CubとSRと

ただの日記

誰が言う

2019年04月12日 | 日々の暮らし
 あっ。気が付いたらもうこんな時間だ。
 今日は買い物に行かなきゃと思ってはいたけれど、この数日の急な冷え込みで腰が痛くって。
 じっとしてたってマシになることは無い。逆にいろんな理由で身体を動かすと、痛かったところが急に治まったりする。
 だからとにかくは動かしゃあ良いんだけど、痛いのが嫌なもんだからその一歩目をなかなか踏み出せない。
 それに、やっとのことで身体を動かしたって全く効果がない場合もある。
 いや、確率で言えばその方が圧倒的に多い。
 それでも、何とかなる場合があるんだから、とうまく行った時のことを思い出して同じような動かし方をしてみても、今度は全く反応がない、なんてことも多い。それを思うと無理やりやろうとする気が失せる。
 神経痛の痛みというのはなかなか厄介なものだ。こんなだから、ただの怠け者にしか見えない。実際、怠け者ではあるんだけど。

 そういうわけで、炬燵に入って録画していたテレビ番組を見ていた。
 「ワカコ酒4」をやっていた。
 最近よく耳にする「サク飲み」と言う奴が話題になっていて、この回はラーメン屋で水餃子をアテにして紹興酒を飲む、という設定。
 
 いつものことながら「プシューッ」と、箸を合わせた手の指の股に置いて「いただきます」、の二点は気になるけど、美味しそうに肴を食べ、酒を飲むシーンはたまらない。
 水餃子はともかく、これまで一度も紹興酒を買ってまで飲みたいなんて思わなかったのに、今日は急に飲みたくなった。
 紹興酒を飲んだことは数回あるが、清酒と比べると精米をせず、玄米のままで作るんじゃなかろうか、皮まで挽いてそこに小麦を半分以上入れた「なんちゃって蕎麦」みたいで、雑味だらけのような記憶ばかり。あまり良い印象がない。

 けど、今日は何だか急に美味しそうに見えた。飲みたい。
 買わなきゃ飲めない。
 じゃ、買いに行こう。

 それで今日の一歩を踏み出すことができた。
 いつも行くドラッグストアで紹興酒を買ってきた。目的は達成した。
 達成したから、すっかり安心していた。毎日書く、と決めていた日記を書くのを完全に忘れて。
 このままじゃ「一日働かざれば一日食(は)まず」。いや、そんな立派なもんじゃないから。余計始末が悪い。
 「日記も書かない、何も考えもしない、で、よく生きていられるなぁ、この愚か者め」
 、と、罵倒される。
 誰に罵倒される?
 勿論、自分に罵倒される。
 罵倒してくれる人間さえいないんだから。

 自分で罵倒するしかないだろう。
 「お前はもっとできる筈だ!」
 って。
 なんて甘いんだ!


コメント
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