CubとSRと

ただの日記

うるさいから家出

2018年12月18日 | 日々の暮らし
 良い天気だ。しかし寒い。本来なら出たくない。
 でも、家でじっとしていたらカビが生える・・・かもしれない。
 何かしてりゃいいのだが、何かしようという気になれない。
 何で?寒いから。
 試しに床の拭き掃除をしてみたり、洗濯物、干してみたりしたが、神経痛の実感しか手応えがない。
 日記を書かなきゃ。書けない。中身がない。ネタがない。先日からグダグダ書いている免許の事だって、次は何を???でストップ。
 試しに玄関を開けてみた。一歩出てみると、何のことはない、家の中の方が寒いんじゃないか。
 だったら出るしかあるまい。
 近所の家二軒。二軒が二軒とも「解体」「新築」中。当然どちらも競うかのように喧しかった。
 二軒ともようやく新築にかかって、大方はできて内装工事に移ったみたいだ。静かになった。
 
 「これでやっと平穏な日々が戻ってくる」。
 思っていたらさらに近く、斜め前の家が解体にかかった。
 近い分、余計に喧しいが、更に輪をかけて産業廃棄物専用らしいトラックが、それも2台もやって来た。
 昨日、解体にかかった時とは違って、何か知らん、投げ捨てるような派手な音が続く。
 「随分乱暴な解体を始めたな。まあ、昔みたいに重機持って来て水ぶちまけながら壁から何からみんな力任せに引っ剥がすのに比べたら静かなもんだ」
 住宅地域だからあんな強引なやり方はできないだろうし。
 だが派手に投げ捨てる音は一向に止まない。
 「これは早々に家を出るに限る」。
 そう思って準備を終え、家を出た。
 ガレージまで降りて向かいを見ると、屋根を葺いていたスレート材みたいなのを、下に停めたダンプめがけて放り投げている。失敗して道路に落ち、砕け散ったものもある。この音だった。
 喧しさがやむどころか段々に酷くなったのは、一階の屋根から二階の屋根剥がしに移ったからだった。
 
 まとめて瓦用の梯子で下ろすより手っ取り早い。何より無駄な時間が省ける。外れて路上で割れたって、作業員のストレス発散になる程度のこと。
 何より、解体工事にかかる前に、若い者に連絡の紙を持たせ、あいさつに回らせていること。
 これをやって仕事にかかっている。
 だから、文句は言えない。
 でも、うるさい。
 うるさいから家で日記なんか書けない。
 と言うわけで、晴天ながら寒風の吹き荒ぶ中、いつもの駐車場でこれを書いている。だから、中身は、ない。
 ただ、快適な環境の中より、手がかじかむくらいの場所の方が、日記は書ける。早く終わって暖かいところに逃げ込みたいから、だけのことなんだろう。
 閑居していて不善は為さないけど、圧力を掛けなきゃ何もしない。
 いつものことだけど。
コメント
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