「モトトレール」のキャッチコピー。
信州に関しては、夏になるとバイク雑誌は信州特集が定番。読者投稿記事も多く、その投稿記事の余りの面白さに遂にはそれを集めた
「信州はまだか!」
という本が作られたくらいだ。
だから、「信州に行こう!」
遅れて来た通勤ライダーは、信州を目指すライダーの一人となった。
そして、奈良・名古屋・木曽を経由して、信州戸隠へ。
峠越えの道は十数キロと距離が短い。ダム湖のほとりを通る大回りの道はその約二倍。できれば毎日こっちを通りたい。何より、もう怖い思いをしなくて済む。
実際は朝寝坊のせいで、仕方なし殆んど峠越えの道だったんだけど。
勿論、帰りは大回り。
一ヶ月弱で免許を取る、と目算していたのだが、未だに納得できない邪魔(介入?)により、現実に免許を手に入れたのは一ヶ月弱どころか一ヶ月半も後の事だった。
それでもその間に(途中で挫折したとはいえ)泊りがけのツーリングにも出かけた。
「取り敢えずは通勤のために原付免許を取ろう!」から始まったことが、半年もせぬうちに、考えもしなかった、昔っからの「思いついたらじっとしておれない」性分に火を点けた。
免許を取って初めての夏。以前から思っていた信州ツーリングを計画した。
信州は高校の修学旅行で木曽・上高地・白樺湖・車山・川中島辺りに行ったことは覚えている。けど、基本、酔い止め薬のせいでバスの中では寝ていたし、あのバスの車輛毎の旗に引率されて歩き回った修学旅行だ、特にどうこうはない。
バイクに乗り始めたころはバイクブームだったわけだが、多くのライダーの旅の目的地は北海道・・・・ではなくて信州だった。
関西のライダーにとって、北海道は憧れの地。信州よりワンランク上。
北海道はフェリーで行かなくちゃならない。
鉄道で、というのはまだ始まったばかり。
飛行機にバイクを載せて、という方法も始まったが、言うまでもなくバカ高い。
「船よりも早く!飛行機よりも安く!」
というのがバイク寝台急行「日本海」通称「モトトレール」のキャッチコピー。
信州に関しては、夏になるとバイク雑誌は信州特集が定番。読者投稿記事も多く、その投稿記事の余りの面白さに遂にはそれを集めた
「信州はまだか!」
という本が作られたくらいだ。
だから、「信州に行こう!」
遅れて来た通勤ライダーは、信州を目指すライダーの一人となった。
そして、奈良・名古屋・木曽を経由して、信州戸隠へ。